G1皐月賞・アンタレスステークス

皐月賞のポイント
前走・逃げ・先行した馬は11頭。(割合は61%)
距離延長も8頭とハイペースになるでしょう。
逃げ馬が内に固まり内枠主体の展開になりそう。
ですので外を回す馬はロスが多くなりやすいと見ています。

◎5.ミスタージーティー(調教評価A 指数0.9 第6位)
前走の若葉Sは無理して先行策をしてラスト1ハロンは11.4と高速馬場が苦手なはずですが勝ち切りと強い内容。
逃げ馬2頭に挟まれているので枠は最高。
共同通信杯で上がり3F33.0も記録しているので
ある程度のキレ味勝負も対応できると思います。

◯14.シンエンペラー(調教評価A 指数1.2 第5位)
脚質自在・馬場不問で軸としては最も信用できる。今回は坂井ジョッキーが鞍上ですのである程度先行するでしょう。
勝ち切るイメージはないので2.3着狙いで馬券を買う予定です。

▲10.レガレイラ(調教評価S 指数1.8 第1位)
ルメールジョッキーから北村宏司ジョッキーに変わったは明らかなにマイナス。
理想は外を回しての追い込み。無理にポジションは取らない競馬をして欲しい。

買わない馬

1.サンライズジパング(調教評価B 指数1.55 第13位)
ホープフルSや若駒ステークスのようにタフな馬場で好走するタイプの馬ですので現在の馬場では割引たいです。大外をぶん回しする競馬をするのもマイナス。

2.メイショウタバル(調教評価A 指数0.9 第6位)
前走の毎日杯のように重馬場で単騎で逃げる時に好走するタイプ。今回は同型の逃げ馬も多い上にかかる癖があるので前走よりは苦しい競馬を強いられること間違いなし。ここは軽視で良いでしょう。

3.エコロヴァルツ(調教評価B 指数1.05 第15位)
折り合いに課題が見えた前走の共同通信杯。
ポジションは距離延長ですので先行してくるでしょう。しかし今回は逃げ・先行馬が多く前走より苦しい競馬になると見て今回は消しです。

4.シリウスコルト(調教評価B 指数0.8 第16位)
タフな馬場が得意なマクフィ産駒ですので雨が降れば面白いが時計の速くなった今開催では割引。

6.アレグロブリランテ(調教評価B 指数1.8 第11位)
母父にディープブリランテがいるので前走より追走ペースが上がるのはマイナスでしょう。
また同型の逃げ馬も多くここは恵まれないと見ています。

7.ルカランフィースト(調教評価B 指数1.5 第14位)
前走より追走ペースが上がるのはマイナス。
父イスラボニータ・母父マンハッタンカフェですのでここでの距離延長はマイナスと見て良いでしょう。

8.ジャンタルマンタル(調教指数S 指数2.3 第1位)
この馬はかなり乗り難しい印象で、今回の距離延長ローテはマイナスです。また前走の共同通信杯でどスローを経験したのも良くないです。
マイルなら世代上位の能力を持っていますが、
初の2000m戦が急坂のある中山芝2000mはかなり苦しいと思います。

9.アーバンシック(調教評価B 指数1.6 第12位)
エンジンのかかりが遅い馬ですので差し遅れを経過したい。
またデインヒルを持っているので、今の馬場は向いていない可能性がある。(タフな馬場の方がよいのでは?)個人的に中山だと信用できないタイプです。

11.ホウオウプロサンゲ(調教評価A 指数1.4 第3位)
この馬は「単騎で逃げるとしぶといタイプ」ですので今回のように同型の逃げ馬が揃ったレースで恵まれる印象はないです。

12.コスモキュランダ(調教評価B 指数0.8 第18位)
前走の弥生賞はデムーロジョッキーの好判断で勝ったのが印象的。しかし、今回はモレイラジョッキーに乗り替わりでマクリ競馬が再現できるかというと微妙。またタフな馬場の方が走れるので時計の速い今の馬場は苦戦するでしょう。

13.ジャスティンミラノ(調教評価B 指数1.8 第10位)
とりあえずデビューしてから2戦どスローの競馬しか経験ないのは流石にマイナスでしょう。
また右回り経験も無いのもマイナス。
経験が問われる皐月賞でこのような経緯で出走してきた馬は切りたいです。
調教指数も前走より0.8ポイント落ちておりここは消すタイミングだと思います。

