G1天皇賞(春)・谷川岳ステークス(狙い目)

天皇賞(春)のポイント
前走逃げ・先行した馬は6頭。(割合約33%)
と例年に比べるとやや少なめペースは落ち着いて
スローペース〜ミドルペースで最後はランスパ競馬になる可能性が高いです。
また土曜のレースを見ていると騎手らが「前が止まらない」と意識しているハイペースのレースが増えた印象。


◎6.ディープボンド(調教評価B 指数1.9 第10位)
前走の阪神大賞典は苦手な軽い馬場でスローペースの瞬発力勝負となった印象。
今年は早めに捲る馬がいないのでこの馬がその役目を果たすことになりそう。上がり勝負だけはなんとか阻止したいので無理やり上がりの掛かる競馬に持ち込みたい。

◯9.シルバーソニック(調教評価B 指数1.2 第15位)
前走の阪神大賞典は苦手な距離短縮ローテだったので度外視。
ディープボンドが作った速い流れの恩恵を1番に受ける可能性が高い。いつものように4コーナーから捲る競馬をしてしまえば坂の惰性で一気に先頭に立つかも。

▲14.テーオーロイヤル(調教評価B 指数1.1 第16位)
死角なしという印象。スタミナは豊富だけど瞬発力はないというタイプで、ある程度速い馬場で持続力勝負となると勝ち負けできる。

買わない馬

1.サリエラ(調教評価A 指数0.4 第8位)
前走のダイヤモンドステークスは中盤で13秒台を刻むスローペースの瞬発力勝負となった。
天皇賞(春)はスローでもだいたい早めに仕掛ける馬がいるので上がり勝負にはなりにくい印象。
距離短縮ローテで流れが速くなった新潟記念で凡走したように長距離は合わない印象です。

3.プリュムドール(調教評価A 指数1.35 第3位)
前走は内ラチ有利の馬場で外を回してしまって4着。成績を見ても阪神の3000m以上が得意であり急坂コースの阪神から平坦コースの京都替わりはマイナス。前走が買い時だっただけにあそこで敗戦するということは底を見せた印象。

4.ワープスピード(調教評価B 指数1.8 第12位)
長距離適性は高いが、この馬は「上がりの掛かる消耗戦」が合う印象。鞍上も川田から三浦に変わったのでここは軽視。

5.ブローザホーン(調教評価B 指数1.3 第14位)
父エピファネイア・母父デュランダルですので距離延長はプラスです。ベスト条件は上がりのかかるタフな馬場で、前走の阪神大賞典はラスト1ハロンが11秒台とキレ味が求められた上で最後は伸びず3着と不甲斐ない内容。今の高速馬場の京都は向かないと判断します。

7.タスティエーラ(調教評価A 指数1.4 第1位)
大阪杯は内前有利の中11着とキレ負けしてた印象。キョウエイフォルテの牝系ですので距離延長はマイナスでしょう。(距離延長をこなしたのは世代戦なのでノーカン)
この馬のベストパフォーマンスは昨年の皐月賞で
「タフな馬場での競馬」だと思うので高速馬場でのキレ味勝負はこの馬には合わないと思います。

8.ゴールドプリンセス(調教評価B 指数1.0 第17位)
前走は13秒台が2回もある緩い流れで勝った。
本番はそうにはならないので前走より苦しくなる今回は消したい。

10.サヴォーナ(調教評価A 指数1.4 第2位)
前走の阪神大賞典は内ラチ有利の馬場を外を回す競馬をして6着。母父がスニッツェルですので距離延長はマイナスでしょう。キレる脚があるわけではないので最後は失速するイメージです。

11.マテンロウレオ(調教評価A 指数1.05 第4位)
前走の日経賞は内枠の理を生かして逃げに打つという私以外読めない展開になった。
中盤が緩まなかった中4着に粘ったのはかなり強い競馬だった。京都替わりで逃げを打つというのが大方の予想だが、皆イングランディーレのイメージがあるので逃げ切らさないように先行馬が突かれて最後は力つくというイメージです。
昨年の天皇賞(春)5着は母父にタフな馬場が得意なブライアンズタイムが入っていたので好走した可能性があると言えます。

12.ドゥレッツァ (調教評価A 指数0.85 第7位)
菊花賞は折り合いが酷くルメールジョッキーが上手く乗って1着とかなり再現度が低い競馬となった。前走の金鯱賞は得意の距離短縮ローテで1着のプログノーシスに突き放されたがなんとか2着を確保。しかし約2年ぶりの休養明けのヨーホーレイクとGⅢレベルのハヤヤッコとあまり差のないをしたことは不満で苦手な距離延長となる今回
鞍上もルメールではなく折り合うのが上手くはない戸崎に変わってこの人気なら期待値的に買うのは難しい。

