2024年東京優駿考察3

 馬券発売前の段階でメイショウタバルが枠順発表後に取消となり、18頭から17頭になりました。取消や除外が起きるといつも困ったなと思います。

ダービーでの取消・除外馬
  1996年 取消 8枠17番 カシマドリーム
  1997年 除外 1枠01番 シルクライトニング
  2010年 取消 8枠18番 ダノンシャンティ
  2014年 取消 4枠07番 ウインフルブルーム

ダービーでの取消・除外が発生した年のダービー馬
  1996年 7枠13番 フサイチコンコルド
  1997年 8枠18番 サニーブライアン
  2010年 1枠01番 エイシンフラッシュ
  2014年 1枠02馬 ワンアンドオンリー

 取消や除外が起きると、恐らくはダービー迄、そしてダービーにおいて必要な何かを持てていないとか、取消戦だからこそ必要な何かを持っているとか、そういう馬が勝つという事なのだと思いますが、過去4頭を見てもそれが共通した何かという事は残念ながら特定出来てはいません。個々で見ればそうかな?と思える事はありますが、同じ根っ子という感じはしません。

 (外)シンエンペラーですが、この馬は一旦ダービー馬候補から外しています。というのもホープフルステークスで負けいているからです。2歳G1を負けた馬がダービー馬になった事はありません。負けてはいけない競走と言っていいと思います。なので、(外)シンエンペラーもまた同じように負ける可能性はありますが、一つ違うとしたらホープフルステークスで牝馬に負けたという点です(牡馬には負けていない)。そこに救いの余地があり、今回の出走取消の意味があるのではないかと思いました。

 (外)シンエンペラー負かした牝馬のレガレイラですが、当初はこれがダービー馬かなと思いました。ホープフルステークスの全身はラジオNIKKEI杯2歳ステークスですが、そこを勝って皐月賞を1番人気で掲示板外に負けて来てダービーを2番人気になるというのはアドマイヤベガであり、ロジユニヴァースであります。
 その後ホープフルステークスになって、皐月賞直行から2番人気になったレイデオロも2番人気でダービー馬になっていますが。戦歴としては文句ないと思いますが、これは牡馬のルートでありそれを牝馬がやって同じ着順になるのかな?という疑問からダービーにはなれないのでは?と思いました。ビワハイジにしろウオッカにしろ牝馬のルートから来て1着枠になります。そうなると取るべき着順は2着となるのがいいのではと思います。

 ジャスティンミラノに関しては皐月賞の考察に書いた通りなので、自分が共同通信杯馬をダービー馬に選ぶというのは筋として違うと思いますので、ダービー馬候補から除外しました。2着にならと思いますが、レガレイラの方が2着には相応しいかと思います。

 他では、年頭に思い描いていたダービー馬候補(その時点では馬名はわかりませんでしたが)ですが、自分の中では競馬番組的な結論としては面白いと思っています。ただ、あの騎手がこの人気でG1を勝つのか?という点があり、そこが一つ引っ掛かる点です。ただ、こちらの観点では候補馬はもう一頭いるのも事実です。こちらについては年明けに有料記事として書いたダービー考察の方にもう一頭の馬名を上げておきますので、記事の購入していただいた方はそちらもご覧ください。

  ◎(外)シンエンペラー、〇〇〇〇〇〇
  〇レガレイラ

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