クイーンS・アイビスサマーダッシュ

クイーンSの展開予想
前走逃げ・先行した馬は7頭。割合は約50%。
これだけ逃げ・先行馬が多いとタイムトライアル戦になりそう。高速馬場で外を回すと物理的に間に合わないので今年も内枠の馬を積極的に狙いたいところです。

◎6.コンクシェル
ヴィクトリアマイルをハイペースで逃げたのでテンは速く出せそう。マイルで苦しい競馬を強いられてからなのでハナを取ればとにかくしぶといと思います。父がキズナ、母父がガリレオなのでキレ味タイプではないが、ペースが流れて持続力寄りのレースになれば頭まであると思っています。

◯3.イフェイオン
コンクシェルが速いペースで逃げるということはその後ろにいた馬は潰れる可能性が高いということ。そうなると浮上するのはイフェイオンしかいない。引っ掛かりながら追走する馬なので、ペースが速くなったほうが折り合いがつきやすい。
エピファネイア産駒ですので距離延長もこなせる。ラチ沿いを通れば馬券内は硬いと思います。

買わない馬

1.ボンドガール
折り合い面に課題があるので距離延長はマイナスでしょう。父ダイワメジャー、母父Tizwayですので雨の残る馬場はマイナス。所詮は1勝馬(勝った新馬戦はドスロー)の身です。現状はスローペースのレースがあっているのかなと思います。
期待値も低くこの人気ならバッサリ切っても良い。

2.ウンブライル
距離延長ローテはマイナス。テン3ハロン35秒台の瞬発力勝負で流れてくれれば…。

4.ラリュエル
父ディープインパクト・母父キングカメハメハなら良馬場向き。母母父にシルバーホークがいるので前走より追走ペースが上がると厳しい。

5.モズゴールドバレル
秋色Sを見る限りスローの瞬発力勝負があっている印象。前走より追走スピードが速くなるのは良くない。

7.アルジーヌ
道中捲って大外を回す競馬を得意としてるのでこの馬場で前走のような再現ができるかは疑問。

8.ウインピクシス
ラチ沿いを取らないと脆いのでこの枠なら割引。

9.スタニングローズ
前走(ヴィクトリアマイル)は適性外だったので度外視出来る。内にテンの速い馬が入っているのでこの枠順なら終始外外を回されそう。位置を取れてなんぼの馬ですのでこれは厳しい。
道中マクリも入りそうな展開は不向きかなと思います。個人的に2400mで見たい。

10.キタウイング
前走のヴィクトリアマイルは追走が忙しくこの馬にとっては不利なレースだった。前走より追走ペースが遅くなれば好走出来る可能性もありそう。
しかし、現状の札幌芝は深い位置からは差し届かない馬場状態ですのでここは厳しいでしょう。

11.エリカヴィータ
2年前のフローラSのようにラチ沿いで位置を取れないと脆いタイプ。今回は外枠でラチ沿いが取れるかは正直微妙。距離短縮も苦手としているのでここは厳しい。

12.コガネノソラ
上がりのかかる札幌コース替わり&距離短縮はプラスに働くと思いますが、オークスやスイートピーSは大外を回す競馬が見られておりこの枠順なら確実に外を回しそうですのでここは飛ぶ可能性が高いことを頭に置きたい。

13.ドゥアイズ
血統的に言えば距離延長をこなせそうだが、気性が前向きなのでこなせない可能かもある。道中押し上げる競馬が出来るのは強みだが個人的には押せない。

14.モリアーナ
エピファネイア産駒らしく距離延長や外枠に入ったのは良いが…メンバーを考えると今回も後方一気で構えそう。展開面で考えると脚質的に恵まれない可能性がありそうなのでここは軽視したい。










アイビスサマーダッシュの展開予想
前走逃げ・先行した馬は6頭。割合は約33%と千直のレースとしては少なめ。
問題は枠順でハナに行きたいジャスパークローネやマウンテンムスメが隣同士なことやアビックチアやウイングレテイストやチェイスザドリームが隣同士でペースは引き上がると思います。
今の新潟は上がりが使える馬が有利なことと千直が上手いジョッキーを選ぶのがベター。



◎6.マイヨアポア(調教評価B 指数1.3 第17位)
韋駄天Sは長期休養明けながら+外ラチを確保出来ず6着とまずまずの内容。ある程度好位置で競馬ができたのも良い。
鞍上も千直実績がある石川ジョッキーを配しており進路さえ開けば勝ち負けできる。

