紫苑ステークス

紫苑ステークスのポイント
前走逃げ・先行した馬は9頭。割合約69%。
中山の開幕週と考えると内をロスなく回った馬が有利なタイムトライアル戦になる可能性が高いでしょう。また中山開幕週であるためジョッキー達も「開幕週は前有利」という心理が働いているのでペースはハイペース〜ミドルペースかと思います。道中マクリを打つタイプも多いので逃げ馬は苦しい競馬を強いられる可能性が高く今回は軽視したい。おそらくエラトーが逃げると思いますが逃げても上がり3Fは最高でも34秒台前半と考えているので狙う馬は「内枠でも競馬が出来るかつ上がり3F33秒台を使える馬」を狙いたいです。


◎5.サロニコス(調教評価B 指数1.0 第14位 最終追遅)
相手強化で強さを見せるロードカナロア産駒ですのでここでも能力的に足りる可能性が高い。
鞍上も内(馬群)に入れるのが得意な鮫島ジョッキーなのはプラスでしょう。前走の1勝クラスで脚を溜める競馬をした結果上がり3F33.8を計測したは収穫。母サロニカらしいキレ味のある競馬を期待したい。

◯12.ボンドガール(調教評価A 指数0.9 第5位)
高速上がりはこのメンバーの中で1番使える。
前走は苦手な軽ハンデだったとは言えこなしたのでここでも再度距離延長をこなす可能性がある。
対抗にしたのは外枠を引いたのと直線で外を回す競馬に徹すると思ったからである。


買わない馬

1.ミアネーロ(調教評価B 指数2.6 第8位)
揉まれ弱いドゥラメンテ産駒ですので最内枠はマイナスでしょう。高速上がりもこのメンバーの中では使えない方ですので人気があるとは言えあまり信用できない。良くても3着という印象です。

2.バランスダンサー(調教評価B 指数1.1 第13位)
揉まれ弱いエピファネイア産駒ですので内枠はマイナスでしょう。牝系が米国型で更には折り合い難ですので距離延長が得意なエピファネイア産駒ですがこの馬に関しては距離延長はマイナスでしょう。

3.テリオスサラ(調教評価A 指数0.85 第6位)
ロジャーバローズ産駒らしく「広いコース」で結果を出すタイプの馬。レースを見てもトビが大きい印象で狭い中山小回り2000mではパフォーマンスを発揮出来ない可能性が高いと思います。

4.イゾラフェリーチェ(調教評価S 指数1.7 第1位)
父サトノクラウン産駒らしく、「力の要る良馬場」が向く印象。戦歴を見ても兄エフフォーリアとは違い、高速上がりは得意でない印象でこの条件では厳しいと思います。


6.クリスマスパレード(調教評価S 指数1.5 第2位)
キタサンブラック産駒は牝系の良さを出すタイプな種牡馬です。母ミスエリカは現役時代ダートで活躍した馬でこの馬もその影響を受けてか高速馬場の上がり勝負は得意ではない印象です。パワーで押し切るレース(ハイペースで先行など)で買いたいです。

7.エラトー(調教評価B 指数1.7 第11位 最終追遅)
サクソンウォーリア産駒の中で1番出世している馬。父の血統にガリレオを持っているので日本の高速馬場向きの馬ではない印象です。折り合いもそこまで良くないので距離延長はマイナスと見ています。

8.フォーザボーイズ(調教評価A 指数0 第7位 最終追遅)
前走の1勝クラスのテン3ハロンは37.8とかなりドスローでエピファネイア産駒らしく前走より追走スピードが上がるといくらルメール鞍上とはいえ
力を出せないと思います。

9.レイククレセント(調教評価B 指数1.8 第9位)
内枠が得意なハーツクライ産駒ですので今回のような外寄りの枠はマイナスでしょう。
トビが大きいので外マクリをすると思いますが、
今の中山で外マクリをすると物理的に届かない可能性が高く(上がりもそこまで使えない)ここでは軽視したいです。

10.ホーエリート(調教評価A 指数1.2 第4位)
ルーラーシップ産駒らしくトビが大きい馬。近2走直線では外に回す競馬が続いており、現在の中山開幕週の高速馬場で外を回すと物理的に間に合わない(母父ステイゴールドですので速い上がりも出せない)可能性が高い。

12.ハミング(調教評価A 指数1.5 第2位 最終追遅)
ここ2走はブリックスアンドモルタル産駒お得意のハイペースの持続力勝負で勝ち上がって来た。
兄にキセキ、姉にビックリボンとスタミナ型の強い血統なので得意のハイペースになるとは言え、キレとスピードが求められる条件では厳しい。

13.ガジュノリ(調教評価B 指数1.5 第12位)
サトノダイヤモンド産駒ですので消耗戦に持ちこみたいが、母父がヴィクトワールピサ産駒ですので内枠を引きたかったはず。ここは軽視でしょう。

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