日本ダービー・目黒記念

日本ダービーのポイント
前走逃げ・先行した馬は2頭。(割合約12%)
先程の青嵐賞は内前有利が顕著なレースだったのでジョッキーたちが「前が止まらないと意識して差し有利」になると予想します。

◎2.レガレイラ(調教評価S 指数1.8 第3位)
皐月賞は上がり最速で6着と高評価。やはり能力はあるのだろうと再認識しました。鞍上がルメールに戻って道中どうレースをするか楽しみ。
前走より追走ペースが遅くなりそうなのは良いのでここは久しぶりの牝馬でダービーを制覇してほしい。

◯5.ダノンデサイル(調教評価A 指数0.8 第7位)
内前有利の馬場で得するのはこの馬でしょう。
エピファネイア産駒ですので距離延長はプラスに働きそうですし、京成杯は最後アーバンシックに迫られたがなんとか勝ち切ったので上でこのオッズなら買いたい。

▲15.ジャスティンミラノ(調教評価A 指数1.4 第4位)
皐月賞は共同通信杯より追走ペースが5秒以上速くなっても対応したのは名馬の証。展開も向きそうで軸ならこの馬でしょう。

△8.アーバンシック(調教評価S 指数1.8 第2位)母父ハービンジャー産駒ですので皐月賞より追走ペースが遅くなりそうなのは好感。ロカやドゥラドーレスがいる不器用一族らしく直線では大外ぶん回しが多い馬。馬券内に来るとしたら武史ジョッキーが道中から捲る競馬を選択するでしょう。不安点は高速馬場の東京コースで大外ぶん回ししそうなことぐらいでしょうか。


買わない馬

1.サンライズアース(調教評価B 指数0.85 第17位)

レイデオロ産駒ですので時計のかかるタフな馬場の方が向いている印象。高速馬場に対応出来ないと思います。

3.ジューンテイク(調教評価B 指数0.8 第18位)前走(京都新聞杯)は内をロスなく立ち回っての勝利とイマイチ評価出来ないレースになった。前走は苦手な距離延長ローテで勝ったので個人的に京都新聞杯のレベルは低いと思います。

4.ビザンチンドリーム(調教評価B 指数1.3 第13位)
スローペースになると折り合いを欠いて自滅する可能性があるので消しで良いでしょう。

6.コスモキュランダ(調教評価A 指数0.7 第8位)
前走(皐月賞)はモレイラが上手く騎乗した印象です。弥生賞を見ても「高速馬場よりはタフな馬場の方」が向いている印象で、アルアイン産駒自体も距離延長も得意ではないのでここは前走よりパフォーマンスを落とすかもしれません。

7.ミスタージーディー(調教評価A 指数0.9 第6位)
「上がりがかかるところで脚を使うのが得意なタイプ」ですので、ダービーではキレ負けするでしょう。

9.ダノンエアズロック(調教評価B 指数1.7 第11位)
ノーザンファーム生産のモーリス産駒ですので追走ペースは遅い方が良い。この馬はアイビーSのようなドスローからの瞬発力勝負ではG1級の能力を見せる一方で、ペースが速くなるとパフォーマンスを落とす傾向にあります。(弥生賞が該当)
軽視する理由としては前走より追走ペースが速くなる可能性もあるかもしれない(半信半疑ですが…)のと気性面を考えて距離延長ローテが苦手なタイプと見ていますのでここは厳しいと思います。

10.サンライズジパング(調教評価A 指数1.3 第5位)
元々ダートを走っていただけにパワータイプの馬。戦歴を見ても一番得意なのは若駒Sのように「時計がかかって上がりもかかる芝」なので高速馬場の今回は消し。

11.シュガークン(調教評価A 指数0.25 第9位)
父・母父欧州型ですので高速馬場よりはタフな馬場の方が合う印象です。

12.シックスペンス(調教評価S 指数1.9 第1位)
前走(スプリングS)の1000m通過が63秒1とかなり遅い。前走より追走ペースは絶対速くなる上に距離延長ローテは苦しいはず。
そもそもスプリングSのレベルも低いと感じる(評価していなかったルカランフィーストが3着に来る時点で…)のでここは思い切って消しが良い。

13.シンエンペラー(調教評価B 指数1.0 第16位)
Siyouni・母父Galileoで、サンデーの血を持っていませんからダービー向きの血統ではない印象です。ホープフルSはレガレイラ、弥生賞はコスモキュランダ、皐月賞はジャスティンミラノに力負けしたので馬券内に入るには内をロスなく回る必要があります。(キレる脚がないので)
今回は外目の枠を引いてしまったので軽視したいです。

