Queen's Waltz の現在の状況について

Queen’s Waltz 江波翔太郎です。

Queen's Waltzは2019年12月よりプレオープン、2月に正式オープンしたミステリーゲームの企画・制作・運営および店舗の運営を行なっている団体です。

マーダーミステリーブームに乗じて、たくさんのイベントを11月以降企画させていただき、4月は貸切だけで土日のイベントが埋まるほどでした。そして、波に乗ったQueen’s Waltzは2店舗目をオープンに控えておりました。しかし、その流れも一突然途切れることになります。新型コロナウイルスの感染拡大により緊急事態宣言が発令されました……。4月5日以降、自粛を余儀なくされました。貸切イベントも全て中止になってしまいました。店舗公演による収入がゼロです。現在も店舗公演を無期限で営業休止しております。マーダーミステリー はまだ流行りたてのコンテンツですから助成金も開業からまもないのでもらえず四苦八苦の店舗が多数ありました。うちも例外なくそうです。

しかし、マーダーミステリー業界の灯火を消さないために、各所は動き始めました。
その一つは久保よしやさん主宰の架空のチャリティ企画公演「七日と道徳」です。そちらに私どもも参画させていただき、なんとか無事に4月は生き延びることができました。

そして二つ目は、「七日と道徳」のおかげで幾ばくかの余裕ができたからか、4月から店長・江波翔太郎主導のもとオンラインマーダーミステリー Projectを企画・運営を始めました。しかしこの企画では、店長・江波は殆どお金を受け取っていません。
それは数多くのシナリオライターさんの作品を公演させていただいて、Queen’s Waltz成り立っているからです。そのクリエイターたちに作品制作、ならびに公演やパッケージ販売で利益をあげてほしいと思ったからです。
レーベルとして企画をしたら相乗効果で盛り上がってくれるだろうという見込みもありました。
そして、この辛い状況の中、続々と生み出される新作たち、クオリティの高い作品群に感動すら覚えました。
この人たちがいればこの業界はまだ安泰だと思いました。

しかし、この緊急事態宣言延長により、またもや非常に困難な状況となってしまいました。なんとかオンライン公演をしておりますが、オンライン公演は単価が安いため、雀の涙程度にしか利益が上がりません。
月々の家賃は1号店、2号店あわせて40万円、そして住居の家賃など諸経費を入れると、50万円を優に越えます。つまり2ヶ月間で100万円の支出があるわけです。

マーダーミステリー の人口は3月初め時点では店舗公演が90%以上だったと思っております。しかし今は新型コロナウィルスの影響により、5月時点で店舗公演は0%、逆にオンラインのマーダーミステリー が100%の状況となってしまいました。こうなると誰が予想できたでしょう。
そこで、考えるわけです。もし仮に6月1日以降に緊急事態宣言が解除されたとして、はたしてもともと店舗公演に通っていたユーザーが再開した時にどれだけ戻ってきてくれるか。
どれだけ勢いを取り戻せるか。

オンラインの居心地のよさ、気軽さをしって、そちらの方が合っているな、と考えた人もいるでしょう。それは否定しません。今後は必ずオンラインの需要は伸びていくと思います。
Queen’s Waltzとしてもオンラインタイトルはこれからも作っていく予定でいます。

しかし、Queen's Waltzは店舗公演をメインにやっていきます!きっと店舗公演が完全に復活するまでには時間はかかることでしょう。
ただこのままでは店舗存続の危機だと考えております。
ゆえに皆様にお願いがあります。緊急事態宣言解除の状況にもよりますが、
6月から縮小復活するかもしれないので、もし復活したら遊びにきてくださーーーい!

ここまで読んでいただきありがとうございます。復活前にお得なクーポン券などをBOOTHで販売するかもしれませんので、買ってください(笑)

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