見出し画像

色彩検定UC級を受験しました!

デザイナー鎌田です。
書こう書こうと思い、すっかり時が経ってしまったのですが、
昨年の11月に色彩検定UC級を受験しました!

受験のきっかけ

テレビのCMを見ていた時に、色彩検定UC級のことを知りました。日頃からWEB制作のアクセシビリティで、色の対応をすることが多いので、これを勉強することで、もっと深い知識が得られるのでは!?と思い、受験することにしました。

勉強期間

仕事との兼ね合いで受験を迷っていたので、申し込んだのは申込期間最終日だったので、勉強期間は1か月くらい、夜寝る前や、子供の習い事の待ち時間、病院の順番待ちの時間など隙間時間を見つけて勉強しました。
最近は便利なもので、youtubeに練習問題があったので、そちらも活用させていただきました!

内容

UC級の内容は以下の通りです。
・色が見えるしくみ
・ユニバーサルデザイン
・色覚の多様性
・高齢者の見え方
・色覚の多様性や高齢者に配慮した配色方法

「色が見えるしくみ」「ユニバーサルデザイン」の箇所は日頃から仕事で扱っていることもあり、頭にすっと入ってきますが「色覚の多様性」「高齢者の見え方」「色覚の多様性や高齢者に配慮した配色方法」がけっこう細かい専門的なことまで覚えなくてはならず、苦戦しました。。
ノートに目の構造などを書いて必死で覚えます。

学生時代ぶりのチェックペンで暗記です。

受験当日

いざ!受験当日です。
試験なんて20年振りくらいなので、ちょっと緊張です。
私の受けた会場は受験者が10人くらいでした。
ほとんどが学生さんといった印象です。
私は最終日に申し込んだにも関わらず一番前の席でさらに緊張です。
試験開始10分前には全ての行動が制限され、ギリギリまで勉強しようと思っていた私の当ては外れました。。
試験時間は60分ですが、30分くらいで全て解き終わる内容です。
マークシート方式なのですが、マークシートが久しぶりすぎて、どんな風に塗っていいのか、ちょっと戸惑います。。
残りの30分で最初からもう1度解きなおして、残り時間10分の時に最後のページの裏面に何かあるのを見つけました。
なんと最後の記述問題を見落としていたのです!!
今までの余裕は何だったのだろうと思いましたが、見直しって大事ですね・・!
みなさまも最後の裏面にはお気を付けください!

受けた感想

全ての分野からまんべんなく出ているという印象でしたが、私の苦手としてた「色覚の多様性や高齢者に配慮した配色方法」の具体例の問題が難しかったです。
色を「濃く」「暗く」などの言い回しや、色の組みあわせの実例で悩む問題がありました。手応えとしてはギリギリかだめだったかもしれないといった感じでした。。
「濃く」「暗く」をしっかり覚えるのをお勧めします!

結果

受験から1か月くらいたったころ、UC級のサイトを見ると合格者が発表されていました。
しかし、手応えを感じれなかった私は受験票として届いていたハガキを捨てていたため、受験番号がわからず、郵送での結果発表を悶々と待つことになりました。くれぐれもヤケになってハガキを捨てないようにご注意ください!
それから数日経って無事合格証書が届きました!!
UCアドバイザー資格証なるものも一緒に頂きました。
名刺に使用できるマークもダウンロードできます。
社内で受けた3名はみな無事合格していました。
合格率8割と思って余裕の気持ちで受けたのですが、
年齢もあるかもしれませんが、個人的には結構難しかったです。。
学生の時にこういう資格に興味を持てればよかったですね。
受かってホッとしています。

おわりに

受けた全体の感想として、色の知識を知れたのはもちろんのこと、
明視性「図形が伝える意味の理解のしやすさ」
誘目性「人の目をひきつける度合い、注意を向けていない対象の発見されやすさ」
識別性「複数の対象物に対してその形状や色の特性による区別や認識のしやすさ」
などの、ものの見え方に対する新たな言葉を知れたことも、
今後の仕事に役立ちそうでとても良かったです。
検定は年2回行われているので、次は6月です。
色に関わる仕事に関わる方はもちろん、関係のない方も知識として勉強になると思います。
私のように隙間時間でも合格できましたので、ぜひ受けてみてはいかがでしょうか!?試験というドキドキ感も味わえます。。
今回得た知識を日々の業務に生かせればと思います。
読んでいただき、ありがとうございました!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?