わからないと言えない人たち
コーディネーターとして働いていて、雇い手側の方からよくクレームとして言われるのが、
「わからないことをわからないと言わずに勝手に進めるから後から大ごとになった」
というスタッフのことです。
正直、わからないことを言えずにそのまま勝手に進めてしまう、という気持ちは私には理解できませんでしたが、派遣スタッフと接して、今の働き方を含め理解できた部分についてお話ししたいと思います。
聞きやすい人、聞きにくい人
仕事をしていて、わからないことがあったらすぐ聞いてと言っているのに、全然聞きに来てくれないとまた怒れてくることがあると思います。
それにはこちら側にも行うべき改善点があります。
どんな人にも気にせずきちんとわからない点を整理し、聞きに来てくれる方はもちろんいますが、今のご時世において、そう言った人材を求める方が至難の技です。
今は、聞きやすい人に聞きに行く。そう言った形が主流となっています。
こちら側の改善の仕方は、聞きやすい人になることではないでしょうか。
聞きやすい人になる為には、やはり見た目の接しやすさです。
見た目と言っても美人だとかそういう話ではなく、オーラのような雰囲気の話です。
笑顔で接してくれること
何よりコミュニケーションにおいて大事なのは笑顔なのではないかと思います。
何も接客業の方のような笑顔をして欲しいとまでは言いません。
ですが、人に物を教える上で、無愛想で無表情のまま教えてもらうと機嫌悪いのかなと感じてしまうと思います。
私は人に教える時、なるべく声を明るめに、表情は柔らかくをモットーとしています。
また、コミュニケーションを取る上で笑顔で接してもらえると、話しかけやすいという印象を持っていただくことができ、
わからない点を聞いてもらいやすくなり、仕事も円滑に回ります。
たまに全く理解してくれない時にイラっとくることはもちろんありますが、その場合も何が理解できなかったのかをきちんと話し合い、理解していただけるように努めています。
頭ごなしに怒ってしまうと、萎縮してそれ以降を話してくれなくなり、悪循環へ繋がります。
聞きやすい雰囲気を自らが放つことにより、現代の働き手の方々もきちんとわからない部分を話してくれますし、仕事への理解も深めてくれます。
私は、笑顔は人間の最大の武器と感じております。
笑顔の素敵な方の周りにはまた素敵な人が集まる。それと同じことで、無愛想な人材の周りにはもっとコミュニケーションの取れない無愛想な人材が集まるものです。
いい人材を集める為にも自らを改善し、いい人材を集める、もしくはいい人材に育成し、いい会社の環境づくりをしていただきたいと思います。
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