My Bluegrass Collection #152
East Nash Grass
East Nash Grass [2021]
01 Country Blue
02 Had to Be a Full Moon
03 Time at Hand
04 Lonely Lady
05 Mountain Bluebird
06 Ridin' the Lines
07 I Just Can't Wait to Get Back Home to You
08 Timberline
09 I've Got the Right to Know
10 Watery Deep
11 Nothing Else
12 Weeks Turn to Months Turn to Years
13 Why Did You Call
14 Kitten and the Cat
ナッシュビルの東側に ディーズ カントリー カクテル ラウンジ と呼ばれる新しいライブ ミュージック会場がオープンした頃、East Nash Grass の最終的なメンバー達がナッシュビルにやってきました。2017年、James Kee はピックアップ バンドを編成し、ラウンジ で月曜の夜に定期的に演奏を始めました。やがてメンバーが固まり、East Nash Grass が誕生しました。そしてパートタイムのピックアップギグバンドとしてスタートした East Nash Grass はフルタイムのワーキンググループに成長しました。
East Nash Grass は、同名のこのデビュー アルバムで、新鮮な演奏だけでなく、独創的な音楽を披露しています。14曲のうち8曲はバンド メンバーが作曲したものです。
このグループでよく知られている2人は、バンジョー奏者の Cory Walker とドブロ奏者の Gaven Largent です。 Walker は、マウンテン ハート、ザ スティールドライバーズ、デイヴィッド グリアなどと共演しています。 Largent はグランド オール オプリーで演奏しただけでなく、ブルー ハイウェイ、デイリー & ヴィンセント、ダン ティミンスキーとステージに立ち、一流の弦楽器製作者としても名声を築いています。
他のメンバーは、複数の州でチャンピオンになったフィドラーの Maddie Denton 、Ricky Skaggs と5年間一緒に過ごしたベース奏者の Jeff Picker 、マンドリン奏者の Harry Clark 、バンド結成を呼びかけたギター奏者の James Kee です。
Maddie Denton , Gaven Largent , Harry Clark は、現在 Dan Tyminski Band のメンバーでもあります。
コロナ禍中の録音でしたが、アルバムはしっかりと作られおり、Largent が供作した 05 Mountain Bluebird , 03 Timberline そして Kee の 11 Nothing Else は特にいい出来です。
New Town で活動した Kee は 02 Had to Be a Full Moon も書き、Jason Owen と共作した 09 I’ve Got the Right to Know も書きました。 Owen は他に3曲を提供し、2曲でハーモニーボーカルを担当しています。 Clark は 03 Time at Hand を書きました。Stanley Brothers の 14 Kitten and the Cat は楽しいアレンジに仕上がっています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?