G1・宝塚記念

宝塚記念のポイント
前走逃げ・先行したと判断した馬は4頭。(割合約31%)ある程度好位で運んだ馬が有利と考えます。
ハナを切りたい馬達(べラジオオペラ、ディープボンド、プラダリア)が内枠に入ってしまったので外枠に入った差し馬は自分から動かない限りかなり厳しい展開になりそうです。

◎7.プラダリア(調教評価B 指数1.45 第9位)
べラジオオペラとディープボンドが作った消耗戦の流れの恩恵を1番受けそうなのがこの馬。
雨で多少上がりの掛かる馬場になったのもプラス。前有利と考えているためドウデュースよりはこっちを上に取った。

◯4.ドウデュース(調教評価B 指数2.7 第5位)
父ハーツクライ・母父米国型ですので道悪よりは良馬場向きだが、思ったより雨の影響を受けていない馬場になっているので評価を上げる。いつものように捲る競馬をして欲しい。

買わない馬

1.シュトルーヴェ(調教評価B 指数1.6 第7位)
距離延長で結果を出しているだけに今回の距離短縮はマイナスでしょう。
また父キングカメハメハ・母父ディープインパクトという血統構成ですので道悪はマイナスでしょう。位置取りも後方になるので個人的には軽視したいです。

2.ジャスティンパレス(調教評価A 指数0.7 第4位)
この馬の特徴を掴んでいるルメールが乗るのはプラスも前付けさせて追走が速くなると思わない凡走をしてしまう可能性もある。ハイペースで前が崩れればチャンスはありそうだが瞬発力の無さが仇となってしまう可能性もあるのでここは抑えまで。

3.べラジオオペラ(調教評価A 指数1.35 第2位)
小回りでパフォーマンスを上げるアイドリームアドリーム系なので京都の外回り替わりはマイナスでしょう。逃げる立場なら4コーナーで捲られて消耗戦に持ち込まれると思いますので前走より追走ペース不可が掛かると凡走してしまう(追走が緩むとパフォーマンスを上げるハービンジャーの影響か。)可能性も含んでいると思うので今回は消しです。

5.ディープボンド(調教評価B 指数1.4 第10位)
思った以上に雨の影響がなくキレる脚のないこの馬にとっては厳しい戦いになりそう。

6.ヒートオンビート(調教評価B 指数1.6 第7位)
加速が遅い馬ですので2500m以上がベストと考えます。距離延長で結果を出しているだけに距離短縮ローテでタフな馬場はベストパフォーマンスを発揮できない可能性が高い。

8.カラテ(調教評価A 指数0.8 第3位)
距離延長はマイナスで今年は得意な新潟でも惨敗する有様。ここでは買いにくい。

9.ソールオリエンス(調教評価B 指数1.75 第6位)
重馬場で勝った昨年の皐月賞は衝撃だったが、あれは「道悪・ハイペース・中山の急坂・ローテーションの不利なし」とこの馬が好走する条件が整っていた。今回は苦手な距離延長ローテに加えてハイペースにもなりそうにないメンバー構成。後方追い込みでどれぐらい差を詰められるか楽しみではあるがここでは買いにくい。

10.ローシャムパーク(調教評価S 指数1.5 第1位)
この馬はかなり折り合いが怪しく前走の大阪杯も戸崎ジョッキーが抑えきれずに道中捲る競馬を選択したので今回も折り合いが付かず直線持ち出して伸びず凡走するのではないかと踏んでいます。

11.ヤマニンサンパ(調教評価B 指数1.2 第11位)
上がりは使えるが追走力が乏しく毎回最後に突っ込んでくるタイプの馬ですので、ある程度前が残りそうな展開を考えるとここでは買いにくい。

12.ブローザホーン(調教評価B 指数1.1 第12位)
雨予報で過剰人気している感じ。
父エピファネイア・母父デュランダルと距離延長が得意な血統構成ですので今回の距離短縮はマイナスと考えます。(仮に前付けしても前走より追走ペースが速くなるので苦しい競馬になる。)

13.ルージュエヴァイユ(調教評価B 指数1.5 第8位)
折り合いに難がある馬ですので距離延長はマイナスです。近走の好走パターンは「スローペースからの瞬発力勝負」が得意で低レベルなエリザベス女王杯・大阪杯は好走して当然だった。
この馬はタフな馬場で敗戦している(愛知杯・京都記念)ので週末の雨予報はこの馬にとっては厳しい戦いが強いられるでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?