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【リバースの展開予想】FINAL FANTASY VIIを雑語り (4)

FINAL FANTASY VII REMAKE=FF7R。ではREBIRTHはなんと省略すべきなのか?どっちもFF7Rやんけ。と思って調べてたらネット上ではFF7R2と表記されているようなので早速パクっていきたい所存。今日は来冬発売予定のFF7R2について予想をしていくことにする。あくまで個人的な願望が詰まった超自己満予想なので悪しからず。


カーム

FF7Rはミッドガル脱出までのストーリーで終わった。DLCであるインターミッションのEDではクラウド一行がカームを目指してとぼとぼ歩く姿が。ティファの「さらばミッドガル、だね」のセリフも聞くことができた。そうなるとFF7R2はカームに到着してからの物語になるのだろうか。順当にいけば、カームの宿屋にてバレットがクラウドにセフィロスの過去の話を聞き出す流れとなる。が、FF7Rではバレットよりティファの方が割と強引にクラウドの過去を聞き出そうとしていたように私は感じたので、もしかしたらティファから言い出すかもしれない。どちらにしてもクラウドの過去話は序盤で張るべきはずの大きな伏線だ。その段階でのクラウドはジェノバに支配されている状況のため皆に話す過去はティファがもつ真実の記憶とは違うものとなり、FF7Rでは原作より遥かに多くセフィロスが登場していることからこの辺りはもっと色濃く複雑に描かれる可能性もある。

チョコボファーム

その後はグリン&グリングリン牧場でチョコボの知恵を借り、チョコボを捕まえてミドガルズオルムの棲む道を抜けるが…恐らくここは省略されてしまうのではないかな、と考えている。まず、ワールドマップが採用されない可能性があること。FF10のように道中を一気に駆け抜けるような感じであれば再現されるかもしれないが、FF7Rでは既にチョコボ屋なるものが存在し、自分での操作ではなく完全に自動でエリア移動ができてしまう効率化重視の移動手段となってしまっている。そんな便利なシステムがミッドガル外で活かされないなんてことは流石に考えにくい。また、チョコボ育成に関しては原作だと後半あたりでやり込みが可能になるが、FF7のチョコボ育成は他のどのシリーズ作品よりもボリュームがあり、もはやFFを象徴するレベルのやり込み要素となっている。それは私としては原作同様かそれ以上のクオリティでぜひプレイしたいところだが、多分それを2作目で持ってくることはないのかなと。というより完全に自分の願望になってしまうのだけれども、なるべく好きなやり込み要素は最終作でやりたい。集大成の作品で後を気にせずひたすらやり込みたいというのが私の願いだ。というわけで、チョコボに関してはFF7R2では最小限の関わりになるだろうというのが私の勝手な見解である。

ジュノンエリア

その後はコンドルフォートに着く。原作では最初は任意のイベントだったがインターミッションではミニゲームと化していたのでちょっとどうなるのか想像がまったくつかない。実はあのミニゲームは予習で、もっと壮大な攻防戦が用意されているなんてこともあるかもしれない。

そしてジュノン。私がFF7R2で最も楽しみにしているシナリオだ。ルーファウスの社長就任パレードが行われるのだ。BGMも雰囲気も、クラウドたちが神羅兵の装いをして式典に加わるのもすべてがワクワクして面白い。基本暗くシリアスな展開が続くFF7ではこういった息抜き要素が本当に多いのでどんなふうにアレンジされるのか非常に楽しみで仕方がない。またその後神羅の船に乗り込むと流れる「二本足で立つのも難しいものだな」というBGM。これは無理やり神羅兵の制服を着用し無理やり二本足でウゴウゴ動くレッドXIIIがその面白おかしい様子とは裏腹にマジメな態度で呟いた一言。それがそのまま曲名になっており、ゲーム内とサントラで2度プレイヤーの笑いを誘った名言である。この時点ではまだ「大人な渋い犬」キャラで通しているかわいいレッドXIII、かっぺーさんのCVでこのセリフが聞けるのだろうか…ドキドキ。

