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なんで長期的な投資が勧められるのか

投資や資産運用について調べていると,長期!長期!という感じですよね。これについて,個人的な考えを2つ書いてみようとと思います。

読むのは見出しだけでも良いかもしれません。気になったら,ちゃんと専門家が書いている記事を読んでみてください。この記事はあくまできっかけです。

単利と複利の関係

複利って知っていますか?100万円を年5%の利息が受け取れる商品で5年間運用したとします。
単利であれば,毎年運用額に対する5%を受け取るので,丸5年経った時点では,125万円です。
複利の場合は,毎年受け取れる利息も運用に回していきます。2年目は105万円に対する5%を受け取れます。これが丸5年経つと,127万6282円となり,単利とは2万6282円も差がついています。

複利の何がスゴイかというと,この差が広がり続ける点です。20年では約65万円30年では約182万円の差がでます。あくまで毎年5%受け取ることが前提となってはいますが,複利と長期はこのような関係性があります。

まとめると,長期的に複利で資産運用をすると,単利で資産運用した時と比べてかなりの差が出ます。これが資産運用を長期的に行うべき理由の一つです。

相場急変の影響を減らすため
(負ける確率を減少させるため)

長期的に定額を買い続けることで,相場変動による影響を均していきます。ドル・コスト平均法とか呼ばれている買い方がこれに当たります。値動きする商品を一定額買い続けるので,相場が悪ければ購入量は増え平均購入単価が落ち,相場が良ければ購入量が減り平均購入単価が上がります。これによって,短期的なトレンド(値動き)に影響されること無く,着実に成果を得ることが出来ます。勝ちが大きくなることもないですが,負けも然りです。

まとめ

長期的な相場予測ができないからこそ,負ける確率を減らし安定的に運用する必要があります。
長期的に資産運用することで,短期トレンドの影響を減らし,負けの確率を減らしながら,複利効果で効率的に資産を増やすことが大切。というお話でした。

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