G1スプリンターズステークス・狙い目

スプリンターズステークスのポイント
前走逃げ・先行した馬は7頭。割合は約44%。
外枠に逃げ・先行馬が揃っており内枠の差し馬は渋滞状態から抜け出せるかが問われるのでイン前にいる馬を狙いたい。

◎13.ルガル(調教評価A 指数1.4 第5位)
揉まれ弱いドゥラメンテ産駒ですので外枠はプラスでしょう。
外枠に逃げ・先行馬が入ってスタートは外枠主体の流れになる。内枠の逃げ・先行が有利なコースなのは承知だが、内枠が渋滞になると読むと外枠から素直に逃げ・先行出来る馬を狙うのもあり。
戦歴を見ても高速馬場を先行して押し切るのが得意で以前より人気が落ちていることでマークは薄くなるだろう。そうなると外をスムーズに追走出来るのでここは1発を狙って欲しい。

◯6.ママコチャ(調教評価S 指数1.8 第2位)
高速馬場が得意な上にどんなペースでも対応できる優等生。昨年みたいに直線で先頭集団に並びかかる競馬が理想。


買わない馬

1.オオバンブルマイ(調教評価A 指数1.4 第6位)
前走(キーランドカップ)は大外からごぼう抜きして上がり最速の3着とスプリント初参戦にして大健闘した。前走1000mでラップが緩んで差し有利になったが本番ではそうはならないと思う。
直線では必ず外に出すので差し遅れる可能性が高いので消し。

2.トウシンマカオ(調教評価A 指数0.9 第10位)
母母父が休み明け強い、軽い馬場に強いウッドマンで前走が狙い目だったと言える。
ストライドが大きい馬ですので内枠はマイナスでしょう。菅原明ジョッキーなら直線で外に持ち出すと思うのでそうなると差し遅れるリスクが生じる。

3.ウインマーベル(調教評価B 指数1.55 第13位)
距離延長もこなせるアイルハヴアナザー産駒ですので今回の距離短縮はマイナスでしょう。
逃げ・先行馬が外枠に入ったので内で包まれて直線でごちゃついて不利を受ける可能性が高いので
積極的には買えない。

4.エイシンスポッター(調教評価B 指数1.2 第14位)
この馬のベスト条件は「タフな馬場」で高速馬場適性は他のメンバーに劣る印象です。

5.ナムラクレア(調教評価A 指数1.1 第7位)
どんな馬場・ペースでも走れるタイプの馬。
テン乗りで操縦性が低いこの馬に乗ることは割引。鞍上が馬群を割って差してくるイメージが湧かないので軽視したい。

7.マッドクール(調教評価B 指数1.0 第9位)
消耗戦になればなるほど強いが、どの馬が逃げるかによってパフォーマンスを下げる可能性もある。(スローなら危険)また内に川田ジョッキーがいるので昨年みたいに内に入れて好走するパターンが出来ない可能性も高く(川田ジョッキーならマッドクールを外に追いやると思う。)
そう考えるとちと狙いにくい。

8.モズメイメイ(調教評価A 指数0.5 第12位)
北九州記念から逃げる競馬から控える競馬で結果を出したことからも今が充実している印象。
リアルインパクト産駒らしく「やや上がりのかかる馬場が向いており」高速馬場適性では他の馬に劣る印象です。

9.ムゲン(調教評価C 該当なし 第15位)
タフな馬場が合うイメージ。また距離短縮になるので位置取りは後ろになる。そうなると展開的に間に合わない可能性があるのでここでは軽視したい。

10.ピューロマジック(調教評価S 指数1.65 第4位)
逃げ以外の選択肢を考えているようだが、この馬はやはり逃げてこそ。馬体重も減っており使い減りが目立っている。

11.ダノンスコーピオン(調教評価A 指数0.9 第10位)
前走を見る限り追走力不足でしたので、スプリントよりは中距離の方が向いていると思います。

12.サトノレーヴ(調教評価S 指数1.7 第3位)
この枠ならレーンジョッキーなら直線では外に出すでしょう。個人的にはイン前有利と考えているので良くて3着というイメージです。

