富士山の楽しみ方
2021年の夏、
世の中が1年遅れのオリンピックに
熱狂している最中、
私は富士登山⛰️をしていた。
運良く登頂を成し遂げた翌年、
もう一度、登ろうと計画したのだが
長年の夢を成し遂げてしまったから
モチベーションが上がらない
準備不足の状態で
富士宮口に降り立っていた。
「なんで行ったんだ?」
と、今なら思う。
「今年は宝永山に登って帰ろう。」
と、宝永山を歩いて回ったのだが、
昨年ほどの感動がなく
このまま帰りたくない気持ちになった。
「そうだ〜、
車を置いた水ヶ塚駐車場まで歩こう!」
と、計画を変えた。
ソロだから臨機応変。
気の向くまま
風の吹くまま。
「山頂に行くよりも容易だろう。」という
安易な考えで。
歩き始めてしばらくはよかった。
ところが、
森林限界から下り始めた辺りから
段々と心細くなってきた。
と、いうのも
富士山に来る人のほとんどは
富士山頂を目指す人々ばかりで
5合目から下りる人はいなかったからだ。
そんなこと考える人はいなかったらしい💦
誰もいない。
山の中でぼっち。
登山道はあるけれど、
誰にも会わない。
幼稚園児の頃、
遠くに習い事をしに行くために
ひとり、
後ろを振り返り振り返り歩いた日のことが
思い出された。
怖い😨
急に誰か出てこないよね〜
熊🐻とかいないよね〜
急いで下山したい気持ちとは裏腹に
足元は石ころと
樹木の根っこが隆起していて
転びそうだった。
前へ前へ
とにかく前へ💦
早く帰りたいよう😭
まさかこんなことになるとは😖
それでも懸命に歩を進めると
視界が段々と開けてきた。
ふ〜😮💨
駐車場から登ってくる
高齢の方々にも遭遇した。
ここまで読むと到底こんなところには
行きたいと思わないでしょう⁈
が、しかし!
開けた場所には
樹々が鬱蒼と生い茂っている。
苔むした地面。
なんて名前かなぁ?
結構、背丈の高い植物が生息していて
見たこともない風景が目の前に広がっていた。
一面、黄緑だらけな景色に
太陽が降り注ぎ
キラキラと光っている。
まるで妖精🧚♀️が出てきそう☺️
おとぎの世界に紛れ込んでしまったかのよう。
伝わります⁈
語彙力が・・・
これまでの恐怖を
忘れ去るのに抜群の破壊力!
その写真を撮るのを忘れるくらい
感動的だったの🥹
代わりに撮ったのは
ハエ🪰の写真😆
金色のハエ
見たことな〜い✨✨
でしょ?
単純な私は
夕日に照らされキラキラ光るハエを
喜んで写メに納め(人生初!)
「これってなんの前触れ?」と、
わくわくしながら
富士山をあとにしたのでした。
安全のために
2人以上で歩いて
感動を分け合えば
絆が深まること間違いなし!ですよ〜☺️
喧嘩のリスクもあるので
要注意ですが😉
下界に来ればそんなこと吹っ飛びます!
※最後までお読みいただきありがとうございます🍀
2024年よりメール💌カウンセリングを行います。準備が整い次第、お知らせいたしますのでよろしくお願いします。
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