ダイアログボックスを使用してファイルを読み込む

　EXCEL VBAでダイアログボックスを使用してファイルを読み込む方法

1. ダイアログボックスを表示

　まず、Application.FileDialog メソッドを使用して、ファイルを開くダイアログボックスを表示します。
　以下のコード例は、ユーザーがExcelファイルを選択できるようにする例です。

VBA
Dim fd As FileDialog
Set fd = Application.FileDialog(msoFileDialogFilePicker)
fd.Title = "ファイルを開く"
fd.AllowMultiSelect = False
fd.Filters.Add "Excelファイル", ".xlsx;.xlsm;.xlsb;.xltx;.xltm;.xlb;*.xls"

If fd.Show = -1 Then
' 選択されたファイルのパスを取得
filePath = fd.SelectedItems(1)
End If
コードは注意してご使用ください。

2. ファイルを読み込む

　ファイルのパスを取得したら、Workbooks.Open メソッドを使用してファイルをWorkbooksコレクションに追加できます。
　以下のコード例は、選択されたファイルを新しいワークブックとして開く例です。

VBA
If filePath <> "" Then
' ファイルを読み込む
Workbooks.Open filePath
End If
コードは注意してご使用ください。

3. 注意事項

　上記のコード例は、ユーザーがExcelファイルを選択できるようにする例です。他の種類のファイルを読み込む場合は、Filters プロパティの値を変更する必要があります。
　ファイルを開く前に、ファイルが存在するかどうかを確認する必要があります。
　ファイルがすでに開いている場合は、エラーが発生する可能性があります。

4. その他

　ダイアログボックスに初期値を設定したり、ユーザーが選択できるファイルの種類を制限したりすることもできます。
　ファイルを読み込んだ後、ワークブックの内容を処理したり、他のワークブックにデータをコピーしたりすることができます。