半音下げドロップDの可能性
ギターのチューニングは
六弦から EADGBEに合わせるのを
レギュラーチューニングと言われていて
私自身も9割以上
ギターのチューニングは殆どレギュラーで
すましている。
個人的な好みでいえば
ダウンチューニングを施すと
当然のいつもの場所でいつもの
音程が出ないので、
なにかやりづらい気はしている。
しかも弦の張力が下がるので
弦を振動させたときの
振幅が大きくなり
右手での感触がいつもと違い
違和感を感じる。
故にあまりダウンチューニング自体
好みでない。
演奏をE♭KEY A♭KEYで求められても
まずはレギュラーチューニングで
演奏する事を目指す。
もしかしたら半音下げや一音下げの方が
運指が楽になる可能性もあるが
まずはレギュラーで弾こうとしてみる。
アレンジを決める段階や
ボーカルのKEYが変更になる可能性があれば
尚更ダウンチューニングでの対応は
ややこしくなるのであまり好みでない。
譜面上もKEYがEの曲という風に書いてあるのに
音源は半音下げのKEY E♭
で書いてあるのも譜面上
KEY Eのままの方が譜面的に楽な気は確かにするが
実音E♭なら譜面もそれに従い表記してほしいとは
考えている。
しかし 最近半音下げをし更に6弦を一音下げる
チューニングの曲に触れてみた。
実音表記すると
6弦から C♯A♭D♭G♭B♭E♭
半音下げドロップDチューニングというのか?
(でも6弦C♯だけど・・・)
そうしたら 前から理解はしていたが
パワーコードの構えが
6弦と5弦が同一フレットになるで
リフ作成が横の動きもしやすい。
レギュラーチューニングでは弾きづらい
重ためのフレーズが弾ける。
さらに張力が落ちているので
音色的にも重さを
感じる。
ドロップDチューニングは
重たさをテーマにしている楽曲を
表現しやすい気がしました。
この事は理解していた。
しかしあまりきちんと向き合った事がなかった。
ドロップDチューニングを通して
近い将来重たさをテーマにしている
曲を作ってみたいな思いました。
私が今回触れた曲は
ここでは公表しませんが
以前から知っていた曲でした。
知った当初は
私見ですがノイズ交じりで
フレーズもシンプル
昔からカッコよさは感じていましたが
改めて聞いて
昔は感じなかったことが
色々出てきました。
ドロップDをはじめとする
ダウンチューニングに自らの
感性を通してみたくなりました。