Note 106: YouTuberはじめました

さいきんはnoteをサボっていて、YouTubeをしばらくやっていた。
理由ははっきりしていて、テニス肘である。

まあ、これが、治らない。
罹患したのが昨年末だから、完全に半年以上痛い。
もう、太っているから体が重いとか、目が悪いから字が読みにくいとかと一緒で、痛みと折り合って生きていくしかないのかな、という気がする。

しかし、痛い。
人間ってダンドリ悪くて、目と手に負担が掛かりすぎだ。
ぼくは特にIT系デスクワークで、手が使えないと商売あがったりで、飢え死にしてしまう。
だから、ブログなんかであんまり手を使っていないのだ。

それで、YouTube動画を何本かアゲてみた。
ほぼ興味があることについてしゃべるだけの内容である。
ぼくは大脳のブローカ野(や)が異常に発達しているらしく、マシンガントークで、喋りだしたら止まらず、周囲に迷惑を掛けている。
前からこの能力というか、体質を活かしたいと思っていた。

それで、無編集でやっている。
いぜんはちゃんと編集をしていた。
「りくちゃんねる」のりくちゃんが案件動画で紹介しているPremiere Rush CCを使っていた。
月千円でサブスク。

本家Premierの簡易版で、使いやすいが、それにしても面倒くさい。
編集というと、画面を切り替えたり、絵を差し込んだり、効果音を入れたりというのを浮かべると思うが、それ以上に必要なのがカット編集だ。
言い間違いを直したり、言葉に詰まっているのを切り取ったりする。

カット編集だけだったら、Vrewというのも使える。
本来はAIを使ってテロップを入れるのに使うのだが、カット編集だけのために使ってもいい。

あと、DaVinci Resolveという無償のやつも有名だが、試してない。
ちゃんと使うならこっちかなという気がする。

Premiere Rushに大きな不満点があるのは、Adobeのサイトを始め、スマホで編集する前提の使い方紹介動画が多いということだ。
スマホだけで動画の編集する人っているのかなと思うんだけど、最近はそういう人多いらしい。
頭がいいっていうか、若いんだろう。
で、みんなスマホで動画を見ているので、その方が見やすくなるんだろう。
でもやっぱPCでやった方が速いと思うよー。

がっつり編集したら、どれぐらい時間が掛かるか。
ものすごく見やすい動画を出すYouTuberさんが、10分の動画を作るのに10時間掛けると言っていた。
そりゃそうかー。
でもそれは、専業で、収益化できているからできることだ。
サラリーマンの副業では無理だ。

それで無編集にした。
筋書きをEmacsのorg-modeで書いて、それにしたがって一発撮りで読む。

で、15分の動画だったら15分で撮り終わる、かと言うと、そうでもない。
失敗するのだ。
言葉に詰まってしまったり、読み間違えてしまったりする。
そうなると頭から読み直す。
こんなの、編集さえ出来ていたら

コンプリートしたかと思ったら40分ぐらいしゃべっていたりする。
そんな動画誰も見ないので、台本を刈り込んで短くする。
10分ジャストが理想だが、だいたい15分とか20分になってしまう。
長いよね。

これとか40分だけど最初は1時間半ぐらいしゃべっていた。
自分ながらスゴイな。
中身はそこそこ面白いから暇な人は見てみてね。。
NTT総務大臣接待問題と携帯電話の値下げ競争の関係について。

マシンガントーク人間の弊害で、ぼくは話が長い。
文章も長いのだ。
プロとして書くときも、まず必要量の3倍から10倍ぐらい書く。
それから内容を刈り込むと、内容が濃い文章になる。
文章はそれで乗り切っていたから、動画も本来編集すべきだ。
Emacsで文章を削るぐらいビデオも編集できたら、いいなあ〜と思っているのだが、ちょっとここにまだ、能力とやりたいことのギャップがあると思う。

現状は仕方ないから、台本を編集しながら、何回も頭から撮り直している。
結局15分の動画を取るのに、3時間ぐらい掛かったりする。
だったら編集のテクニックを覚えたほうがいいかもしれないが、一発撮りは一発撮りでいいところがあるような気がする。
話の呼吸というのがあるし、何回か同じ内容を撮るうちに台本も練れ、表現がうまくなってきたりする。
無編集YouTuberを極めたら、講演とか、スピーチとか、他のところでも役立ちそうだ。
しばらくはこれで行こうと思う。
暇でしょうがない人は見てください。

(この項終わり)

会社員兼業ライターの深沢千尋です。いろいろ綴っていきますのでよろしくです。FaceBook、Twitterもやってますのでからんでください。 https://www.amazon.co.jp/l/B005CI82FA