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オンラインワールドは未来への扉、皆で開けば怖くない! 「元祖IT姉さん、山岡正子のLet’s enjoy the online world~」

第1回:「コロナ禍は私が未来を拓くきっかけをくれた」

コロナ禍の新しい日常、まさか、このような世の中になろうとは!
私の仕事はキャリアコンサルタント、主な活動は集合研修の講師でした。(過去形)
新型コロナウィルスが猛威を振るう中、集合研修は次から次へと中止・延期の連絡が入り、緊急事態宣言が発令されてからの2か月間、4月、5月は仕事ゼロ!「ゼ~ロ~♪」と、どこかのニュース番組のキャッチコピーが響きわたる毎日でした。
昔の私なら、、、あ、皆さん、昔の私を知りませんよね?

簡単に自己紹介しますと、1961年生まれの59歳。
1980年代を肩パットスーツとピンヒールで駆け抜けたバブル世代です。
20代の頃はプログラマー、PCインストラクターとして働き、30代から40代は、設立からわずか5年でJASDAQへの上場を果たしたIT系べンチャー企業で管理職を歴任しました。
そのまま右肩上がりの人生だと思いきや、50歳手前で戦力外通告、50歳の誕生日に会社人生を卒業!
でも、何も考えずに辞めてしまったので、お先真っ暗、路頭に迷う日々を送ることとなりました。
なぜでしょう?
なぜならば、私は自分の人生をとても楽観的に考えていたからです。
「まあ、いっか、なんとかなるさ」
20代の転職、30代の転職は、確かに、なんとかなりました。
でも、50歳の転職は、、、なんとかなりません!
そう、自分で何とかするしかないのです。
15年間務めた会社での肩書は何の役にも立たない、ならばどうする?
私の中で唯一、キラリと輝いた資格に「キャリアコンサルタント」がありました。
キャリアコンサルタントとしてゼロからスタートしよう!
そう決心して、50歳から心機一転、修行の道へと進んでいきました。
自治体と民間でのキャリアカウンセラーとしての経験を積むために、埼玉県の女性再就職支援におけるキャリアカウンセリングを5年、リクルートキャリアでは転職希望者に対するカウンセリングに8年携わり、延べ5,000人以上のキャリア相談を受けました。
年収はがた落ちでしたが、自分の言葉が相談者の支えになっている実感がありました。
その実感が仕事に対する充実感となり、より多くの人にキャリアに向き合う大切さと伝えたいという想いが強まり、講師を目指して鍛錬してきたのです。
50代で厳しい道を選んだと思いつつ、なんとか自立して、もがき、悩み、葛藤し、学び、自己鍛錬し、仲間に助けられ、やっとここまでたどり着きました。

そんな矢先のコロナ禍での失業状態!
非常にショックで大打撃な出来事、ではあったのですが、深く落ち込んだのは最初の2か月間くらいでした。緊急事態宣言が発令された2か月間は、私がFace to Faceで会話をしたのは同居する母だけで、どうなることやら、と思ってましたが、在宅ワーク、リモートワーク、おやおや、なんだか興味深い日常がやってきたかな?
Skypeどまりだった私のオンラインの世界が、女性の友達とのオンラインパーティなどを皮切りにZoom、Teams、Webexと、あっという間に広がってきたのです。

「Zoomで飲み会!」とビール片手に友人と話すそのひと時は、地理的距離感を感じさせないものでした。
Face to Faceでは、同居している母としか話していないのに、たくさんの友人と話せている満足感。それは、オンラインでの会話が、仮想ではなくリアル、オンラインは画面越しではあるけれど、リアルな空間だからなのだと実感しました。
私の好奇心が、むくむくと顔をだして、面白がって、いろいろなツールを試していたある時
「オンラインで研修できますか?」
「はい、もちろんです!」
そこから3か月たった今、私の仕事はオンライン研修が主体となりつつあります。

「集合研修ができない」=「仕事がなくなる」ではなく、「集合研修ができない」=「オンライン研修の需要が高まる」だったのです。

冒頭に少し書きましたが、実は私は、もともとITに強いんです。パソコン姉さんです。
世の中にワードプロセッサーが出現したとき、手に職をつけたい!と感じて、会社帰りに専門学校に通いました。
転職したソフトウェア開発会社では、BASICやCOBOLのプログラマーとしてコンピュータを動かす基礎知識を学びました。
派遣PCインストラクターとして働いていたIBMでは、コンピュータのハードウェアの仕組みや仕様をたたきこまれました。
そして、ITバブル真っ盛りに働いていたネットワーク通信機器のベンチャー企業では、通信機器の知識はもちろんですが、IT創世記に様々な会社の方と協業することで、インターネットが拓く世界の面白さを時代の流れと共に実体験してきました。
「オンラインで研修ができる!」ことがわかった私を、ある人は「水を得た魚のようだ」と例えてくれました。

「仕事はつらくて当たり前」「仕事は好き嫌いでやるもんじゃない」
でも、それが仕事なのだと言い聞かせながら働いていたし、そんな自分を誇りにさえ思って生きてきました。なんてったって、バブル&昭和世代です。
そんな私も、もうすぐ還暦。
これからは「楽しくなければ仕事じゃない!」
アクセル全開でいきます!
オンラインワールドは最高です!
無限の可能性があります!
ちょっと足踏みしているそこの方、オンラインワールドへのハードルは高くありません!
高そうに感じているのは、遠くから見ているからです。
私がお手伝いしますので、一緒に飛び越えていきましょう!

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■part1:テレワークのためのオンライン環境&マナー
■part2:Zoomをミーティングで活用する
■part3:オンライン・ファシリテーション(司会進行)のポイント
■part4:オンライン採用面接のポイント
■Part5:Picture in Picture(脱・画面共有)を使ったオンライン発信
■part6:Zoomでのセミナー運営実践

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