函館記念・福島TVOP

函館記念のポイント
前走逃げ・先行した馬は7頭。割合は約44%と先行負荷がかかりそうな印象。
函館芝は例年に比べると綺麗な馬場で行われる。
ペースにも寄りますが上がり3F34秒台前半を出せる馬が有利と考えます。
展開予想
ホウオウビスケッツがアウスヴァールを押しのけてハナを取り外のデビットバローズが番手をすんなり取る。ベテランジョッキーが前に行くならペースは思ったより落ちつくでしょう。
4コーナーあたりでマイネルクリソーラやアケルナルスターがマクリを開始するとなると先行負荷が掛かる。捲った馬も外を回し過ぎて垂れている間に内差し勢が差し切る展開を想定しています。

◎6.リカンカブール
自在性がある馬で内枠差しならこの馬が浮上する。上がりが3F34台をコンスタントに使える点も評価。

◯4.グランディア
馬群から差せる競馬が得意なので人気馬の中では信用できる。上がりも使える上に先行馬のエンパイアウエストの外という枠の並びも良い。


買わない馬

1.サヴォーナ
日経新春杯は1000m通過58.3秒のハイペースを先行し、直線は伸びない内を走っていたのでハイペース適性は高そうです。トップスピードはこのメンバーの中では劣っているのでハイペース競馬になると浮上するでしょう。
父キズナ・母父スニッツェルと揉まれ弱い血統で
内枠はマイナスと考えます。

2.オニャンコポン
上がりのかかる馬場向きの差し馬と思う。距離延長はマイナスでしょう。

3.エンパイアウエスト
前走スローペースで勝ち上がったのが気になる。揉まれ弱いドゥランテ産駒がごちゃつくローカルの内枠に入ったのもマイナス。展開に恵まれることはない。



5.サンストックトン
追走力に欠けるタイプの馬ですので毎回直線で詰めては来るが勝ちきれない。
テンに流れる高速芝が得意なので、そこまで荒れていない函館芝は合いそうだが、個人的には展開的に差し遅れると思います。

7.エミュー
追走力が求められないタフな馬場になれば浮上するが…当日の天気予報は晴れと恵まれる要素は薄い。

8.プラチナトレジャー
前傾ラップになればなるほど力を発揮できるタイプの馬。今回はそうはならなそうと考えています。仮になるならば怖い存在。穴なら。

9.アウスヴァール
父ノヴェリスト・母父スペシャルウィークなら
タフな馬場が合う血統。しかし今回は逃げ・先行馬が多い構成。恵まれることはない。

10.トップナイフ
評価されている札幌記念は距離短縮ローテ・タフな馬場・和生騎手の立ち回りと全てがハマった印象。血統を見ても物凄いタフな血統ですので雨が降れば浮上するかもしれませんが良馬場では厳しいと考えます。

11.アケルナルスター
道中外から押し上げる形を取ると思います。
トップスピードではこのメンバーの中では劣るのでここは厳しいでしょう。

12.ホウオウビスケッツ
折り合い面に課題があるので距離延長ローテはマイナスでしょう。前走(巴賞)勝ったことで斤量が0.5キロ増えるのは逃げ・先行馬にとっては厳しい。

13.デビットバローズ
父ロードカナロア・母父サンデーサイレンスらしく高速馬場で位置を取れた時に好走するタイプ。
内枠なら買いたいが外枠なら軽視したいのと気性難ですので距離延長もマイナスだと思います。

14.ハヤヤッコ
展開を考えると終始外外を回されそうで厳しい。
上がりが使えない馬場ならこのメンバーなら上位だが現在の高速寄りの馬場なら厳しい。

15.チャックネイト
毎回外を回して進出してくるので今の馬場と斤量を考えたら案外伸びずということになりそうです。

16.マイネルクリソーラ
極端な枠に入ってしまった。道中マクリを入れてくる可能性があり、外差しが決まりにくい現在の馬場を考えると案外伸びずということになるかもしれない。タフな馬場なら重賞級だと思うがここは恵まれないのでは?

福島TVオープンのポイント
前走逃げ・先行した馬は2頭。割合は約13%。
ある程度の位置に付けられる先行脚質の馬が恵まれる印象です。

◎13.スリーパーダ(調教評価B 指数1.3 第9位)
距離延長が得意なミッキーアイル産駒ですのでこの条件は良い。前走千直で苦しい競馬をしただけにここは楽に追走出来そう。

◯14.サンライズオネスト(調教評価A 指数0.9 第3位)

▲6.フレッチア(調教評価S 指数1.55 第1位)



買わない馬

1.デュガ(調教評価B 指数1.1 第14位)
距離短縮で位置取りが後ろになることはマイナス。米国型で固められているので雨はマイナスでしょう。

2.サトノアイ(調教評価B 指数1.3 第9位)
距離短縮で位置取りが後ろになることはマイナス。

3.カリボール(調教評価B 指数1.2 第11位)
距離短縮後の反動が出そうなので消し。

4.エターナルタイム(調教評価A 指数1.35 第2位)
距離短縮後の反動と格下挑戦になると信用できないロードカナロア産駒ですのでここは消しで良い。

5.グラスミヤラビ(調教評価B 指数0.8 第15位)
距離延長が得意なサトノアラジン産駒の距離短縮は消し。

7.トーセンローリエ(調教評価B 指数1.2 第11位)
母父に距離延長が得意なメイショウサムソンがいるので前走より追走ペースが速くなりそうな距離短縮ローテはマイナスでしょう。

8.ロードベーリーフ(調教評価A 指数0 第7位)
苦手な距離延長と後方脚質で消します。

9.バンデルオーラ(調教評価B 指数1.5 第8位)
追走力があまりにないのでここは消し。

10.エナジーグラン(調教評価B 指数1.1 第13位)
昨年の福島TVOPも今年と似たようなレースだったが外に出すも伸びず。追走力がないのでここでは厳しい。

11.ブーケファロス(調教評価A 指数0.85 第4位)
距離延長ローテは苦手。重い芝が合うのでここは適性外かと。

12.べラジオソノダラブ(調教評価B 指数0.3 第16位)
ダートの方が向いているでしょう。

15.アビックチア(調教評価A 指数0.55 第5位)
気性難の馬の距離延長ローテはマイナスでしょう。あと斤量が1キロ増える上にこの人気ならバッサリ消したい。

16.チェアリングソング(調教評価A 指数0.35 第6位)
追い込み脚質なので間に合わないと見ています。


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