セントライト記念

セントライト記念のポイント
前走逃げ・先行した馬は6頭。割合は約43%。
菊花賞トライアルということもあり折り合い重視騎乗でレースを進めてくると予想できる。また岩田康ジョッキーが前に行くとペースが落ち着く傾向にあるので直線では前にいないと間に合わない可能性ということで個人的には「前残り」を想定をしています。

◎6.エコロヴァルツ(調教評価B 指数1.1 第12位)
前走の日本ダービーは苦手な距離延長で逃げて8着と思ったより粘っていたので馬の力はある。
距離延長組が多い中、距離短縮で挑めるアドバンテージがある。3走前の共同通信杯は先行して上がり3F33.1を使えており今回も先行して上がり3F33秒台前半から34秒台前半を使えれば後ろの馬はそれ以上の上がりを出せないと間に合わない。

◯8.コスモキュランダ(調教評価B 指数1.5 第10位)
道中捲れる脚質で直線では先頭に立っている可能性が高い。距離短縮ローテで挑める他の馬に比べて有利。ペース・馬場問わず対応できるので相手ではこの馬か。

買わない馬

1.アーバンシック(調教評価A 指数1.4 第1位)
ストライドが大きい馬ですので最内枠はマイナスでしょう。近親にロカやドゥラドーレスがいる不器用一族ですので展開面を加味すると中山だとイマイチ信用できない。

2.タガノデュード(調教評価B 指数2.2 第7位)
同距離ローテはプラスもこの馬の持ち味である持久力勝負に持ち込まないのは嫌でしょう。

3.エコロレイズ(調教評価A 指数1.2 第2位)

捲れる脚質ではないものの血統的に距離延長はこなせる下地はある。棚ぼた3着が精一杯か。3番手評価。

4.ルカランフィースト(調教評価B 指数1.75 第8位)
イスラボニータ産駒ですので内枠はプラスでしょう。この馬のベストパフォーマンスを出せる条件は「道悪ハイペースの消耗戦」ですので、苦手な距離延長かつ高速馬場の上がり勝負は向かない印象です。

5.サルヴェージワーク(調教評価A 指数0.6 第4位)
母がサドラーズウェルズ系・母父がモンジューという欧州血統で固められた血統。タフな馬場の方が得意そうなので今の中山は向いていないでしょう。

7.ログラール(調教評価A 指数0.45 第5位)
モーリス産駒ですのでパワーのいる条件では強いが、キレの必要な条件はイマイチ。高速馬場の上がり勝負は向かない印象です。

9.アスクカムオンモア(調教評価B 指数1.5 第10位)
揉まれ弱いブラックアンドモルタル産駒ですので中山よりは広いコースで買いたい。
キレ味がない血統ですので東京風味の馬場の中山で好走するイメージが湧かない。

10.ヤマニンアドホック(調教評価A 指数0.9 第3位)
距離延長が得意なノヴェリスト産駒ですので今回のローテはプラスでしょう。産駒自体が「上がりの掛かる消耗戦」を得意としているので高速馬場のスローの上がり勝負は向かないと思います。

11.パンジャ(調教評価B 指数2.5 第6位)
戦歴を見るとゴールドシップ産駒らしく消耗戦は得意ですが、エコロヴァルツがスローの逃げを打つとこの馬の良さは生きない。

12.スティンガーグラス(調教評価B 指数1.1 第12位)
ルメールジョッキーから乗り替わりとならば武豊ジョッキーは差す競馬に徹するでしょう。前残り想定を考えると差し届かないと考えます。

13.アスクハッピーモア(調教評価C 該当なし 最終追遅 第14位)
牝系が芝血統なので芝替わりは良いかもしれない。しかし、戦ってきた相手が強くないのでここでは厳しい。

14.タンゴバイライン(調教評価B 指数1.6 第9位)
内枠が得意なイスラボニータ産駒ですので大外枠はマイナスでしょう。菅原ジョッキーなら馬のペースに合わせて後ろから競馬をすると思います。
逃げ・先行有利と考えている身としては展開が向かないと思います。距離延長もマイナスでしょう。



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