阪神牝馬S・NZT

阪神牝馬ステークスのポイント
前走逃げ・先行馬は0頭。
距離延長馬は4頭ですのでペースはスロー寄りの展開になりそう。
明確な逃げ馬がいないので最後は「上がり3F33秒台の瞬発力勝負」になると見ます。

◎3.テンハッピーローズ 調教評価A 指数1.2 第2位)
ご存知エピファネイア産駒の距離延長ローテ。
距離延長ローテでいつもより位置を取れる。
また上がり3ハロン33秒台も何回も出している。
調教指数もこのメンバーの中では上位でこの人気なら買いたい。

◯1.マスクトディーヴァ(調教評価B 指数0.9 第10位)
同距離になる上に高速上がりが出せるここは絶好の舞台。人気になるがここで負けては話にならない。

買わない馬

2.ゴールデンエクリプス(調教評価A 指数1.1 第4位)

距離延長はプラスだがいかんせん上がりがこのメンバーの中では使えない。

4.サブライムアンセム(調教評価A 指数0.6 第6位)
苦手な距離延長ローテ・上がりもこのメンバーの中では劣ることを考えるとここでは厳しい。

5.シングザットソング(調教評価B 指数2.0 第7位)
1着だったソーダズリング以外力を出しきれなかった低レベルの京都牝馬ステークス組。
そこで上がりも34秒台しか出せないのはここではキツい。
折り合い難の馬ですので距離延長ローテはマイナスでしょう。

6.モリアーナ(調教評価B 指数1.1 第9位)
エピファネイア産駒ですので距離短縮はマイナス。前走のAJJCのテン3ハロンは37.1と時計が掛かっていたとはいえ重賞にしてはかなり遅い。
今回は前走より追走が速くなりそうでこの人気なら嫌うのが基本。

7.ドゥアイズ(調教評価B 指数1.25 第8位)
この馬はとにかく馬場が渋ってくれたほうがいいタイプですので高速上がりが要求されるここは取りこぼしを想定したい。

8.スピーディーキック(調教評価C 調教なし)
ダートの方が向いている。

9.ウインブライル(調教評価S 指数1.7 第1位)
関西遠征・近走上がりが使えてない(33秒台無し)ことを考えるとここは消しが妥当。

10.モズゴールドバレル(調教評価A 指数1.15 第3位)
マル外ですので距離延長はマイナス。
この馬が逃げそうで最後は捕まると見ています。

11.ライラック(調教評価A 指数1.1 第4位)
上がりの掛かる舞台に強いタイプの馬ですので、高速上がりを要求される今の阪神芝で好走するイメージは湧かない。
さらには外枠ですので物理的に間に合わないケースを想定したい。

NZTのポイント
前走逃げ・先行馬は7頭。(割合約43%)
距離延長馬は4頭ですのでペースはミドルペースと予想します。
例年に比べて速い時計が出ていますので「東京コースで速い上がりを出したことがある差し馬」を買いたいです。

◎10.エイムフォーエース(調教評価C 調教なし)
前走のファルコンステークスは距離短縮後の反動に加えて直線ではシュトラウスに寄られて不利を受けるなど散々な内容だった。
しかし、2走前のクロッカスSは個人的にレベルが高かったと思っていて、比較的に前にいたロジリオン・オーキッドロマンスと差のない競馬をしており鞍上も森泰斗ジョッキーに鞍上強化してこの人気なら買わない手は無い。
枠も逃げ候補のデビットテソーロ・キャプテンシーに挟まれている上に距離延長でいつもより位置が取れそうなのは良い。


◯3.ボンドガール(調教評価B 指数1.65 第13位)
新馬戦がやたら評価されているが、それは「スローペースの瞬発力勝負になったら」の話で、ミドルペースになると上がり3ハロンは34秒1になるので人気になっているが取りこぼしはありそう。

買わない馬

1.カズミクラージュ(調教評価A 指数0.5 第8位)
ノーザンファーム生産のモーリス産駒ですので前走より追走スピードが速くなるのはマイナス。
そしてこの中では速い上がりも使えないのでここは消し。

2.ドリーミングアップ(調教評価S 指数1.5 第2位)
エピファネイア産駒ですので前走よりペースが速くなるのはマイナス。ここでは厳しい印象だ。

4.ユキノロイヤル(調教評価A 指数0.4 第9位)
逃げ・先行馬が多い構成が多い構成を考えると
この馬に展開が向くことはない。

5.ルージュステルテ(調教評価B 指数1.9 第12位)
前走のクイーンカップは得意ではない距離延長に
外から追い込みを決めて3着と高評価できる内容だった。
今のところ広いコースでしか実績がなく、小回りは初挑戦と色々ケチがつくが一応3番手で評価したい。

6.エンヤラヴフェイス(調教評価B 指数0.5 第15位)
揉まれず持続力を活かせる条件で穴をあけるタイプの馬。今回は内枠を引いた上に苦手な距離延長ローテと買い要素がない。上がりも使えないのでここでは厳しい。

7.エコロブルーム(調教評価A 指数1.1 第4位)
父ダイワメジャー・母父米国型ですので良馬場が向く。(今回はマイナス)
前走のシンザン記念はハイペースの中先行して2着と高評価。
ルメールから横山武史ジョッキーに変わるのは良くないので印は回すが高評価はできない。

8.クリーンエア(調教評価A 指数0.75 第7位)
父リアルインパクト・母父米国型なら高速馬場が向く。稍重馬場はマイナス。
次走以降の買い条件は新潟2歳Sのような広いコースでスローペースの瞬発力勝負が理想。

9.デビットテソーロ(調教評価S 指数1.6 第2位)
逃げ・先行馬が多い構成ですのでこの馬が恵まれることはない。

11.キャプテンシー(調教評価A 指数1.0 第6位)
ノーザンファーム生産のモーリス産駒ですので前走より追走スピードが速くなるのはマイナス。
逃げ・先行馬が多数いる上に外にも前走逃げた馬がおり、今回は恵まれない可能性が高くここは消すのが基本。

12.シャインズオンユー(調教評価A 指数1.3 第3位)
サトノクラウン産駒はタフな馬場で強い種牡馬。前走敗戦した東京コースで行われた3歳1勝クラスのようは高速馬場のキレ味勝負は向いていないので度外視できる。
距離延長はマイナスで、今の中山は東京コースのようにある程度のキレ味が求められるのでここは消し。

13.ブライトマン(調教評価B 指数1.65 第14位)
前走のフリージア賞・1000m通過1分01秒とやや遅め。前走より追走スピードが苦しくなる上に2000mからマイルの忙しい流れに対応できるとは思えない。

14.オーサムストローク(調教評価A 指数1.05 第5位)
父エピファネイア・母父フランケルなら良馬場がベストで今の稍重馬場はマイナス。
元々先行する馬ですので中山芝マイルでこの枠を引いたのは致命的でしょう。

15.スパークリシャール(調教評価B 指数2.4 第10位)
ノーザンファーム生産のスワーヴリチャード産駒ですので前走より追走が速くなるのはマイナス。
また中山芝マイルで致命的な8枠を引いたことも
消す理由になる。

16.サトミノキラリ(調教評価B 指数2.1 第11位)
ビッグアーサー産駒の距離延長は買いにくい。
ファルコンステークスで上がりを使えなかった点、8枠を引いた点を考慮するとここでは買えない。



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