14.ゴンバデカーブース(調教評価B 指数1.6 第12位)
マイルから芝の2400mに距離延長するのはかなり苦しいですし、ブリックスアンドモルタル産駒ですのでこの馬も「ハイペースの持久力勝負が合う」印象で瞬発力勝負になりそうな日本ダービーは向かないと思います。

16.メイショウタバル(調教評価B 指数1.05 第15位)
前走(皐月賞)は折り合いがつかずハイペースで逃げてしまって17着と散々な内容。
ゴールドシップ産駒ですので距離延長もこなせると思っていたが気性の荒さを見る限り距離延長は厳しい印象。枠も8枠を引いてしまったのでここでは買いにくい。


17.ショウナンラプンタ(調教評価B 指数1.9 第10位)
青葉賞は引っかかりながら2着に来たのは高評価。青葉賞以上にペースが流れると折り合いも着くと思うが今回はスローペース濃厚。引っかかりながら自滅するパターンになることも考慮して今回は買わない方向で。

18.エコロヴァルツ(調教評価B 指数1.3 第14位)
ブラックタイド産駒でキレ味に欠けるので追走ペースが上がれば上がるほど力を出せるタイプ。今回は前走より追走ペースが遅くなりそうですので共同通信杯のように折り合いを欠いてしまう可能性があるので消しで良い。


目黒記念のポイント
前走逃げ・先行した馬は3頭。(割合約23%)
坂下発走でテンに緩みやすいコース。今年もスローペースの上がり勝負でしょう。現在は高速馬場ですので内で立ち回りそうな馬は要警戒したいところです。

12.ケイアイサンデラ(調教評価A 指数0.85 第4位)
前走(烏丸S)は10.5-10.7(テン2〜3ハロン)と厳しいペースで逃げて3着に残した。ゴール前で立ち上がるような形で追えなくなる不利もあったので想像より苦しい競馬を強いられたと思います。距離延長が得意なシルバーステート産駒ですので前走より追走ペースが遅くなるのはこの馬にとっては都合が良い。

◯9.シュトルーヴェ(調教評価B 指数1.8 第6位)
上がりを使える馬で前走(日経賞)で馬群を割いて差し切ったのは評価出来る。ここは勝ち負けでしょう。


買わない馬

1.ジューンアオニヨシ(調教評価A 指数1.2 第3位)
父ギズナ・母父米国型ですので距離延長はマイナスでしょう。

2.サトノグランツ(調教評価B 指数3.0 第5位)
距離延長はマイナスです。距離延長となった菊花賞で追走面で脆さを露呈してしまったのでここでは買いにくい。

3.メイショウブレゲ(調教評価B 指数0.8 第13位)
ゴールドシップ産駒ですので距離短縮は苦手な条件。ここでは消しです。

4.クロミナンス(調教評価B 指数1.6 第9位)
スローからの上がり勝負は得意だが前走(日経賞)はシュトルーヴェに差されたので勝負付けは済んでいる印象。

5.ヒートオンビート(調教評価B 指数1.6 第7位)
前走(日経賞)は雨が降っていてこの馬に馬場が合わなかった可能性があったと思う。(父キングカメハメハ・母父ディープインパクトは良馬場向け血統)
問題はジョッキーとの相性ぐらい(先行馬を勝たせるのが上手い坂井ジョッキーが差し馬に乗って
力を出し切れるか疑問)で私は買わないが買い目には是非入れたい。

6.シュヴァリエローズ(調教評価B 指数1.15 第11位)
距離延長はプラスでしょう。しかし高速馬場でのキレ味勝負だと分が悪い印象。ここでは買いにくい。

7.シークレットラン(調教評価B 指数1.05 第12位)
ダンカークは距離延長が得意な種牡馬ですから前走より追走ペースが速くなりそうなのはマイナスでしょう。

8.マイネルウィルトス(調教評価B 指数1.3 第10位)
上がりが掛かる馬場でパフォーマンスを上げるタイプですので今回のようなスローペースの瞬発力勝負では分が悪いと考えます。(ラスト1ハロン12秒台ぐらい掛かればチャンスはある)

10.ナイトインロンドン(調教評価B 指数1.6 第8位)
前走(六社S)はテン3ハロン38.1、1000m通過1.03.3とかなり遅い。距離延長が得意なグレーターロンドン産駒ですので前走より追走ペースが速くなると力を出せない可能性が高い。

11.ダンディズム(調教評価S 指数1.9 第1位)
距離延長はマイナス。タフな馬場の方が向いている印象。

13.バラジ(調教評価S 指数1.6 第2位)
距離延長はマイナス。出遅れ癖もあるのでここでは買いにくい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?