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インスタで猫を描いています

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コピー用紙にサインペンとコピックで描く猫イラスト。
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2020年11月の記事一覧

インスタで猫を描いています #11

いささか期間が空きましたが、必死になって画板に張り付いております。さて、今回もいってみましょー。 白猫をさらっと描けないものかな、という願望をカタチにしてみました。 主線以外の黒が出しゃばらないように補助的に足しているのですが、どのくらいで必要十分といえるのか、未だに模索している次第です。 黒猫を黒一色だけで描ければそれに越したことはないのですが、白からグレー、黒までのグラデーションをきれいに仕上げようとすると、とても、いや、ボーダイな手間と時間がかかるものです。 前

インスタで猫を描いています #10

なんだか一枚一枚を描くのに重みを感じるようになってきてしまいました。さらっと描けないのはなぜなのかのう。 顔だけというのは初めての試みでしたが、毛足の長い猫ちゃんはどの辺りで切ってあげたら良いやらでした。 グレーで段階的に濃度を重ねていって、あるところ以上は黒で取り繕っています。 最初にガイドとして描いた線が、ちと攻めすぎたかなという印象があります。これをしてしまうと後から修正するのは困難なんですよね。 このあたりのさじ加減はその日の気分やコンディションに左右されると

インスタで猫を描いています #09

本日、追加購入したコピックインクが届きまして、これで白猫も黒猫も心置き無く描くことができるようになりました。がんばるぞと。 これ、最初にアップしたときは色味が薄かったんですよね。 以前にも書きましたが、写真に暗いところがあると描きづらいので、事前に写真の明度を調整したものを複数枚用意して、これを参考に描くことにしているのです。 ですが、このときは線を確認するために使っていた、強めに明るくした写真を最後まで使ってしまううっかりミス。 翌日になってもう一度上から色をのせて

インスタで猫を描いています #08

ここまで、この連載のタイトルを「描いてます」としていたのを、見出し画像と見比べてミスに気づいて驚愕し、「描いています」に改めました。 ひらがな一文字ぶんだけ丁寧な日本語になりました。 前回までの流れで、引き続き細かく斜線を刻むようにしてトーン、及び毛並みを表現するスタイルで挑んでいます。 陰影が深く入っているとはいえ、白色部分はあまりコントラストを強く描かないほうが馴染むかもしれないなあと完成後になって反省しきり。 色の薄い下地の段階から強く塗り込まないようにして、あ

インスタで猫を描いています #07

今回はゴロニャン状態の寝転がり猫を中心のセレクト。 なるべくコピックの色数を減らして、線状に描き込みを入れることで多様なトーンを作り出そうとしています。 後になってある程度のストロークの長さがないと、この技法は描き込みづらくて効果的に使えないことに気がつくことになりますね。 リファレンスとなる写真資料がやや暗かったため、明度の異なる画像を複数枚作成。 明るい資料を参考に描いてみると色味が薄く、より暗い資料を参考に変えたりしているうちにどこが着地点なのか分からなくなるト