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FINAL FANTASY VIIを雑語り

FF7リメイクのインターミッションをクリアした。

私のFF7という作品への思いについては今まで散々文字に起こしてきたが、まあ到底語り切れるものではない。そもそも自分の中でも理解が追い付いていない部分がいくつもある。一番最初のオリジナル版から様々な派生作品、先日終えたCCFF7R、そしてリメイク。同じFF7という看板を抱えていてもそれらはまったく違う作品になっている。リメイクも厳密にはただのリメイクではないようで、原作からあらゆる改変がなされている。正直覚えきれません。なので2周目をやりつつここでちょっと色々振り返ってみようと思う。

「CCFF7Rをやっていて本当に良かった」

FF7RIをクリアしてまず最初に感じたのはこれだった。感想はここで細かく書いているが、こちらに関しても全然私の言いたいことは言い切れていない。そもそもCCの内容だけでもかなりの考察が必要なのに、これがまた単なるリマスターというだけでなく「FF7Rに繋がっていく新しいCC」になっているのだから恐ろしい。

とはいえ細かい考察に関しては私の語彙力では書けたものではないのでそういったことはYouTubeなどネット上で素晴らしい考察を公開してくださっている方々に任せて、私はただただ自分の思ったことをアホみたいに書き殴るだけにしておこう。

CCの中で一番心に残ったのは言わずもがなザックスの生き様。そしてエアリスとの関係性。これに尽きる。

RIをクリアしてエンディングムービーに入った瞬間、ミッドガルを脱出したクラウド、バレット、ティファ、エアリス、レッドXIIIの5名がカームを目指して歩くシーンが流れた。Rの全クリ後の景色。原作とも同じ状況だ。RIはユフィ目線の物語だったこともあり、この見慣れたはずのメンバーを見たのは結構久しぶりだった。しかも私が直前に見ていたクラウドはCCでのクラウドとエアリス。何と言うか、もうこれだけで泣けた。ザックスを何年も待ち続けたエアリスに、そのザックスの遺志を継いだ張本人である(ことを忘れている)クラウド。改変がどうたら以前にまず原作とリメイクで大きく違うのはここだ。ザックスの存在があまりにも偉大過ぎる。なんだあの教会でのシーンは!?CCを思い出して涙が止まらなくなった。見た感じでは"一方その頃"的な雰囲気だったから、 エアリスがクラウドと一緒にミッドガルを出た後、運命に抗って生還したザックスは入れ違いのように教会で感動の再会を果たそうと扉を開けた。教会にいたのはエアリスではなくプレート落下に巻き込まれた人々が避難していた…。え?たまたま?そういうムービー上の演出?今エアリスと一緒にいるクラウドはザックスと一緒だったクラウドだったのか?それともやっぱりザックスは完全に別の世界線にいるのか?分からない…分からないけど、おもしろい。FF7にこんな可能性があるなんて、マジで信じられない。本当におもしろい。

前日譚のお陰でこんなにも解釈の世界が広がるとは思ってもみなかった。CCの要素を多く受け継いだFF7Rだからこそより楽しめるものになっていたのだ。これはCCをプレイしていなければ絶対に気付けなかった。Rの発売当時、改変に対して「フィーラーって何やねん」「原作にないこんなシーンいらんわ」といった否定的な意見ばかり言っていた私は己の浅はかさを反省し、再びRの世界を受け入れながら只今2周目をプレイ中。次回作のリバースは来冬発売予定となっているが前回のように延期されたりしないだろうか。CCのお陰で今までの100倍めちゃくちゃに楽しみになってしまった。誰も見たことのない、まったく新しいFF7を目撃することができるのだ。あぁ、ワクワクしすぎてあかん。

ちなみにFF7Rをプレイしていた当時、

こんなツイートをしていたのだが、RIで同じようなシーンがあった際には

こんなツイートをしていた。Rの内容しっかり忘れてて草。2周目はより会話をじっくりしっかり聞き込んでいきたい所存。

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