🌙Road to Moon その2

前回までの話

"Road to Moon　その1"  では、私がワンアスをはじめて知ったときにはそれほどハマらず、最年長メンバーの脱退を機に残ったメンバーたちが不憫に思えてコンテンツを見始めた、というところまで書きました。

ひたすら楽曲が良い

そのころだったでしょうか、YouTubeで流れてきた　it's Liveの「Black Mirror」を見ました。ファンキーなベースの上に甘い歌声がのったダンサブルな一曲。とにかく曲がいい、そして被せなしの生歌もすこぶるうまいということに気づきました。it's Liveシリーズは、K-popグループと生バンド、生歌で構成されているコンテンツです。
彼らのパフォーマンスは、バンドサウンドにとても生きていました。それはライブに強いグループだということの証でもありました。音楽好きにとって、やはり楽曲の良さ、確かなライブパフォーマンス力はかなり優先度が高い項目です。

it's Liveの「Black Mirror」

この動画を気に入り、同シリーズのワンアス出演回を探して見てまわりました。すると1年前はMVを見ても正直そこまでピンとこなかった「月下美人」が、ハッとするほど、すばらしい楽曲だと思うようになったのです。

it's Liveの「月下美人」

こちらは破壊的でエレガントなBring it on 

it's Liveシリーズを見ていくうちに、どれも本当に質が高く、楽曲がよく、パフォーマンス力の高いグループだという印象を強めていきました。

ショッピングモールでのハイクオリティすぎるパフォーマンス

そのころでしょうか？YouTubeおすすめで流れてきた、その時点より半年ほど前に横浜で行われた新曲のリリースイベント(以下リリイベ)の動画を見て私は驚愕しました。ショッピングモールの小さな特設ステージで2曲パフォーマンスをしている彼らの映像でした。……は？？？
私は混乱しました。かなりハイレベルだったのです。これは、こんなところで見ていいパフォーマンスじゃないでしょう？？？どういうこと？？？

横浜リリイベ動画(引用失礼します)

歌は音源のようでしたが、ダンスはとても優雅でパワフル、こんな小さいステージこのクオリティ、まさにプロ。Kアイドルすご！！！当時のツイートはこちらです。

ワナスくんのリリイベ、ショッピングモールの吹き抜けの上段からBlack MirrorとNo Diggityの2曲を撮影した動画がYouTubeにあがってるんだけど(撮影可)、え！このレベルのものをここで見せるの？本当に？だった。特に2曲目のNo Diggityはすごかった。

— に🎈 (@Xj1FxNG0Tv1QhrU) November 13, 2022

しかし、なぜこれほどの実力があってこの扱いなのか…解せない気持ちでした。ワンアスが大手事務所に所属するアイドルではない、という事情についてはこの時の私はまだよく知りませんでした。当時の私の最推しであるBTSはもはや最大手事務所の看板グループだったので、まったく別の状況におかれているアイドルへの想像力はなかったのです。

とうとう気になる人が出てくる

とはいえ、このころまだBTSのARMY自覚の私は、バンタン関連の供給に追われて、正直、細かいエピソードはおなかいっぱいであり、最近気になってきたワンアスについても、まずはグループとしてのコンテンツや、楽曲のみをゆるく追いたいなと思っていました。

バンタンはメンバーの人となりが過去の様々なエピソードで感じとれすぎてしまって、新しいコンテンツに触れたときにも急にデカ情緒になりがちなので、ワナスくんはなるべく個別エピソードを知らないままで1年くらいコンテンツのみを追っていたい(希望)

— に🎈 (@Xj1FxNG0Tv1QhrU) November 11, 2022

まだまだ謎に余裕が感じられます

そんなわけで、メンバーについて知りたい欲をセーブしながらワナスくんのコンテンツに触れている私。さすがにイドくんは目立つので名前おぼえたんだけど、なるべく情報入れないようにしてるのに、どうやら私の目が追いがちな人がファヌンくんだということが分かってきてしまった(もう？)

— に🎈 (@Xj1FxNG0Tv1QhrU) November 11, 2022

ところが、あえて個別に見ようとしていないのに、真ん中で踊っているひときわ小柄で機敏なメンバーを知らず知らずのうちに、私は常に目で追っていたのです。それがのちに溺愛することになっていく、ワンアスのメインダンサー、ファヌンでした。

その3に続く

#ワンアス #ONEUS #K -POP