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姉さん、大変です! 急落です!

寄り付き後、「ISPEED」のお気に入りに登録した銘柄たちは、まったく寄らない。朝イチの数分で「午後3時の結末」は何となく想像できた。
覚悟していたけれども、ここまでひどい金曜日になるとは。

日経平均マイナス寄与度ランキング(8月2日)
東京エレクトロン       -361.40
アドバンテスト        -143.84
ソフトバンクグループ     -134.75
信越化学工業           -92.35
TDK              -83.75
ファーストリテイリング      -74.54
テルモ              -57.93
リクルートホールディングス    -53.84
ダイキン工業           -44.95
ファナック            -40.54

出典:日経平均 寄与度 ヒートマップ https://nikkei225jp.com/nikkei/

マイナス寄与度上位10銘柄で1,087.89円の下落。225構成銘柄で上昇したのはわずかに6銘柄(コナミ、日本ハム、アステラス、ZOZO、武田、日本製鉄)のみ。
現物ホルダーとしては、まぁ、そこそこ動揺するものの、慌てて手当てする必要もなく、特定口座・NISA枠内関わらず、保有銘柄は動かしたくなかったため、ただ、ただ、売りに押される板の様子を眺めるのみだった。
後場、一部の銘柄を買いに行こうとも思ったが、追証組の動きは週明けまで引っ張るだろうと思い、結局何もしなかった。

「円キャリートレード」がついに逆回転を始めたのか? 商社を思いっきりつかんでいるバフェットさんはどう動くのだろう? 金利上昇が現実化する中人気化していた銀行株まで巻き込まれる相場とはいったい何なのだ? などなど、頭の中を様々な字幕が通り過ぎる。
2日終値に基づいた日経採用銘柄のPERは14.90倍と、「大台」を割り込んでいる。為替レートが円高方向に向いている中、輸出系企業の「下駄」もだいぶ薄くなるか、もしくは「逆ザヤ」になるくらいのレベルにあるため、株価が下がっても、企業業績が同じくらい減速してしまえば、PERのみをもとに「割安だ」なんて言えなくなるかもしれない。
こんな悪夢の金曜日の引け後に任天堂も難しい決算を出してきた。
週明けの寄り付きは、どんな雷が、鳴り響くのだろうか。

下記、記憶のために。

日経平均の下落幅
3,836円 1987年10月20日 21,910 ブラックマンデー
2,216円 2024年8月2日  35,909
1,978円 1990年4月2日  28,002 円安・保険会社保有株売却観測
1,569円 1990年2月26日  33,321
1,473円 1990年8月23日  23,737

日本経済新聞 2024年8月3日朝刊「きょうのことば」


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