キーランドカップ・新潟2歳ステークス

キーランドカップのポイント
前走逃げ・先行した馬は4頭。割合は約25%とスプリントにしては先行負荷は少なめ。前のポジションに有力馬がいないので前有利と考えて良いでしょう。

◎4.モリノドリーム
洋芝適性はかなりのものがあり現在5戦5勝。
前に行ける強みもあり、前走の青函Sは前有利の展開を外から差し切る自在性もある。
テンが遅いレースになるとこの馬が浮上してくる。

3.プルパレイ
内枠が得意なイスラボニータ産駒らしく好走時は内枠が多い。母父にフサイチペガサスがいるので前走より追走ペースが遅くなりそうなここは向きそう。先行して速い上がりを出す事が出来るのでチャンスはある。


買わない馬

1.オオバンブルマイ
距離短縮ローテになるので自然と位置取りは後ろになる。ディスクリートキャット産駒ですので高速馬場適性には疑問です。

2.ナムラクレア
前有利と考えているので差し脚質のこの馬が取りこぼす可能性はかなり有る。右回りだと外に膨れる癖があるので左周りの高松宮記念の方が向いている。距離短縮後の反動もありそうなので今回は軽視したい。


5.シナモンスティック
ジョーカプチーノ産駒なので時計は掛かった方が良い。内枠を引いたら大崩れしないのは戦歴を見ても明らかだが、テンが速い馬ではない上に高速馬場なら馬券は買わないが大穴評価しておく。


6.エイシンスポッター
キレる脚はG1級だが追走力がないため勝ちきれないタイプの馬。タフな馬場にならばチャンスはあるかもしれないが前日の札幌芝1200mを見ると深い位置からの外差しは間に合っていないのでここでは割引たい。

7.マテンロウオリオン
追走力がない馬ですので、NHKマイルCのような追走力が求められない道悪での競馬になればチャンスはあるかもしれないが今回も狙いにくい。

8.ゾンニッヒ
ラブリーデイ産駒らしく揉まれ弱い特徴を持つので内枠はマイナス。前走みたいに大外ぶん回しするなら差し届かない可能性を考慮したい。

9.エトヴプレ
ラチ沿いを頼りたい馬ですのでちょい外枠はマイナス。スプリントよりは距離延長で狙いたい。

10.サトノレーヴ
ラチ沿いを頼りたい馬ですのでこの枠はマイナス。高速馬場は得意ゾーンだが勝ちきるまではイメージが出来ない上にレーン騎手なら差す競馬を選択しそうなので軽視したい。

11.シュバルツカイザー
脚質を考えると間に合わないと思います。

12.ビッグシーザー
時計勝負は苦手なタイプで前走の青函Sも終始外を回されて敗戦した。(ハンデ59キロもあったと思うが)鞍上が坂井ジョッキーに戻ってある程度人気はしそう。枠、展開を考えると3着が精一杯だと思う。

13.ジュビリーヘッド
良馬場の高速馬場の消耗戦に強いタイプの馬。
今回は逃げ馬・先行馬が少なく消耗戦にはなりにくいと予想しています。また週末は雨予報でタフな馬場になるとパフォーマンスを落とすので今回も消しです。

14.ダノンマッキンリー
折り合いに難のある馬ですので理想はハイペースでの競馬が出来れば折り合いも付くでしょう。キレる脚の無いモーリス産駒ですので高速馬場適性には疑問です。

15.オタルエバー
テンの速い馬ではないのでこの枠だと終始大外を回されて終了する可能性が高くここでは買えない。

16.セッション
テンが速いわけではないのでスプリント戦で先行できるタイプではない。距離短縮後の反動もある上に大外枠なら消し。

新潟2歳ステークスのポイント
前走逃げ・先行した馬は4頭。割合約36%。
今回岩田康ジョッキーが逃げ馬脚質の馬に乗っているのでスローペースからの瞬発力勝負になりそう。前日のレースを見てもある程度の位置を取らないと馬券内には来ないのである程度の先行できて高速上がりの使える馬をチョイスするのがこのレース。


◎3.スターウェーブ(調教評価A 指数0.95 第2位)
ノーザンファーム育成馬らしくキレ味があるタイプのKingman産駒でシュネルマイスターを彷彿とさせる馬。ズブい馬なので加速に時間がかかるのは難点だが、新馬戦で見せた800m付近からの加速が出来れば距離延長もこなせると考えています。


◯9.トータルクラリティ(調教評価B 指数0.6 第6位)
新馬戦はドスローながらも加速ラップで快勝したので能力はある。ノーザンファーム育成馬のバゴ産駒らしくジリジリと脚を伸ばすような競馬が出来れば馬券内はある。


買わない馬

1.ジョリーレーヌ(調教評価A 指数1.4 第1位)
モーリスの仔がキレ味勝負で勝つののは大抵レベルが低いことが多い。新馬戦のテン3ハロンは39.2とかなり遅く、ノーザンファーム生産のモーリス産駒らしく前走より追走が速くなると凡走する可能性が高い。

2.スリールミニオン(調教評価B 指数1.8 第7位)
父はラチ沿い頼りが印象的だったミスターメロディで産駒を見ると多少硬さがある印象。牝系に持久力に富んだスカーレット一族がおり、血統面から見ると新潟特有の高速上がり勝負は向かない印象です。

4.シンフォーエバー(調教評価B 指数0.8 第10位)
どう考えてもダート血統なのに芝上がり3F33.3を使って走れるのは森厩舎の力と言える。嫌う要素として最終追いが軽めの仕上げで時計も遅れている点を考慮して今回は印を下げた。

5.モジャーリオ(調教評価A 指数0.8 第3位)
折り合いに難があるので距離延長はマイナス。
高速上がりも使えないので今回は消し。

6.コートアリシアン(調教評価B 指数1.5 第8位)
新潟で上がり3F33.3を使えるのは立派だが、2着がタワーオブロンドン、3着ルヴァンスレーヴでこの馬がキレ味勝負で勝って当然のメンバーだった。5馬身差を付けたとは言え鵜呑みに出来ない。個人的には凡走する可能性もある。

7.ケイテンアイジン(調教評価B 指数0.9 第9位)
高速上がりが使えないタイプ。個人的には展開面、能力面共に足りないと思います。

8.マジカルフェアリー(調教評価B 指数2.5 第5位)
父サートゥルナーリア・母父ヘニーヒューズと一見するとダート血統に見えるが前走の新馬戦はキレ味勝負で勝ったので父サートゥルナーリア産駒のクセが強いと考えます。底を見せていませんがこの血統で高速上がりを使えるとは思えないので個人的には消します。

10.プロクレイア(調教評価A 指数0.4 第2位)
新馬戦2着はミッキーアイル産駒、3着はブリックスアンドモルタル産駒と切れ味がない馬が上位を占めておりエピファネイア産駒のこの馬がキレ味勝負で勝つのは当然でメンバーレベルは低いと言えます。調教も遅れており個人的には能力は低いと考えています。

11.キタノクニカラ(調教評価B 指数1.9 第6位)
前走の新馬戦はテン3ハロン35.1とスプリント戦にしてはかなり遅い上に上がり3Fも34.6と末脚のキレ味はなく今の新潟芝の傾向にフィットしない印象です。距離延長に関しては母父にアイルハヴアナザーがいるので問題なさそう。

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