足るを知る　第２３５幕

老子の言葉に『知足者富』、『足るを知るものは富む』という言葉がある。
『満足することを知っている人は、たとえ貧しくても心が豊かである』という意味である。
本日は、そんな老子の言葉を思い出させてくれる、人気YouTuberであるYOKOさんの動画『[質問]多額の借金があるけど、引き寄せでお金持ちになるには？』をみなさんにシェアしたいと思う。

あなたは、いつも、『ないない』と不足を感じていませんか？
自分はこんなにも持っている、こんなにも幸せである、『あるある』探検隊員になりましょう。

では、動画をご覧いただきたい。

１.　質問『多額の借金があるけど、引き寄せでお金持ちになるには？』

YOKOさんの公式Lineに質問が来た。
現在の私は、多額の借金を抱えていて生活に自由がなく、やりたいこともできず、買いたいものも買えない状態です。そこで、私は裕福だ、お金持ちなんだと思考を変化させようとしているが、何かほしいものがあった時、お金持ちの私なら手に入れられる、出かけられる、でも現実手元にはそのお金がない。もし、買い物してしまえば、支払えなくなってしまう現実にストップをかけられてつまづいてしまいます。シングルマザーで、息子が１人おり、休みの日に映画にいきたいと言われて、そんなお金ないから無理だよと言っていました。
自分の頭の中では金持ちの自分を形成しているのに、現実それができる余裕がない。そのような場合は、どのような思考でいたら良いんでしょうか？

それに対して、YOKOさんが回答する。
『引き寄せの法則の大前提は、自分が普段何に注意を向けていて、自分の中で何を真実としているか？が一番大切なところになってくる。
引き寄せというのは、自分が自分の中で真実としていることの現実への反映という話になってくる。
この方は質問の中で、自由がなくやりたいこともできない。買いたいものも手元にお金がない。『ナイナイナイ』っていうことを質問の中だけでもたくさん言っている。自分のその願望として、お金持ちであることを無理に思い込もうとしている。
けれども、自分の中で真実としているものが、この方の中では、生活に自由がなくて、やりたいこともできなくて、買いたいものも買えなくて、お金がないっていう状態がこの方の真実になっているんだと思う。
お金がない、生活に余裕がないという方に、意識を向けていたら、お金があるという状況、自分がお金持ちであるという状況を引き寄せることは難しい。
類は友を呼ぶんですから。

ここで、みなさんにご紹介したいのは、『カラーバス効果』というものがある。
人間は普段自分が意識しているもの、自分が強く思っていることに関する情報を意識的にも無意識的にも集める習性があるっていうふうに言われている。
例えば、自分が妊娠したら町の中で妊婦さんをよく見かけるようになるとか。
自分が普段どこに意識を向けているかによって、生活の中で得る情報もそれに関する情報ばかりが目に入るようになり、ますますその思考を加速させていくっていう特性がある。
だから、今までのナイナイの考え方をひっくり返すには、このカラーバス効果を逆手に取ることをやれば良い。
この方は、本当にお金が全くないと言ったが、そうではないと思う。
借金を少しづつでも返せるお金がある。子供を養えるお金がある。毎日食べ物もある。住むところ、ガス、電気があったり、私にLineで質問できるスマホを使えるお金がある。自分がお金を使って生活できている事が見えていないので、そこを変えていく必要がある。
自分が今の時点でも、生活できるお金がある。子供を養えている。スマホを使えている。毎日ご飯があるという豊かさを享受しているところにフォーカスし始めると、今度はそのカラーバス効果が『ある』という方に注目し始めて、自分が豊かであるという現象を現実の中にどんどん探し出すようになります。

２. あなたも今日から『あるある探検隊』

YOKOさんが大好きなアメブロのブロガーさん『早川明子』さんが提唱するのは『あるある探検隊』。
自分の生活の中に、『ない』を探すのではなくて、『ある』を探していこうよ。
自分の生活の中で自分が持っている物って、自分が思っているよりもずっと多いんだよ。だから、あるある探検隊で、『ある』を探していこうよと言っている。

だから、自分は『あるある探検隊』だと思って生きていってください。これをやると、本当に現実、めっちゃ変わっていきます。

今まで、『ない』という方にフォーカスしてきた人は、なかなか『ある』という方にフォーカスできないっていうことが起こってくる。
その際は、自分に対するハードルをめちゃめちゃ下げること、『できなくても良いよ』って風に自分に対する寛容さを持つことが凄く大切。

『ああ。なんだ私、またないにフォーカスしてる。最悪。だめだ私』って思いながらやっていたら、苦しくなるばかりなので、
『別にできなくても当たり前だよ。今までそういうふうに考えてこなかったんだから。そっちに傾いちゃうのはしょうがないよ』って自分に対して優しくしてあげながら、１日ひとつでも『ある』を見つけられたら、『凄いじゃん。今まで『ない』ばかりだったのに。あれ、見つけたの凄いじゃん』っていう感じで自分に対するハードルをを思いっきり下げて、何か少しでも進歩したら『凄いね』って自分を褒めてあげるようにすることを、自分の意識を変えていく段階においてはめちゃくちゃ大切なことになる。
『あるある探検隊』で自分の生活の中の『ある』豊かさを探す段階で、自分でもし思うようにできなくても自分を責めないで、のんびり自分に対して寛容になりながらやることが凄く大切になります。
ゆっくりゆっくりやるということが、自分に少しづつ力がついていくことで、盤石の力になりやすい。
ばあって現状をすぐに変えてしまいたいと思うのが人間なんですが、ゆっくりゆっくりやることで、筋トレを１日づつやるような感じで少しづつ自分に筋肉がついていって、半年後にはものすごく筋肉隆々になっているっていう感じ。ゆっくり筋肉を付けて盤石なもの。そう簡単には取れない至高の筋肉を付けていくことが凄く大切なんです。ゆっくりやることが、最強の道なんです。
だから、自分のペースでゆっくりやることが、むしろ最高なんだという感じで自分の心に余裕を持ちながらやるようにすることが大切です。

最後に、外国の人の言葉で素敵な言葉があるのでこの言葉をお伝えしたいと、YOKOさんは締めくくっている。

あなたの最悪だと思っている仕事は　無職の人の夢の仕事である

あなたの家は　ホームレスの人達にとってのドリームハウスである

あなたの笑顔は　悲しみに打ちひしがれている人達が　夢にいる状態である

あなたの健康は　あらゆる病を抱える人達の　夢の状態である

あなたの毎日がどんなに大変でも　あなたは豊かであることを忘れないで

さあ、今日からあなたも『あるある探検隊』への仲間入り。
少しづつで良いので、毎日の生活の中から『ある』幸せを見つけていこう。
ゆっくりで構わないので。
できなくても大丈夫。自分を許してあげよう。
そして１つでも、『ある』が見つけられたら、大いに自分を褒めてあげよう。
その積み重ねが、成功体験が、あなたの力になる。自信になる。
そしていつか、あなたも立派な『あるある探検隊』の一員になっていることだろう。
そうなれば、もう『幸せ』は向こうからやってくる。

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では　また次のnoteで　お会いしましょう。