マガジンのカバー画像

詩・エッセイ

432
空(くう)のnote記事の中の『詩』『エッセイ』だけを集めたマガジンを作ってみました。 お楽しみください。
運営しているクリエイター

2022年9月の記事一覧

[詩]ベゴニア 第286幕

歩道上の プランターに咲く花 君の名前は『ベゴニア』 赤 白 ピンク 可憐に咲いている 花言葉は『片思い』『幸福な日々』 赤い花は『公平』 白い花は『親切』だ ほぼ一年中咲いているが 春から秋にかけてが 盛りといえよう 非対称な花 珍しいね 君の名前は『ベゴニア』 そっと 静かに咲く姿に 思い出が蘇る 幸福な日々 いつもご覧いただきまして ありがとうございます。 スキ フォロー コメント等をいただきまして ありがとうございます。 では また次のnoteで

[詩]ツルボ 第279幕

道路脇に 見つけた花 君の名前は『蔓穂(ツルボ)』 スクッと伸びた 茎の先に たくさんの 小さい花穂をつける うっすら紫がかった ピンク色が可愛いね まるで フリフリの チュチュのようだ 花言葉は『誰よりも強い味方』『流星のような』『不変』『我慢強い』だ 小さな花穂を フリフリ揺らして 可憐に咲く花 君の名前は『蔓穂(ツルボ)』 秋に咲く ピンクの可憐な流れ星 いつもご覧いただきまして ありがとうございます。 スキ フォロー コメント等をいただきまして あ

[詩]鳳凰が舞う 第277幕

今日は 自社工場で 受付業務 小さな守衛所で 一人のんびり お客さんや 集配トラック 電話が掛かって来ないと 結構暇だ そんなわけで 守衛所の窓から 見える景色  道路を通る人間  駐車場の車の下で 日向ぼっこをする猫 電柱や 電線に留まる 鳩や烏 なんかを ぼんやり 眺めてる 今日も良い雲だねえ こんな日は 龍雲が見えたりするものだ なんて思いながら 窓から空を眺めていたら おやおや あれは 龍神様か? いやいや 鳳凰ではないだろうか? 窓の縁から

[詩]ヤブラン 第272幕

近所で見つけた花 君の名前は『ヤブラン』 うっすらピンクがかった 白い穂のような小さな花を咲かせる 花言葉は『謙虚』『隠された心』『忍耐』 下草で耐え忍ぶ謙虚な花 君の名前は『ヤブラン』 中秋に咲く 藪に隠れた 白雪姫 いつも ご覧いただきまして ありがとうございます。 スキ フォロー コメント等をいただきまして ありがとうございます。 では また次のnoteで お会いしましょう。

[詩]秋虫 第271幕

朝夕 だいぶ涼しくなってきた 蝉の大合唱から いつの間にか 選手交代し 秋虫達が 鳴き出した マツムシ 鈴虫 コオロギや その他の 秋虫達 どれがどれやら 聞き分けが出来なんだけど 秋虫の声 穏やかで 本当に落ち着くね 秋の夜長の 虫の声 哀愁漂う その声に ずっと釘付け 秋虫の音色が いつの間にか 子守唄になり いつしか 眠りに落ちて行く 涼やかな 秋の夜長の 虫の声 心を癒し 夢路に誘う 『秋虫12選』、『童謡(唱歌)「むしのこえ」に登場する鳴く虫

[詩]ザクロ 第265幕

近所の公園で見つけた花 君の名前は『ザクロ』 秋に色づいて 赤みを帯びた実は 良く知っていたが 花は初めて見た こんなオレンジの花が 咲くんだね 子供の頃は 良く熟した実を取ってきて 食べたが やたら種が多くて 閉口したものだ 昔は そこらじゅう どこにでも 木があったから  取り放題 食べ放題だった 🤣 花言葉は『円熟した優雅さ』『結合』 君の名前は『ザクロ』 円熟した優雅さを持つ ルビーの涙 いつも ご覧いただきまして ありがとうございます。 スキ

[詩] 鶏頭 第264幕

公園で見つけた花 君の名前は『鶏頭』 由来は 花の形が 鶏のトサカに似ているから 赤 黄色 オレンジ ピンク 色々な色で 目を楽しませてくれる 花言葉は『おしゃれ』『気取り屋』『個性』『風変り』『色あせぬ恋』だ 中々 個性豊かな 花だね 君の名前は『鶏頭』 お洒落な 夏の終わりの とんがり帽子 いつもご覧いただきまして ありがとうございます。 スキ フォロー コメント等をいただきまして ありがとうございます。 では また次のnoteで お会いしましょう。