布団で寝てほしい
子が寝た。
布団に置くか…
でも抱っこしておくと
長く寝るだろう。葛藤。
置くことに成功した時、
昼寝の平均は30分。
やりたいことやって楽しむか、
家事をするかでまた葛藤。
結局どちらもはかどらないまま終了。
物音をたてないように
暮らすのももう疲れた。
ホッとする時間は
どこにあるの?
起きて
機嫌よくない時は
家事をしては
メリーのボタンを押しに行く。
私はなにをやっているんだ。
こうしている今も
優雅に
スマートに
育児してる人がいるのだろう、
という妄想が
自分を苦しめる。
「今日寝なかったら、明日寝るさ」
というパパの言葉は
今、思うと本当にそうだな。
パパは育児に向いてるよ。
私が逃げようとするほどに
子どもは
抱っこを求めてくるような気がする。
見透かされているような苦しさを感じる。
もうだんだん、愛し方を知らない私を
子どもが
導いてくれているような気がしてきて、
私が頭で考えるより
娘の方が
なんでも知っているような
そんな気がしてきて
髪ふり乱して
わが子に振り回されてみた。
スマートな育児じゃなくても
育つもんだ。
逃げ腰ではあるが
がっつり向き合えた。
こうしたら
いい子に育ちますよ
楽な子になりますよ
が、気になり続けたけど
自分に合わない方法は
血が通ってないように感じたし、
心を鬼にするよりも
目の前のことを地道にやっていく方が
性に合っている。
抱っこして
おっぱいあげて
泣き止んだ。
その繰り返しで
私たちは親子になっていくのだから
近道を探すのは、
もうやめた。
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