16.ディヴィナシオン(調教評価B 指数1.3 第15位)
ヴィクトワールピサ産駒は極端な枠で好走する傾向がありこの馬もその1頭。理想はラチで脚を溜めて前が垂れてきたときに差す競馬が出来れば。
折り合いに課題があるのでペースが流れば流れるほどこの馬に向く。母フギンも稲妻S(3勝クラス)を勝っており血統面でも後押しする。

買わない馬

1.リプレーザ(調教評価A 指数0.3 第8位)
加速・追走力に問題があるので余程の消耗戦にならないと厳しい。

2.ショウナンマッハ(調教評価A 指数0.7 第3位)
枠順が悪すぎる。


3.ロードベイリーフ(調教評価A 指数0.2 第9位)
距離短縮は良いがガシガシ追う脳筋質の和田竜二ジョッキーと手が合うかと言われると微妙。昨年、一昨年穴を開けたときは西村淳也ジョッキーの完璧な騎乗があってのこと。ここでは買えない。

4.ジャスパークローネ(調教評価A 指数0.9 第2位)
斤量58キロは0.5キロ減とは言えいずれにしても重い。二の足の速さでハナを奪うのがこの馬の特徴ですので内枠、自身よりもテンの速い馬がいることを考えるとここでは買えない。

5.マウンテンムスメ(調教評価B 指数2.5 第12位)
逃げ・先行馬にハンデ3キロ増は流石に厳しい。
枠も悪い。馬券内には来るには逃げるしかない。

6.クムシラコ(調教評価A 指数0.65 第5位)
ガシガシ追う脳筋型の内田ジョッキーと手が合うかと言われるとどうでしょう。彼なら枠なりに運びそう。

7.ハギノメーテル(調教評価B 指数1.0 第18位)
千直は一度だけ経験があるが枠に恵まれず。ハイペースに強いという感じもしないのでここは消し。

9.グレイトゲイナー(調教評価A 指数1.1 第1位)
キンシャサノキセキ産駒ですので前走より追走ペースが上がるのはマイナスで逃げ・先行馬も多いのでここでは厳しい。

10.ファイアダンサー(調教評価B 指数1.3 第15位)
戸崎ジョッキーなら好位で競馬をすることを選択しそうで怖い。この馬の特徴を理解している丹内ジョッキーなら買いだった。

11.アビックチア(調教評価A 指数0.05 第11位)

前走は距離延長がダメだった。千直好走歴もなしな上にこれだけ逃げ・先行馬が多いと厳しい。

12.ウイングレイテスト(調教評価B 指数1.85 第14位)
高速馬場で位置を取れないと脆いタイプですので
ラチ沿いを取れればチャンスがあると思いますが
外にラチ沿いを取りたいチェイスザドリームがいるのでそれは難しそう。斤量59キロで千直未経験でこの人気となると積極的には買いたくない1頭。

13.チェイスザドリーム(調教評価A 指数0.6 第6位)
前走の韋駄天Sの前・後半のラップを比較すると
32.5-33.0とそこまで消耗戦ではない印象でその中前で押し切った。前残りの展開とも取れるのでそこまで強いとは思わなかった。
ここまで逃げ・先行馬が揃うと展開的にどうなのかと行った疑問が残るので今回は見送りです。

14.デュアリスト(調教評価A 指数0.1 第10位)
父ディープ系なので割引。芝未経験ということもあり穴人気しているが、母母父に追走が緩むと良いエンドスウィープがいるので消耗戦は向かないと思います。やや高速馬場なのもこの馬にとってはマイナスでしょう。

15.モズメイメイ(調教評価A 指数0.6 第6位)
「千直は父ディープ系は買うな」という個人的な格言あるのでここでは買いたくない。
母母父にが追走が緩むと良いエンパイアメーカーがいる。個人的にはマイルでスムーズに先行したときに好走するタイプだと思うので消耗戦になる千直は合わないと思います。

17.テイエムスパーダ(調教評価B 指数2.0 第13位)
単騎で逃げるている時は強いがここでは厳しい。

18.メディーヴァル(調教評価A 指数0.7 第3位)
ラチ沿いに頼りたい馬なので大外枠はプラスだが、ジョッキーがそれを出来るかは疑問。


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