14.ビクターズウィナー(調教評価C 該当なし 第15位)
内枠が先行しやすい中山芝1200mで14番枠を引いてしまったことは痛恨な極み。血統を見ても高速馬場は向かない印象で、あとはモレイラジョッキーがどのような競馬をするかに注目したい。

15.ヴェントヴォーチェ(調教評価A 指数1.1 第8位)
高速馬場で大外を回すと差し遅れる。
この馬のベスト条件は「日本の主流血統が走れないようなタフなレース」。そうなるとチャンスがあるかもしれない。

16.ウイングレイテスト(調教評価S 指数1.95 第1位)
ラチ沿いに付けると好走するタイプだけに大外枠は流石にマイナスでしょう。この枠なら終始外を回されるのでここでは厳しい。また距離延長もマイナスでしょう。

ポートアイランドSのポイント
前走逃げ・先行した馬は3頭。割合は約21%。
脚を溜めるタイプが揃ったのでここは逃げ・先行馬が有利と見る。

◎14.エエヤン(調教評価B 指数1.1 第13位)
トップハンデに大外枠だがこのメンバーならハナを取ってしぶとく粘れる可能性がある。
杉原ジョッキーも内にこだわる癖があるので稍重馬場の恩恵を受けて何とか連帯して欲しい。

◯2.ノーブルロジャー(調教評価A 指数0.9 第1位)
ここでは実力上位。脚を溜める競馬よりは先行する競馬を心がけて欲しい。

買わない馬

1.カレンシュトラウス(調教評価A 指数0.35 第8位)
距離短縮ローテですので位置取りは自然と後ろになる。脚を溜める競馬を心がけているようなのでここは差し遅れる。

3.ニホンピロスクロー(調教評価A 指数0.8 第3位)
中距離向きの逃げ・先行馬ですのである程度のキレ味が問われるマイルの舞台では厳しい。

4.エミュー(調教評価B 指数1.3 第11位 最終追遅)
ハービンジャー産駒ですので距離短縮はマイナスでしょう。

5.ニホンピロキーフ(調教評価A 指数0.65 第6位)
どんなペース・馬場にも対応できるが、前走みたいに直線では外に持ち出すでしょう。差し遅れることを考えるとここでは軽視したい。

6.ジューンオレンジ(調教評価A 指数0.8 第3位)
東京風味が強い馬場(高速上がりが求められる舞台)で強いタイプですのでタフな馬場では割引たい。

7.フリームファクシ(調教評価A 指数0.55 第7位
最終追遅)

ハイペース適性が高くて持続力勝負に強いソニンクの一族ですのでスローペースになりそうな今回は引っかかりながら追走する可能性がある。
また折り合いが苦手なデムーロジョッキーなのもマイナス要素です。

8.シングザットソング(調教評価B 指数2.5 第9位)
牝系が高速血統向きのファピアノ系ですのでタフな馬場では買いたくない。距離延長もマイナスでしょう。

9.ゴールデンシロップ(調教評価A 指数0.75 第5位)
母父が米国型ですのでタフな馬場はマイナスと見ます。

10.エナジーグラン(調教評価B 指数1.6 第10位)
折り合いに難がある馬ですので距離延長はマイナスでしょう。

11.バレエマスター(調教評価B 指数1.0 第14位)
スライドが大きい馬ですので高速馬場の方が向いている印象です。タフな馬場で行われた4走前の関門橋Sでは直線でズルズルと下がっていたので
やはり良馬場での競馬がベストパフォーマンスを出せそう。

12.ボーデン(調教評価A 指数0.85 第2位)
ハイペースが得意な差し馬ですのでスローペースに落とされると能力を発揮出来ない。

13.アスクコンナモンダ(調教評価B 指数1.2 第12位 最終追遅)
母父に追走させると脆いモンズンがいるので位置を取りに行く岩田望とは相性がいいとはあまり思えない。外枠もマイナスでしょう。

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