15.サンライズアース(調教評価B 指数0.7 第17位)
レイデオロ産駒ですので雨の影響でタフになった馬場で買いたい。今回は適性外でしょう。

16.ダノンデサイル(調教評価A 指数0.75 第8位)
父エピファネイア・母父米国型ですので今の高速よりの馬場はプラス。エピファネイア産駒ですので前走より追走ペースが上がるのはマイナス。
レースセンスがある馬ですので馬券内でもおかしくない。

17.ビザンチンドリーム(調教評価B 指数2.05 第9位)
前走のきさらぎ賞はエピファネイア産駒にしては珍しく距離短縮ローテをこなした。何故好走したかというと「この馬の気性が荒いから好走した」のではないかと結論に至った。
ですので今回の距離延長ローテ、乗り替わり、内枠有利の展開になると考えると大外ぶん回しを好むこの馬にとっては不都合な可能性が高い。
今年のきさらぎ賞はタイムが速いからこの馬が強いということになっているが、あの時期の(1〜2月開催)京都競馬場は速い決着が多かった印象ですので、個人的にはあのタイムは鵜呑みに出来ないと思います。

18.ウォーターリヒト(調教評価A 指数1.2 第4位)
父ドレフォン・母父ヴィクトワールピサ・母母父がサクラバクシンオーですから距離延長して良くなるタイプではない。
また前走のスプリングステークスでかなり緩い流れを経験しただけにペースが速くなりそうな今回は割引でしょう。

アンタレスステークスのポイント
前走逃げ・先行した馬は5頭。(割合約31%)
距離延長馬も2頭と少なく差し追い込みは決まらないと見ています。

◎3.ヴィクティファルス(調教評価B 指数0.6 
第13位)

東海Sや太秦Sのように内で立ち回れば勝ち負け。

◯10.ミッキーヌチバナ(調教評価C 別コースでの調教 第14位)
元々はゲート難が酷かったが、ここ2走はしっかりとゲートを出ている。前走の東海Sでは内で進路が開かず待たされるロスがありながらも0.5秒差と好内容。上がりが掛かった方が力を発揮できるので外寄りの枠とこの馬場なら馬券内になってもおかしくない。


買わない馬

1.ハギノアレグリアス(調教評価B 指数2.1 第5位)
キズナ産駒は外枠の方が良く、今回のように最内枠に入ってしまったのはマイナス。また距離短縮ローテですので前走より後方で競馬をしそう。
今の馬場は外を回しても届かない作りになっているのでここは取りこぼすと思います。

2.ダノンマディラ(調教評価B 指数1.1 第10位)
前走はかなり恵まれた上にペースも遅かった。
今回は昇級戦なので嫌っていく。


4.サトノロイヤル(調教評価A 指数1.3 第1位)
実力を見ればここでは厳しい。

5.ニューモニュメント(調教評価B 指数1.0 第11位)
渋った馬場のハイペース勝負なら面白いが…今回はそうはならないだろう。 

6.ホウオウルーレット(調教評価A 指数1.1 第2位)
湿ったダートの方が良いタイプですのでここは割引。大外をぶん回しする馬ですのでこの展開なら届かない可能性に賭けたい。

7.サヴァ(調教評価A 指数1.0 第3位)

距離延長ローテはマイナス。ダートの高速馬場なら面白いが今回は厳しい。

8.テーオードレフォン(調教評価B 指数1.25 第9位)
前走の名古屋城Sは逃げて位置を取れたので勝った。追走力がある馬なのでパサパサダートになるのはマイナス。最後は差し切られると思います。

9.ラインオブソウル(調教評価C 該当なし 第14位)
ここまで調教が動かないのであれば今回は消しで良い。

11.クリノドラゴン(調教評価C 該当なし 第14位)
追い込み脚質で調教も前より動かずここは消しで良い。

12.リキサントライ(調教評価B 指数0.9 第12位)
昇級後は道中10番手以下と追走に苦労している。
脚質的に厳しい。

13.トウセツ(調教評価B 指数1.55 第8位)
乾いたダートは好条件だが、前走より追走が速くなりそうなのが難点。距離延長で買いたいタイプですのでここは消しで良い。

14.ゲンパチルシファー(調教評価A 指数0.7 第4位)
渋ったダートのハイペース勝負なら面白いがここは後方待機で何も出来ずに終わりそう。

15.ケイアイパープル(調教評価B 指数1.85 第6位)
今まで距離延長で結果を出してきた馬ですので今回の距離短縮はマイナスに働くと思います。

16.スレイマン(調教評価B 指数1.6 第7位)
距離延長が得意ではない馬なので今回はマイナス。


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