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セルに色を付ける

 Excel VBAでセルに色を付けるには、主に以下の2つの方法があります。

  1. RangeオブジェクトのColorプロパティを使う方法

 セルや範囲を指定し、文字色を設定するには、Range.Font.Colorプロパティを使います。
 セルの背景色を設定するには、Range.Interior.Colorプロパティを指定します。

VBA
' B2セルの文字色を赤色に設定
Range("B2").Font.Color = vbRed

' 範囲C2:D3の背景色を青色に設定
Range("C2:D3").Interior.Color = vbBlue
コードは注意してご使用ください。

2. ColorIndexプロパティを使う方法

ColorIndexプロパティは、0~56までの数値で色を指定する方法です。 0は塗りつぶしなし、1は白、2は黒、3は赤、... となります。

VBA
' A3セルの背景色を薄青色に設定
Range("A3").Interior.ColorIndex = 20

' 範囲B4:C5の背景色をグレーに設定
Range("B4:C5").Interior.ColorIndex = 42
コードは注意してご使用ください。

その他

 RGB値で色を指定することもできます。 RGB値は、赤、緑、青の光の強さを0~255の値で表したものです。
VBA
' D6セルの背景色をRGB(255, 0, 0)で設定 (赤)
Range("D6").Interior.Color = RGB(255, 0, 0)

' 範囲E7:F8の背景色をRGB(0, 255, 0)で設定 (緑)
Range("E7:F8").Interior.Color = RGB(0, 255, 0)

' G9セルの背景色をRGB(0, 0, 255)で設定 (青)
Range("G9").Interior.Color = RGB(0, 0, 255)
コードは注意してご使用ください。

セルごとに色を付け分ける場合は、条件付き書式を使う方が効率的な場合があります。

参考資料

【VBA入門】セルの文字色と背景色を取得、変更する方法 | 侍エンジニアブログ https://propg.ee-mall.info/プログラミング/vba/excelvba-セルの背景色と文字色を取得する/
かんたんマスター! Excelマクロでセルや文字の色を変える方法 - ダイヤモンド・オンライン https://www.oricon.co.jp/article/1451383/
【ExcelVBA入門】VBAで条件付き書式を追加する方法を徹底解説! | 侍エンジニアブログ https://www.sejuku.net/blog/category/programming-language/excel-vba
Excel VBA セル着色 まとめ #Excel - Qiita https://qiita.com/daikumatan/items/db711c423f1809fdc337
上記以外にも、様々な方法でセルに色を付けることができます。 ご自身の目的に合った方法を選択してください。

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