桜花賞

桜花賞のポイント
前走・逃げ先行した馬は5頭。(割合は約27%)
距離延長馬は4頭と例年に比べては少なめ。
外枠に逃げ・先行馬が多く、外枠主導の隊列になると予想します。
また今の阪神競馬場の馬場を見ても逃げ馬が残らない馬場になっているので個人的には「決め手勝負の馬場」になると思っています。

◎ライトバック(調教評価B 指数3.0 第11位)
前走のエルフィンSが強く、道中折り合いを欠いた上に直線で不利があってスウィープフィートを最後差し切ったことを評価。
スローペースの競馬になると必ず口を空けて嫌がるので速いペースになれば折り合いもつくかもしれない。折り合いついた時どんなパフォーマンスをするのか楽しみな1頭。

◯ステレンボッシュ(調教評価A 指数0.4 第8位)
相手はステレンボッシュで良い。前走(阪神JF)のラスト1Fは明らかに勝ち馬より上の脚で追い込んだことから今回アスコリピチェーノを逆転出来る可能性がある。


買わない馬

1.ワイドラトゥール(調教評価B 指数1.1 第17位)
前走のチューリップ賞は初めて馬群に入れて競馬をして惨敗したことからもこの馬は「小頭数で揉まれない競馬」を理想とする。しかし今回も内枠を引いてまた揉まれそうで…。

3.イフェイオン(調教評価B 指数1.25 第15位)
前走のフェアリーSは差し馬台頭する流れ(途中でラップが大きく緩んだ)外目から抜け出して加速ラップを踏む強い内容だった。
しかし、先行したい西村ジョッキーが乗っているので今の阪神の末脚勝負には合わない印象。

2.クイーンズウォーク(調教評価B 指数1.35 第14位)
末脚はメンバー上位だが、距離短縮後の同距離、
初の1枠と外にスムーズに出せるか疑問であまり評価は出来ない。

4.キャットファイト(調教評価B 指数1.2 第16位)
前走のアネモネステークスは皆が外を回す中、唯一内ラチを通って1着と再現度の低い競馬をした。阪神替わりでキレ味の鋭い脚を使えないことからもここは消しが妥当か。

5.シカゴスティング(調教評価A 指数1.1 第4位)
前走のフィリーズレビューは折り合いを欠いたことからも距離延長は苦手と見ます。

6.ハワイアンティアレ(調教評価A 指数0.7 第6位)
チューリップ賞は1000m通過57.7秒とハイペースだったのでこの馬は完全に展開がハマっただけ。
末脚も他の馬には劣ることを考えるとここはキツい。

7.スウィープフィート(調教評価A 指数1.2 第3位)
ハワイアンティアレの項目で書いたようにチューリップ賞は展開がハマっただけ。
母父ディープスカイですので追走ペースが上がりそうな桜花賞よりは緩くなりそうな距離延長のオークスで狙いたい。

8.コラソンビート(調教評価A 指数0.6 第7位)
折り合いに課題がある馬ですのでフィリーズレビューからの距離延長ローテはマイナス。
上がりもこのメンバーの中では劣るので厳しいと思います。

9.アスコリピチェーノ(調教評価S 指数1.5 第1位)
前走の阪神JFは立ち回りが上手くハマった形。
特にケチをつけるところはないが2着のステレンボッシュの方が早い上がりを出せたことを考えるとここで負ける可能性もあると思う。

10.セキトバイースト(調教評価A 指数1.4 第2位)
前走のチューリップ賞は持久力戦に持っていって2着に残す強い競馬を見せた。しかし現在の阪神競馬場の馬場は逃げ馬が残れないことを考えるとここは軽視で良い。

13.テウメッサ(調教評価A 指数0.95 第5位)

アネモネステークスは内有利の中、外を回して2着とまずまずな内容。
しかし馬場の読めていない岩田望来が乗るのはマイナスで…。

14.ショウナンマヌエラ(調教評価B 指数1.4 第13位)

この馬は新潟2歳Sのように「単騎のスロー逃げ」で力を出すタイプの馬ですので逃げ・先行馬が多くなる今回は恵まれない可能性が高いので消しとします。

15.エドヴプレ(調教評価A 指数0.2 第9位)
陣営が「今回はハナに行くつもりもない」ことを示唆している。
父・母父を欧州血統で固められた馬ですので差し競馬になるとどうしてもキレ負けしそうで…。

16.セシリエプラージュ(調教評価A 指数0.2 第10位)
前走のフィリーズレビューは内前有利の中、大外ぶん回しで3着とまずまずな内容。
ゲート難の馬ですのであまり信用は出来ないですし、馬体が小さい馬は桜花賞で苦戦傾向ということを考えるとここは軽視で。

17.マスクオールウィン(調教評価B 指数1.75 第12位)
前走のフェアリーSは内差し馬場の展開が向いた形。コーナーからの加速が得意なタイプですので、阪神外回りでパフォーマンスを上げるイメージは湧かない。

18.チェルヴィニア(調教評価B 指数1.1 第17位)
この世代でスローペースの瞬発力勝負ならボンドガールの次に強い。しかしスローペースしか経験していないのはマイナス。今年の桜花賞はある程度(58秒ぐらい)流れると予想しているので前走よりは苦しい競馬になりそう。
また右回り未経験というのもどうでしょうか。
個人的には経験不足だと思います。



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