コレル~ゴールドソーサー

船が行き着いた先はコスタ・デル・ソル。ここでは宝条がおなごたちに囲まれながらバカンスを楽しんでいる。エアリスだったかティファだったかに「あれ見て!」と声を掛けられ宝条の方を見たクラウドの返答は、「あれは宝条?」と「水着の女の子か…」の二択。こういうとぼけた選択肢が多いのもFF7原作の魅力なので、ぜひFF7R2にも受け継いでほしいところである。(CV的な問題で色々あるようだがそこは今は目を瞑ろう。)

さらに進むとバレットの故郷コレルプリズン、そしてこちらも待ちに待ったゴールドソーサー。シナリオ進行度的に考えればゴールドソーサーは間違いなくFF7R2にて訪れることになるであろう。ゴールドソーサーが華やかで賑やかでド派手になることは安易に想像できるが、問題はその後。コレルプリズンでの一連の流れだ。FF7Rの完成度を見ているとこのパートもかなりボリュームがあるに違いない。神羅に村を焼かれた過去やダインとの関係などバレットというキャラクター性を確立するために深掘りされる部分が沢山あるし、チョコボレースで1位にならないと上に戻れないという仕様もきっと新しい要素を加えて盛り上げてくるんじゃないかと考えている。そうなるとゴールドソーサーで1チャプター、コレルプリズンで1チャプター、チョコボレースで1チャプターなんていう量になってしまわないだろうか。さすがに盛りすぎか?しかしバンバン新要素を入れてくるのがFF7Rだった。掘り下げてなんぼという制作方針のようなので「本当に3部作で終わるのか?」という懸念が常にある。詳しくは後述するが先に書いてしまうと、私はエアリス離脱のくだりは最終作で行われるのではないかと今のところは思っている。言い換えると全パーティメンバーが加わるまでがFF7R2、という感じだ。そうなると、古代種の神殿か忘らるる都がラストダンジョン近辺になる。果たしてこの進み具合でそこまで行けるのか?正直、エアリス離脱からのシナリオの方がボリューム的にも展開的にも桁違いに膨大なので、ハチャメチャに詰め込まれるか、新要素満載で原作の軌道から大きく外れるか…。FF7Rからの流れで考えると後者になることは必然とも思えるが、北瀬氏の「大まかな流れは原作通り」という言葉を私は忘れてはいない。きっとうまいことバランスをとって最高の作品にしてくれているだろう。

ゴンガガ~コスモキャニオン

バギーを入手し砂漠を抜けるとゴンガガという小さな村がある。順位付けするならば番外編としたいような、原作では寄らずとも先へ進めるザックスの故郷である。ただし彼のことを知っている(ということはこの時点では気付きにくいが)ティファとエアリスを連れて行くと面白い反応が見れるのが見所である。ここでのイベントもまた必見。FF7RでザックスがかなりピックアップされていたりCCFF7Rの発売もあったりしたことを考えると、それなりのイベントが発生するはずだ。私はCCを先日クリアしたばかりなのでどうしてもシスネの顔が浮かんでしまう…シスネ登場してほしいなぁ。

まだまだ道のりは続く。今度はレッドXIIIの故郷、コスモキャニオンだ。こちらもかなり人気の高いイベントが盛り沢山である。そして後々重要になってくる「星命学」。これはまた、凄いことになりそうな予感しかない。ホーホーホウでおなじみ、ブーゲンハーゲン自慢のプラネタリウムがあるからだ。私はFF10でゴキブリシーモアがティーダたちに見せた1000年前のザナルカンドのような、あんな感じで楽しめることを期待している。めちゃめちゃ綺麗なんだろうなぁ。そしてレッドXIII改めナナキ、彼が本当は子供だったと判明するのもこの場所だ。早く本領発揮した山口勝平氏のCVを堪能したいところだ。じっちゃーん!