13.スカーフェイス(調教評価A 指数0.9 第5位)
距離延長はマイナス。位置取りも常に後方なので何もしないまま終わる可能性が高い。

15.メイショウブレゲ(調教評価A 指数0.1 第9位)
前走の阪神大賞典は内ラチ有利の馬場で外を回ったこの馬に展開は向かなかった。
毎回後方からのレースをするので余程展開がハマらないと(超ハイペースなど)馬券内に来るイメージは湧かない。

16.チャックネイト(調教評価B 指数1.9 第11位)
前走はスローペースでG1となると前走より緩いペースは考えにくい。ですので苦しい競馬を強いられると思います。

17.スマートファントム(調教評価B 指数1.6 第13位)
前走の御堂筋ステークスはスローペースの競馬となった。3勝クラスからいきなりG1で好走するとは思えない。

18.ハピ(調教評価A 指数0.9 第6位)
芝ではスピード不足の印象。どう考えてもダートの方が向いている。

谷川岳ステークスのポイント
前走逃げ・先行した馬は6頭。(割合約40%)
距離延長馬は4頭。逃げ馬・先行馬に距離延長馬が多いので流れはミドルペースで差しも決まる展開になりそうです。

◎2.カレンシュトラウス(調教評価A 指数0.75 第6位)
近走は2000mを使われていたがここに来てマイルへ距離短縮となり絶好の買い時。
近走は展開に恵まれないことが多いがそれでも上がりは出せている。
過去新潟コースで上がり3F32秒台を出した経験もありこの人気なら積極的に狙いたい。

◯7.ルージュエクレール(調教評価A 指数1.2 第5位)
エピファネイア産駒にしては距離短縮もこなせる馬ですのでそれはプラス。
問題は前走スローペースの競馬をしてしまったことぐらい。末脚はメンバー上位なのでそこに賭けたい。

9.アサヒ(調教評価B 指数1.85 第12位)
カレンブラックヒル産駒ですのでハイペースで末脚が削がれる競馬に強いタイプでしょう。

買わない馬

1.グラティアス(調教評価A 指数1.35 第1位)
距離短縮はプラスですが、マイルで先行して押し切るという競馬が得意ですのでキレ味が問われる新潟コースは向かない可能性が高いです。

3.キタウイング(調教評価B 指数2.15 第11位)
母父にアイルハヴアナザーがいるので前走(中山牝馬ステークスはスローペース)より追走ペースが速くなる今回は凡走する可能性が高い。

4.フリームファクシ(調教評価A 指数1.2 第4位)
ソニンクの一族ですのでハイペース適性は高い。
この馬はキレる脚がないので狙うならタフなローカルコース(福島)で狙いたい。

5.エンペザー(調教評価A 指数0.7 第7位)
距離延長ローテはマイナス。昇級後馬券内なし初の新潟コースも厳しいだろう。

6.ビジン(調教評価A 指数0.3 第10位)
距離短縮はプラスに働くでしょうが、父キズナ、母父Giant’s Causewayとキレ味のない血統構成ですので新潟替わりはマイナスでしょう。

8.モントライゼ(調教評価C 該当なし 第15位)
距離延長はマイナスな上に上がりも使えないのは流石に消しでしょう。

10.ジューンオレンジ(調教評価A 指数0.6 第9位)
距離延長は苦手なのでマイナス。今回は距離延長ローテですのでいつもより位置を取って来ると思います。差し脚質の方がこの馬の良さが生かせると思います。

11.アルーリングウェイ(調教評価A 指数1.3 第2位)
距離延長はマイナスでしょう。ベストは1400mで直線の長いコース。

12.セッタレスト(調教評価A 指数0.65 第8位)
単騎で行けるとしぶといタイプ。今回は他にも逃げ馬がいるので展開は向かないでしょう。
父トゥザグローリーはパワー型。元々ダートを使っていただけにタフな馬場が得意と見ています。

13.トゥデイイズザディ(調教評価B 指数1.3 第13位)
今回は1800mからの距離短縮。母父にKitten’s Joyがいるので前走より追走ペースが速くなる昇級初戦は厳しい戦いになるでしょう。

14.ホウオウノーサイド(調教評価A 指数1.3 第3位)
適性はスプリントにあるでしょう。マイルは向かない印象。

15.メイショウチタン(調教評価B 指数1.0 第14位)

単騎で行けるとしぶといタイプですので他にも逃げ馬がいるのでここは展開的に向かない可能性がある。距離延長もマイナス。

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