2024年天皇賞(春)考察
今週の天皇賞(春)の話題の一つ?は71年ぶりの牝馬の勝利があるのかどうか?という点です。スポーツ紙などにも出ていたのですが、実際可能性はあるのかどうか?実は、タイミングとしては昨年スターズオンアースが出て来たらもしかして?と思ったのですが、ちょっと勘違いをしていて今年がそのタイミングでした。
グレード制以降の天皇賞を牝馬が初めて勝つというのは、1997年の秋の天皇賞馬エアグルーヴ。その前年にエリザベス女王杯が3歳限定戦から古馬戦になり、古馬の斤量が天皇賞と同じ56キロの牝馬限定戦として生まれ変わった翌年でした。この事はずっと前から考えていたのですが、遂に昨年これと同じ変化をヴィクトリアマイルが起こしました。もし牝馬を起用するなら今年でなかいかという推測です。
もう一つ1997年に関連するのが、ユニコーンステークス。何だそれ?という感想を抱くと思いますが、ユニコーン自体は伝説の生き物で、その点ではフェアリーなどと同じですが、Wikipediaを読むと「非常に獰猛であるが人間の力で殺すことが可能な生物で、処女の懐に抱かれておとなしくなるという」という女性に関連した内容があります。そのユニコーンステークスは1996年に第1回を中山でやった後、翌年一時的に第4回東京開催に移されます。勝ったのは(外)タイキシャトルなので覚えている人もいると思いますが、4回東京は天皇賞の開催になります。今年3歳ダート三冠が創設され、その一環としてユニコーンステークスは開催時期が変更されただけでなく、1997年と同じように天皇賞開催の京都に移されたという事も非常に面白い符合だなと感じる部分です。
この手の話で皐月賞で痛い目に遭ったばかりなので思いっ切り買うまでは出来ませんが、サリエラの勝利に期待してみたいと思います。相手はドゥレッツァ。単勝と馬連の他に、タスティエーラ3着の3連単も少し買って参加してみます。
◎サリエラ
〇ドゥレッツァ
▲タスティエーラ
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