ニブルヘイム

そしていよいよ辿り着く、「現在のニブルヘイム」。燃えたはずの村は神羅によって再建され工作員が住民のふりをして暮らしており、クラウドやティファが知る故郷ではなくなってしまった。原作ではその会話が少し見れるだけで、ストーリー進行という意味ではちょっとセフィロスの情報が得られたりするくらいだ。が、ここもFF7R2ではメインイベントとしてしっかりてんこ盛りになっていると思う。任意の探索でしか得られない重大な伏線も多数張られているし、とにかく隠しキャラであるヴィンセントの登場の仕方が気になって仕方がない。強制イベントになるだろうから金庫を開ける謎解きやロストナンバーとの戦闘もどんなふうに生まれ変わるのか、とても楽しみ。ヴィンちゃんのお目覚めが「私を悪夢から呼び起こすのは…誰だッ!!」で始まるかどうかも見ものである。

ロケット村~ウータイ

続いてロケット村~ウータイへ足を運ぶ一行。元神羅の宇宙開発部門に所属していた艇長のシドが仲間に加わり、これで仲間にできるパーティメンバーがすべて揃うこととなる。あ、ユフィちゃんはその辺の森で捕まえてきました。(ユフィの話、完全に忘れてた)原作では任意のタイミングで仲間にできたがFF7R2ではどうだろう。ひょっとしたらカームの時点で加入するなんてこともありえなくはない。原作厨として予想するなら、ワールドマップがなく自由に探索できない代わりにどこかで森のダンジョンが用意されていて、FF7RIで見た例の口上とともに登場→ずっこけて一同しーん…みたいなお決まりのアホ芸とかしてほしいかも。「アタシの手下になる人、この指と~まれ!」でも良いかもね。ていうかユフィ、厳密に言うとFF7RIで一瞬バレットやティファを見てるんだよな。ナヨが「あれ、分派の連中」としっかり指をさして言っていた。ユフィがそれを覚えていたなら「あっ!アンタらは~!!」的な展開も面白そう。あー、インターミッションもう一回やりたい。

シドの話もまた深いのよね。ただシエラに対するシドの態度はモラのそれなのでちょっと緩和されているかもしれないかもわからん。そして原作通りならタイニーブロンコに乗り込むも海に墜落し「これからどうしよっか」となるのだが、ここにユフィがいると「西の方に行くなんてどう?ぜんぜん理由なんてないんだけどね。もう、ぜ~んぜん!」と言う。多分これが強制的に入ってウータイに行くことになるんじゃないかな。ウータイもボリュームがエグそうだ。1つのエリアで1チャプターでは済まない可能性が出てきた。いや、よく考えてみろ。FF7Rでは列車墓場だけで1チャプター使ってたんだぞ。ホンマにマジで3部作で終わるのかよ…やっぱり信じられないな。

古代種の神殿

さて、ついに古代種の神殿だ。一行は「キーストーン」という神殿のカギを手に入れるためゴールドソーサーに向かうが既にそこには無く、実はケット・シーが陰で裏切っていた。(あ!ケット・シーのことも忘れてた)しかしその前にデートイベントのことも触れておきたい。原作ではエアリス・ティファ・ユフィ・バレットのいずれか好感度が最も高い人物とデートをすることになるが、FF7R2ではどうなるのだろうか?ファン心理としては今回も原作同様に分岐して好きなヒロインとデートさせてほしいと思うのが普通だろう。ただ、FF7Rではほとんど一方通行だった。例えばエアリスから貰った花。そもそも原作では「いらない」という選択肢もあった。ティファに渡すしかなかったそのお花も、本来は1ギルで買った場合は更にティファへ渡すかマリンへ渡すかという選択肢があり、そういう風に細かく裏パラメータで好感度設定がされていたのだ。他にも戦闘中など様々な場面でそのパラメータが動いていたわけだが、FF7R2も一方通行になるのであればその実現はなかなか難しくなりそうだ。あと個人的に私が好きなのはティファなのだが、シナリオ的にはエアリスのセリフが一番グッとくるので好きだ。「あなたを探してる」「あなたに…会いたい」。CCFF7を経験した今、より胸に刺さるものがある。このセリフは強制でも良いから聞かせてほしいところ。

