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総務業務のEDIとは

 総務業務のEDIとは、Electronic Data Interchangeの略称で、電子データ交換を意味します。
 これは、企業間で請求書、発注書、納品書などの書類を紙ではなく、電子データでやり取りすることを指します。

総務業務におけるEDIは、主に以下の業務で活用されています。

人事・労務
採用活動:求人票の送受信、応募書類の提出
人事管理:従業員情報の更新、給与明細の送付
労務管理:勤怠管理、社会保険手続き

経理・財務
請求書・支払書の作成・送受信
経費精算
資金管理

購買
発注書・納品書の作成・送受信
資材調達

サプライヤーとの情報共有
施設管理
設備管理
外線工事
清掃

その他
株主総会資料の作成・送付
広報・宣伝
社内報の作成・送付

EDI導入による主なメリットは以下の通りです。

業務効率化
書類作成や郵送作業の削減
データ入力作業の削減
検索や分析の容易化

コスト削減
紙代や印刷代、郵送料の削減
人件費の削減

ミス削減
データ入力ミスの削減
伝送ミスの削減

スピードアップ
情報伝達の迅速化
業務処理の迅速化

コンプライアンス強化
データの改ざん防止
監査証跡の確保

一方、EDI導入には以下のデメリットもあります。

初期費用
システム導入費用
データ変換費用
運用・保守費用
運用コスト
通信費用
セキュリティ対策費用

人材育成
システム操作教育
データ管理教育
取引先との調整
標準フォーマットの合意
システム連携

 EDI導入を検討する際には、これらのメリットとデメリットをよく比較検討することが重要です。

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