eスポーツイベントスタッフ講師3年目
eスポーツコネクト時代からの流れでOCA 大阪デザイン&IT専門学校のeスポーツイベントスタッフ専攻の講師をしてまして、2年目がまもなく終了し次年度で3年目を迎える事になりました。
初めて迎えた1年生が卒業する年でもあり、自分自身も独立したりと色々と節目のタイミングですので文章化しておきたいと思い、noteにまとめておく事にしました。
なお、これらは個人的な理由ですが、実際のところコーリーさんが以前に同じくnoteにまとめていたので書きたくなった、が本音です。
同じeスポーツの分野といえど役割が違いますが、コーリーさんのnoteも良ければ是非見てくださいー。
ちなみにコーリーさんのは長編ドラえもんバリにストーリー化されてます。
前知識:OCA 大阪デザイン&IT専門学校って何よ?
一講師の立場なのでOCA自体の正しい説明が出来るかと言うとそうでは無いのですが、上記のリンクでチラ見せしている文章通り、ゲーム・映像・CG・アニメ・デザイン・イラストなどなど、その業界のプロの講師が「プロを育てる」専門学校です。
WEBサイト見ていたら17専攻もあるみたいですね、凄い。
前知識:eスポーツイベントスタッフ専攻って何よ?
e-sportsの大会やイベントを作り上げるスペシャリストを育成する専攻です。リンク先に書いてある事を全部が全部俺が教えているわけでは無いので注意。
また「eスポーツ」に特化しているわけでは無く、根底は「イベント制作」ですので多岐に渡って講義が分かれています。
何を教えているのか?
1年目の時に「何を教えるべきなのか」に関して割と長い時間を使って色々と考えました。別に自身は特別な学校を出ているわけでは無く、なんならまともに高校さえ卒業していないので完全に独学であり、現場オンリーで今まで生きていたので正しい知識を教えるとなると中々悩む所です。
経過は端折りますが、よくよく考えれば高校さえ卒業出来なかったのは家庭用ゲームのオフラインイベント参加や主催だったり、ネットで知り合った人間とのオフラインイベント主催が原因だったりするので、若手の時代からゲームのオフラインイベントに魂売り渡してライフワークと化しているわけです。
曲がりなりにも以来家庭用のイベントに心血注いでやってきたと自負してますし、その過程で賞金や賞品など一切存在しないただただ強いやつを決めるだけの大会に今後の人生考慮しない全リソース投資の本気プレイヤーや、イベントで繋がりが出来て元々の戦友が親友になって長年付き合いが出来た奴とかいっぱい見てきたし、技術的な云々よりもまずはそういったeスポーツの心の部分を教えるべきじゃないかと考えました。
そういえば俺もゲームのイベントやってたら結婚して子供出来て、その子供がYOUTUBE向けに動画作ったりイベントスタッフやったりと、完全に家業であり人生eスポーツですね。更に離婚まで経験させてくれるとはeスポーツ流石です。
冗談はさておき、俺の教える内容は勿論土台となるべき知識などは当たり前ですが、まずプレイヤーである自分の感覚を自信を持って信じる事。そしてその感覚は正しくもあり間違ってもいて、100人プレイヤーが居たら100人同じ考えである事は絶対に無く、コミュニティなどを通して色々な考え方を教える事が主な内容です。
eスポーツはメインディッシュにもなり、スパイスにもなるので仕事となるとそのバランス次第で成功・失敗が決定付けられるので、案件によって組み込み方が変わります。
基本は制作の時間に充てつつ、制作の時間の中で講義を進める感じですね。
どういった生徒を育てたいのか?
これは今の合同会社PDSの目指している所と=なのですが、ウチの場合だと「運営制作に合同会社PDSがあるから安心出来る・信頼出来る」という一種の太鼓判を押せるブランドを目指しています。
失礼にあたるかもしれないですが「ゲームやってるだけ」のeスポーツイベントを本当に良く見かけるようになりました。
作り手の信念や魂が見えないゲームやってるだけイベントがもしeスポーツイベントなのであれば、それはどうやら俺の知っているeスポーツイベントでは無いようです。
とはいえそれはそれで成立しているなら構わないんですが、せめてウチが関わる案件に関してはプレイヤー、更にはコミュニティに自信を持って紹介出来るような作りにしたく、このような目標を掲げています。
生徒達も同様で、OCAイベントスタッフ専攻の生徒だから信頼出来る、一緒に仕事が出来る、という信頼の部分を勝ち取れるよう育てていきたいと考えて今に至ります。
多分来年卒業式は泣きます
生徒達を預かるにあたって、大事にしていた事は子育てと一緒で特別愛情を持って接してきたつもりです。
一講師なのにどこまで感情移入しているんだって感じなのですが、元々精神論バリバリなのと優しさランクマがあれば相当上位に食い込める性格なので、フランクに生徒達と向き合いつつ将来を応援しつつ、講師としてサポートしています。
子供の小学校の卒業式の時、教室でギャン無きしてしまったので多分来年の卒業式は相当危険でしょう。今想像するだけで危うい状態です。
ゲームのイベントは非常に素晴らしい沢山の事を生み出す舞台であり、人生の半分以上そこに賭けてきて、その経験を生徒達に預ける事になるので思い入れも相当なもの。
なので、来年は生徒達を通じて答え合わせをさせてもらいつつ、今後も可能な限り教える事を続けようと思っています。
以上、講師3年目のまとめでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?