話を戻すがケット・シー、彼は初めてゴールドソーサーで出会った際強引に付いてきて仲間に加えさせられた猫型ロボットだ。実は神羅のスパイで、本社にいるリーブという重役クラスの男がそのロボットを遠隔操作しているらしい。何か思念みたいなもので動かせる能力があるんだっけかな?リーブもケット・シーもFF7Rにてそのご尊顔は目にすることができたが、目立つのはここから。ツォンにキーストーンを渡され先回りされるも彼はセフィロス(に擬態したジェノバ)に襲われ重傷を負う。古代種の神殿そのものが黒マテリアだと知り、持ち出すためのパズルを解くと神殿ごと潰されてしまうと分かったとき、ケット・シーがその解除を自ら引き受けた。スパイとはいえども、代替機があるとはいえども、共に旅してきた仲間だ。ここは演出も相まって結構ジーンとくるシーンになっている。ただ、後ほど2号機が無事に合流したタイミングは絶妙に最悪であった。クラウドがついに壊れ始めエアリスに暴力を振るっている最中だったのだ(諸説あり)。これどうリメイクされるのだろう。気が狂う動作自体、あのリアルな解像度でやられるのが恐ろしいくらいなのに…。ここは深く詮索するのはやめて、おとなしく発売を待とうと思う。

FF7R2のラスト

さて、古代種の神殿までの流れをザッと書いてきたが思ったより長くなってしまったのでいったんここで区切ることにする。先ほども書いたように、私が思うFF7R2のラストはこの神殿か、もしくは忘らるる都でジェノバ・LIFEを倒すところあたりなんじゃないかなと適当に考えている。ので、最後にその2パターンについて整理して今回は終わろうかしらね。

まず、神殿終わりパターン。正直味気はないが、古代種の神殿はダンジョン的には非常に長く複雑なつくりとなっているためラスダンとしての機能は十分に果たせるものだと思う。またここではセフィロスとの重要な会話が多く発生し、ジェノバとの対決はないがボスラッシュも続く場所だ。FF7Rのことを考えれば恐らくFF7R2でも原作厨の知らない新たなエピソードが追加されるであろうことは必至。原作だけを見て考えると「ここで終わり?ないない」と思うところも覆してくるのがリメイクだと思うので、何かしらのイベントを挟んでうまい具合に次へ繋げることは不可能ではないと考える。何しろ私がこのパターンを考えた一番の理由は「エアリスが最終作まで生存している」点だ。仮に忘らるる都での悲劇まで行くとしよう。原作通りで考えるとFF7R3ではエアリスが最初からいないことになってしまうのだ。それはそれでドラマチックな展開なので後述するが、結局のところ私はFF7R2がエアリス離脱で終わってしまう。それがなんとなく辛く感じるだけなのかもしれない。しかしもかかしもねえかもしれねえが、エアリスが生存する可能性があるのなら、もうこれ以上私から言えることは何もない。前回書いたがエアリスの離脱はFF7というシナリオ上避けるべきではない、次元を超えた尊さがあるからだ。ここはやはり譲れない。

そしてもうひとつ、忘らるる都終わりパターン。こちらの方がしっくりくることは間違いなさそうだ。神殿での出来事のあと黒マテリアを取り戻すため、そしてひとり旅立ったエアリスを追うために辿り着く忘らるる都。ここがラスダンになっても凄く良いよね。神殿もここも共通しているのが古代種が関わっているというところなんだけども、どちらも雰囲気が独特で本当に好き。ぜひリメイクでもこの感じを保っていてほしい。あと、FF7Rではラスボスのセフィロスが非常に壮大で演出もド派手であったことから、対照的にFF7R2のラスボス戦ではなんやかんやあっても原作通りジェノバ・LIFEと静かに戦うことになって、あの悲しいBGMとともに涙をボロボロ流したい…という願望が結構ある。「エアリスを失ってしまった悲しさ、エアリスが見たかった本当の未来に辿り着けなかった悔しさ」みたいなものを見たい。FF7Rで彼女が散々示唆してきた未来の可能性。そんなものは可能性に過ぎず、セフィロスは我々の想像を超えて現実を突き付けてくる。私の好みが抜きん出ている展開です。悲劇から生まれる物語って、あるやん。それがFF7なんよ(誰やねん)。

次はこの調子でFF7R3の妄想も膨らませるやつやろう。音楽を語るやつはまたその次ってことで。


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