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ファイルを保存する

 Excel VBAでファイルを保存するには、主に2つの方法があります。

  1. 上書き保存

 既存のファイルを更新して保存する場合は、Saveメソッドを使用します。

VBA
' 作業中のブックを上書き保存
ThisWorkbook.Save

' 特定のブックを上書き保存
Workbooks("Book1.xlsm").Save
コードは注意してご使用ください。

2. 名前を付けて保存

ファイルを新しい名前で保存したり、別の場所に保存したり場合は、SaveAsメソッドを使用します。

VBA
' 作業中のブックを「Book2.xlsm」として名前を付けて保存
ThisWorkbook.SaveAs Filename:=ThisWorkbook.Path & "\Book2.xlsm"

' 特定のブックを「Book2.xlsm」として名前を付けて保存
Workbooks("Book1.xlsm").SaveAs Filename:= _
"C:\Users\Public\Documents\Book2.xlsm"
コードは注意してご使用ください。

補足

 上書き保存する場合、ファイル名の変更や保存場所の変更はできません。
 名前を付けて保存する場合、ファイル名と保存場所を自由に指定できます。
 VBAで保存する前に、必ずマクロを保存していることを確認してください。
 保存していないと、せっかく作成したマクロが失われてしまう可能性があります。

参考情報

【ExcelVBA入門】ワークブックを保存する方法を徹底解説! | 侍エンジニアブログ: https://www.sejuku.net/blog/category/programming-language/excel-vba
【ExcelVBA入門】Saveメソッドでファイルを上書き保存する方法とは | 侍エンジニアブログ: https://communities.sas.com/t5/SAS-Programming/Writing-vba-code-in-sas/td-p/214798
マクロを保存する - Microsoft サポート: https://learn.microsoft.com/en-us/office/vba/api/overview/excel
上記以外にも、様々な方法でファイルを保存することができます。詳細については、VBAのヘルプドキュメントを参照してください。

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