関西TVローズSのポイント
前走逃げ・先行した馬は7頭。割合は約47%。
逃げ・先行争いは逃げたいレディーヴァリューに二の足型のセキトバイーストが競りかけるも折り合い不安のため引いて隊列が出来て直線ではスローの瞬発力勝負になると予想します。
◎15.レガレイラ(調教評価S 指数1.9 第1位)
どんな馬場・ペースでも走ってくるタイプ。揉まれ弱い母父ハービンジャーなので大外枠はプラスでしょう。馬券内は硬いと見ています。
◯5.タガノエルピーダ(調教評価B 指数1.4 第10位)
この馬のベストパフォーマンスを出せる条件は「馬群がバラけた消耗戦」で阪神外回りで行われた昨年の朝日杯FSは牝馬ながら3着に好走したことからもなるべく「馬群で揉まれない形」を取りたいところ。消耗戦は得意でも新馬戦では加速ラップを踏んだことからも瞬発力もある程度こなせるでしょう。
買わない馬
1.カニキュル(調教評価A 指数0.75 第4位)
揉まれ弱いエピファネイア産駒ですので最内枠はマイナスでしょう。この馬の好走パターンは「外ぶん回し」。馬群で競馬をするよりは外を回した方が良いが、鞍上が前走の三浦特別(9頭立て)で(馬群に入れて好走したレース)手応えを感じて前走同様の競馬をしたらぶっ飛ぶの可能性がある。また母父に高速馬場血統のゼンノロブロイがいるので雨の影響でパフォーマンスを落とすと予想します。
2.クイーンズウォーク(調教評価B 指数1.0 第13位)
大飛びのキズナ産駒ですので内枠はマイナスでしょう。瞬発力はかなりあるので鞍上には直線で外に出す競馬が出来れば。
3.オーロラエックス(調教評価B 指数0.75 第14位)
父サトノダイヤモンド・母父ガリレオですのでハイペースで上がりがかかるほうが良い血統で上がり勝負は合わない印象です。またスタートが上手くない上に折り合いにも難があるので今回は消しです。
4.チェレスタ(調教評価B 指数1.4 第11位 最終追遅)
父ハービンジャー・母父ルーラーシップですのでトビが大きいのが特徴。ですので内枠はマイナスです。前走の1勝クラスでの消耗戦での競馬は強かったので今回のようなスローの瞬発力勝負は合わないと予想します。
6.レディーヴァリュー(調教評価B 指数1.3 第12位)
母ベガスナイトは24年京都金杯勝ち馬コレペティトールの母で兄のコレペティトールは上がりのかかるレースで強い馬でお馴染み。この馬もその影響が出てか逃げ・先行しても上がり3Fは35秒台と高速上がりは苦手な印象ですので今回は厳しいと思います。
7.サンセットビュー(調教評価B 指数0.7 第15位)
戦歴を見る限りは消耗戦で良さを発揮するタイプ。スローの瞬発力勝負は向かない印象です。
8.ラビットアイ(調教評価B 指数1.8 第7位)
エピファネイア産駒ですので距離延長はプラスでしょう。戦歴を見ると持久力型の馬ですのでスローの瞬発力勝負は向かないと思います。
9.ラヴァンダ(調教評価A 指数0.85 第3位)
父シルバーステート・母父ベーカバドと距離延長が得意な血統構成ですので位置取りが後ろになりそうな距離短縮はマイナスでしょう。(キレる脚はないので)シルバースタート産駒らしく揉まれ弱いので内枠を引いたら割引たい。
10.セキトバイースト(調教評価S 指数1.5 第2位)
折り合いに難がある馬ですので距離延長はマイナスでしょう。母父のFootstepsinthesandはジャイアンツコーズウェイ系で、速い脚があるタイプではないので瞬発力勝負は正直合わない印象です。
11.フレミングフープ(調教評価B 指数1.45 第9位)
母シーズアタイガーですので高速馬場向きなのは
半兄ダノンザタイガーで証明済み。雨の影響でいつもより力を出せないと思います。
12.ザブライド(調教評価B 指数1.75 第8位)
前走の未勝利戦は折り合いを欠きながらも直線では外を回してなんとか勝利。ラスト1ハロン12.1と落ちていたのでこの馬は消耗戦に強いと言えますが、距離延長と上がり勝負はこの馬に向かない印象です。
13.ハワイアンティアレ(調教評価A 指数0.75 第4位)
この馬のベストパフォーマンスを出せる条件は「前走より距離短縮・同距離の消耗戦」。
また折り合いが得意ではないタイプの馬ですので今回の距離延長はマイナスでしょう。重賞レベルでのスローペースの上がり勝負は正直合わないイメージです。
14.サフィラ(調教評価B 指数1.85 第6位)
内枠で好走傾向にあるハーツクライ産駒ですので
外枠はマイナスでしょう。距離延長で結果を出すサロミナ牝系ですので仮に前走より追走ペースが上がれば今回の距離短縮が仇になる可能性は高いと思っています。