先日ツイートした妊娠した友人の彼氏に対して、怒りがおさまるどころか日に日に怒りが増しているような気がする。
何なんだ本当に。ポッと出のくせにわしの大事な大事な友人を奪いやがって!こちとら中学からの付き合いだぞ…!飲みにも誘えなくなったじゃねえか!(妊娠中の飲酒ダメなので)
まぁ友人の方にも非があったのかもしれないし、彼女は「何も問題はない」と言っているし、私が首を突っ込むことではないのかもしれない。「中学からの卍」と大マウントを取ったところで何も変わらない。

しかし、1つ気になることがある。彼女は自分が妊娠していることをSNSで発表はしていないものの、いわゆる「匂わせ」のようなものはしている。この前なんか「戌の日参り」という安産祈願に出かけた様子をインスタのストーリーにあげていた。
が、男が一切出てこない。それ以外のストーリーにも一切出てこない。妊娠する前のプラトニックなお付き合いの様子も一切見たことがない。
俺だけかと思って、3人でよく遊びにいくもう1人の友人に彼氏の写真を見たことがあるかと聞いたら、無いとはっきり言った。
この友人は、楽観的な考え方の持ち主で、彼女の妊娠についてもあまり気にしていないのではと思っていたのだが、「ほんとにどうしようもねえ奴だよな、どうしよ、(彼氏もとい旦那に)会いたくねえんだけど笑」と予想に反して私と全く同じ考えだった。

彼女は相手について「6つ歳上のちゃんと安定した収入がある人」、「両家の顔合わせもした」と言っていたが、心から喜んで私達に紹介できる人ではないんじゃないかと私は不安でならない。というか収入があっても避妊に失敗するような男は全然ちゃんとしていない。そんなち…陰茎は切り落としたいくらいだ。

ただ、彼女の考える「人生の幸せ」が「結婚・出産」であることは確かである。分かりやすいお嫁さん願望だ。
成人式後の同窓会にさかのぼるが、1人の同級生が子どもを連れて来ていた。彼女は中学のときから(めっちゃ偏見だけど)子どもを早く生みそうな子だったし、風の噂で母になったと聞いていたので私は何も驚きはなかった。
しかし、現在妊娠している友人は、その子のことが中学時代嫌いだった。風の噂で聞いていたとはいえ、やはり目の前にすると恨めしかったのか、同窓会後、仲のいい奴らで飲んでいる時に「私より早く幸せを掴みやがって」とこぼしていた。そういう意味では、「幸せ」を叶えることができたので「おめでとう」なのだが。

私はまだ心から「おめでとう」は言えないが、彼女のことを心から愛している。友情で子どもをつくれる世界線だったら多分5人は彼女との間に子どもがいるくらいには愛している。自分で書いてて気持ち悪くなったけど本当だ。
だからこそ切実に幸せになってほしい。

私も友人も今から「出産祝い何にする?」と話をするくらい「赤ちゃん」に会える日を心から楽しみにしている。