ただ進めば至る(78) なぜ退院の日に観音寺まで行ったのか
2013年8月2日
手術をしたのはほぼ一年前の、去年の8月29日。
頑張ったよなー、三月にわたった退屈な入院生活だった。信じてたのは「いつか走れるときがくる」ってこと。振り返ってこそ、一年ってアッという間のことだけど、先を見たときに「一年しかないわ」とはなかなか思えない。長かった。いろんなリハビリ&トレーニングをやってきて、やっと走れるようになった。
ケガをしたのが2011年の10月。30キロ走してるとき「いてて!」ってうずくまった。それから2年も走れないなんて思ってもみなかった。
「走る」って、めっちゃシンプルで簡単でどんな動物にも出来ることなのに、当たり前のことなのに一歩も走れんかった。我慢するってレベルじゃない痛さだった。
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それでも諦めなかった市民ランナーの話「ただ進めば至る」
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ある市民ランナーがある日突然医師から「もう走れない」と最後通告を受けました。それはあまりに突然で衝撃的で愕然としました。暗黒の日々からふた…
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