文章書く人なら是非読んでほしい著作特集

雑誌「広告」vol.414の著作特集を読みました。内容濃くてとても良かったです。
以前、著作権のことを勉強する必要があり、ビジネス著作権検定も受けたのですが、著作権検定はあくまで著作権法上の知識を身につけるためのものであり、今回の特集は、単に著作権のことだけでなく、その周辺のことやビジネスのことも記載されていました。
パクリってそもそもなんだろうか、クリエイティブコモンズとは何か、オマージュと引用はどう違うのか、ファッションにおける法的保護ってどうするのか、プロデューサーの仕事には著作性がないのかなど、気になることがたくさん記載されていました。
仕事、プライベート関係なく、多くの人にとってネット等に文章等を記載することは今後益々増えてくると思います。twitterやインスタみたいな短い文章もあれば、長い文章を書いたり、写真を掲載することもあると思います。そういう人に是非読んでいただきたいです。
今回の特集で、法的解釈が厳密に書かれているわけではありませんが、何かしらの著作物を作り、表に出していくときに、知っておきたい論点はかなり幅広く挙げられていました。詳細は自分で調べて学ぶ必要はありますが、入門書としては最高のテキストではないかと思いました。これからもときどき読み返したいと思います。
著作特集らしくコピー版も安く売っています(amazonでは、5/8現在、間も無く発売再開となっていました)ので是非見ていただけたらと思います。

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