札幌記念・CBC賞

札幌記念のポイント
前走逃げ・先行した馬は3頭。割合約25%と馬券内に来るタイプは前か道中捲れる馬に限られそう。

◎11.プログノーシス
道中捲れる脚質がある上に高速馬場も得意となれば死角はない印象。鞍上の川田ジョッキーが上手く運んでくれるはず。

◯5.チャックネイト
近走はスローでの切れ負けのパターンが多く、少し上がりが出にくい馬場での持久力競馬は向きそう。脚質の自在性もあるのである程度の位置で競馬をしてくれると良い。

買わない馬

1.ドゥラエレーデ
ハイペース耐性の高い先行馬なのでキレ味が求められる現在の札幌ではちと厳しいと思います。またドゥランテ産駒らしく揉まれ弱いので内枠での競馬もどうでしょうか?

2.ジオグリフ
折り合いに課題があるので距離延長はマイナス。
マイルで先行しての距離延長は流石に苦しすぎる上に人気しているので今回は消し。

3.ボッケリーニ
ジリジリと伸びる脚があるタイプですのである程度の位置には付けたい。距離短縮後の反動がありそうなので印を落とした。

4.シャフリヤール
父がディープインパクト、母父がエーピーインディ系と生粋の軽い馬場巧者であることはダービーを見ても明らか。ですので上がりの出にくい札幌替わりはマイナスと考えます。

6.トップナイフ
ものすごくタフな血統構成で昨年の札幌記念は全てが上手く行った印象。今年は昨年ほど時計がかかっていない。また距離短縮後の反動もありそうなので今回は消し。

7.ホウオウアマゾン
上がりが掛かる馬場でパフォーマンスを上げるタイプの馬。持続力型の馬なので上がりが速いとちと厳しい。

8.アウスヴァール
前走は軽ハンデの影響と前有利の展開に恵まれた。今回は斤量が4キロ重くなりテンもさほど早くないので今回は軽視したい。

9.ステラヴェローチェ
マイルで先行しての距離延長はかなり厳しい。
(ひっかかる馬なので)

10.モズゴールドバレル
現状はスローペースの瞬発力勝負が得意と見て良い。

12.ノースブリッジ
持続力は他の馬に劣るので道中如何に離して逃げれるかに注目したい。また距離短縮後の反動がありそうなので今回は軽視したい。

CBC賞のポイント
前走逃げ・先行した馬は3頭。割合は約17%とやや逃げ・先行有利という印象。


◎1.ドロップオブライト(調教評価A 指数0.8 第4位)
中京芝1200mは得意で5走前には上がり3F32.9で勝ったように高速馬場は得意。距離短縮で内で詰まるリスクも承知で推奨する。

◯5.グランテスト(調教評価B 指数0.7 第17位)
ロードカナロア産駒らしく相手強化で買い。先行できる上に高速上がりも使える点を評価したい。


買わない馬

2.キタノエキスプレス(調教評価A 指数0.9 第3位)
近2走は直線で外に出す競馬が目立っており現在の高速馬場を考えると取りこぼしがあると見ている。

3.バースクライ(調教評価B 指数1.8 第10位)
ハーツクライ産駒はらしく外枠から内枠替わりはプラスだが、マクリが得意な横山和ジョッキーが騎乗するので物理的に差し届くか不安。高速馬場で競馬よりは稍重ぐらいの馬場の方が得意と見ているので今回は軽視したい。

4.スコールユニバンス(調教評価C 該当なし 第18位)
ドスローの1400m戦を経験した後のドゥランテ産駒は良くない。ここは消しが妥当。

6.スズハローム(調教評価A 指数1.0 第2位)
高速馬場での上がり勝負に実績はあるが距離短縮で位置取りが後ろになることを踏まえて印を下げた。

7.ジャスティンスカイ(調教評価B 指数2.3 第8位)
揉まれ弱いキタサンブラック産駒らしく内枠での競馬を苦手としており、最終的には外を回す競馬をする馬。近走5走の競馬を見ていると外をぶん回して差し届かないという展開が4回もあった。
今回は鞍上が変更となるがこの馬の本質は変わらないと思うので今回は軽視したい。

8.サウンドビバーチェ(調教評価B 指数1.6 第13位)
戦歴からして距離短縮して良いタイプではなく、本来は中距離路線で活躍すべき馬。調教派がこぞって穴推奨しており、高速馬場もさほど得意ではないのでここは消しが妥当。

9.ブーケファロス(調教評価B 指数0.9 第16位)
ビックアーサー産駒らしく内枠のタフな馬場で買いたい馬。和田竜二ジョッキーなら大外をぶん回すことはないだろうがこの馬の脚質を考えるとちょい外に出しそうで信用できない。

10.ヤクシマ(調教評価B 指数2.05 第9位)
欧州血統で固められた馬で今の中京の高速馬場に対応できるか疑問。追走力の求められない荒れた馬場で買いたい。

11.グレイトゲイナー(調教評価A 指数0.1 第6位)
吉村誠之介ジョッキーは差し馬騎乗時に買うのが理想で逃げ馬に騎乗するときは上手くない。
またこの馬は逃げたときは最高でも34秒台前半の上がりしか使えず高速上がり勝負は得意ではないので今回は消したい。

12.カンチェンジュンガ(調教評価B 指数2.4 第7位)
父ビックアーサー・母父ノヴェリストらしく重い馬場でパフォーマンスを上げるタイプの馬。高速馬場が合うとは考えづらく鞍上も弱化でここでは消し。

13.ショウナンハクラク(調教評価B 指数1.2 第15位)
トリッキーコースである中京を考えれば前走大外をぶん回しした小沢ジョッキーが継続騎乗することはマイナス。(高速馬場での大外ぶん回しは御法度)

14.レッドヒルシューズ(調教評価B 指数1.6 第11位)
ハーツクライ産駒なので内枠から外枠替わりはマイナス。戦歴を見ると「稍重ぐらいの淀みない消耗戦を好む」ので前走よりペースが遅くなるとこの馬の能力を発揮でない可能性が高いです。
また高速上がりに実績がないので今回は消しが妥当です。

15.メイショウソラフネ(調教評価S 指数1.8 第1位)
この馬はラチ沿い追走で結果を出すタイプ。個人的にこの枠でラチ沿いを確保するイメージは湧かないので消し。

16.アグリ(調教評価B 指数1.5 第14位)
ノーザンファーム生産馬らしくスプリント戦はそこまで得意じゃない馬。ベストは距離延長の1400m戦で、いくら高速馬場での競馬が得意とは言えこの枠、斤量を踏まえると買えない。

17.カリボール(調教評価B 指数1.6 第12位)
ジャスタウェイ産駒らしく内枠での競馬が得意で前走はその恩恵を受けた。個人的には「消耗戦で上がりの掛かる良馬場の内枠」で狙うのがベストで今回は消し。

18.アネゴハダ(調教評価A 指数0.75 第5位)
ダートの新馬戦を使うぐらいパワーに富んだ馬。
上がりがかかったほうがいいタイプですので高速馬場のスプリント戦は向かない印象。今回大外枠を引いたので位置を取らない可能性も高くここでは消ししたい1頭。



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