「Pitch Deck Meeting」機能のリリース

upto4コミュニティの皆さま、棟兼です。

この度、サイトリニューアルを実施し、「Pitch Deck Meeting」という機能をリリースさせて頂きました。

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本noteでは、前半で新しい機能の特徴や利用イメージについて、共有をさせて頂きます。後半では、今回のリニューアルの背景となりました、upto4コミュニティが目指す世界観について、言語化をしましたのでお送りさせて頂きます。

また、創業期のスタートアップを支えてくださるコミュニティの皆様に、改めて感謝申し上げます。全てのコミュニティメンバーの方々に、スタートアップからのご相談が届かれていませんので、コミュニティの活発な活動状況が分かりづらいかと思います。現在のコミュニティの状況についても最後に少し触れさせて頂きます。

「Pitch Deck Meeting」機能の特徴

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Pitchとは、スタートアップが自身の製品やサービス、事業展望などを紹介するプレゼンテーションのことです。その際に使う資料を、Pitch Deckと呼びます。「Pitch Deck Meeting」という名前をつけた理由は、その名の通り、スタートアップが仕掛ける事業について、話し合う場を持って頂きたいからです。

Pitch Deckに描かれた今後の展望や未来予想図について、創業者から説明があり、情報交換をしたり、意見交換をするリラックスした雰囲気の中で会話ができる場です。

そして、創業者は何かしらのサポートを求めています。どのようなサポートを期待しているのか、単なる情報交換だけではなく、事業に具体的にどのように関わるのかを相談して頂きたいと思います。

<Pitch Deck Meetingのアジェンダ>
・創業者から、事業やビジョンについての説明
・直近でサポートして欲しいことについての説明、相談
 (リラックスした雰囲気で質問や意見交換!)

このコミュニティが目指す世界観

いきなり結論ですが、「エグゼクティブの皆さんが、新しい事業機会やテクノロジーについて、気軽に情報交換し、ディスカッションする文化を作ること。」そのような世界観を持っています。

昨今、新しい産業の創出に、研究力の向上やスタートアップの活躍が欠かせないことが認知され、国の動きも加速しています。10兆円規模の大学ファンド設立が大きな話題となりました。

少し端折らさせて頂きますが、新しい産業の創出には、アカデミア、大企業、スタートアップ間の人の流動性が高まることが重要でないかと考えています。(釈迦に説法ですね、申し訳ありません。)

米国ではすでに一般的ですが、エグゼクティブの方々が、新しい事業アイデアについてカフェで話し合ったり、夕方以降やお休みの際に、ボランタリーで創業に携わったり、日常に新しい事業・くわだてに触れる機会があります。

これは、共同研究などが盛んでアカデミアと大企業間の行き来が多いこと。また、年間1,000社以上の大学発ベンチャーが生まれ(日本は約200社程度)、友人がスタートアップにいることが当たり前であること。いわゆるエコシステムが既にあります。

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出典:AUTM 2020 Licensing Activity Survey

”新しい事業について気軽に情報交換すること” こんな機会を日常にしていくことが、今、必要なのではないかと思っています。

<コミュニティが目指す世界観>
エグゼクティブの皆さんが、気軽に事業機会について情報交換できる、そして少し事業に加わっている日常。

コミュニティの現在

このコミュニティにご参加をお声がけさせて頂いている皆様は、第一線で活躍される素晴らしいご経験をお持ちの方々です。

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このグラフからはわかりづらいですが、、創薬研究の最先端にいらっしゃる方、製造業の技術革新を支えてこられた方、グローバルにマーケティングされている方、トップコンサルファームで日々経営課題に取り組まれている方。様々なスペシャリストの方々がいらっしゃいます。

「こういう機会待ってました!」私たちからの突然のお誘いに、このように返信を頂くことの多さに驚いているとともに、心から感謝をしています。(突然連絡させて頂くので、怪しいですよね。すいません。)

本業があるのでボランタリーでサポートしてくださる方。副業に積極的な方。将来スタートアップへの参画に関心のある方、様々な方がいらっしゃいます。私たちは人材紹介エージェントではありません。お好きなスタイルで、スタートアップの直面する経営課題をサポート頂けると幸いです。

最後に

今後も、皆さんがお好きだと思われる、創業前後の、まだまだ事業が固まっていないアーリーフェーズの、世界を変えるようなミッションのスタートアップ創業者にコンタクトして参ります。引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。

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