月刊コント 5月号
5月号も中止とのことですが、一応書き上げたのでもし良ければ。
こちら台本です。
巻頭コント以降、有料とさせてもらってます。
コント台本がないコンビは簡単なあらすじにて失礼してます。
では、『月刊コント』はじまりはじまり。
【月刊コント 5月号】
ザ・プラン9
ファミリーレストラン
ヒューマン中村
マユリカ
さや香
ネイビーズアフロ
エンペラー
カベポスター
ドーナツ・ピーナツ
ほか女性2名
【巻頭コント】
L C・I
○居酒屋(ザ・プラン9セット)
女性店員2人、板付き
A「ああ、暇やなー」
B「はい。今日はまだサラリーマンのグループ2組だけですもんねー」
A「そうやなぁ。夜に4人組の予約は入ってるけど。」
B「ああ、そうですね。コンパですかね?」
A「多分ね。ああ、あがりまであと1時間もある~」
B「私なんかあと3時間ですよー。暇やなー
もっとお客さん来るように何かプランとかないんですか?」
A「プラン?」
B「はい。夕方割引とか。最初の一杯は半額とか。」
A「ああ、ない」
B「じゃ、プラン無いん?」
SE ポン
※ ザ・プラン9、シルエット
V ザ・プラン9
A「確かにな。そういうのあったらお客さん増えそうやな」
B「何で気付かないんですか!他の店やってますよ!」
A「そうやんなぁ。店長に言うとくわ。」
ギブ、下手、出
B「あ!お客さんです!」
A「え!(ギブに気付く)いらっしゃいませ~~」
B「いらっしゃいませ~~」
AB、ギブの方へ
A「お1人様ですか?」
B「おタバコは?」
ギブ「何で2人も来んねん!」
A「あ、すみません。お通し用意して」
B「はい」
B、上手、ハケ
ギブ「あとで二人来ます。あ、喫煙で」
A「かしこまりました。どうぞこちらへ」
ギブ、着席
B、小皿を2枚持って、出
B「お待たせいたしました。お通し、どちらかお選びください」
ギブ「へぇ、選べるんや。何があんの?」
B「ドーナツかピーナツです」
ギブ「ドーナツ、ピーナツ!?」
SE ポン
※ ドーナツ・ピーナツ、シルエット
V ドーナツ・ピーナツ
ギブ「何ちゅう組み合わせや。飲む前にドーナツは要りませんよー」
B「かしこまりました。ではピーナツですね」
B、ピーナツの小皿を置き、上手ハケ
A「ご注文の方、お決まりでしょうか?」
ギブ「あ、みんな揃ってからで大丈夫です」
A「はい」
ギブ「あれ?ちょっと何か寒いんですけど」
A「ああ、申し訳ございません。実は先日、お店で酔っ払いが暴れてしまって、
壁に穴が開いちゃったんです。」
ギブ「え!そうなん!?」
A「はい。で一応、それを塞ぐためにポスター貼ってるんですけど」
ギブ「壁、ポスター?」
SE ポン
※ カベポスター、シルエット
V カベポスター
ギブ「それで寒いんですね。ポスターじゃ無理でしょ?」
A「そうなんですよね。店長がポスターでも貼っとけって言うたんですけどね。
これぐらいじゃ、おならでもペラって捲れますよねー」
ギブ「屁ペラ~?」
SE ポン
※ エンペラー、シルエット
V エンペラー
A「はい。おならでペラ~っと」
ギブ「いや、初対面でいきなりおならとか言わない方がイイですよ。」
A「さよか」
SE ポン
※ さや香、シルエット
V さや香
ギブ「何や君は!」
A「ああ!すみません。暖房強めておきますんで。」
ギブ「頼むよ」
浅越、下手、出
A「いらっしゃいませ~~」
ギブ「ああ、こっちこっち」
浅越「おう、ごめんごめん」
浅越、ギブの席へ
A「1名様でしょうか?」
ギブ「いや、友達ですよ!今の流れで分かるでしょ!」
B、小皿を二つ持って、上手、出
B「いらっしゃいませ。お客様、お通し、お選びいただけますが」
浅越「へぇ、選べるんだ。何があんの?」
B「ドーナツかパプリカです」
ギブ「パプリカ!?」
SE ポン
※ マユリカ、シルエット
V マユリカ
浅越「どうした?大声出して」
ギブ「いや、さっきと違うから」
B「はい。先程ピーナツはお客様が選ばれたので」
浅越「あ、そうなんだ。じゃ、え~っと、ドーナツ!」
ギブ「ドーナツ選ぶ!?」
B「はい。どーぞ」
B、小皿を置く
浅越、ドーナツを食べる
ギブ「すぐ食べた!?」
浅越「お腹空いてたからさ。それより遅くなってごめんな。」
ギブ「まぁ、ええけど。俺もさっき来たとこやから」
A「お飲み物、如何いたしましょう?」
ギブ「どうする?あいつまだやけど、先飲んどく?」
浅越「そうだな。じゃ、俺、これ」
浅越、メニューを指さす
A「はい。酎ハイレモンですね。」
ギブ「僕、生で」
A「かしこまりました。少々お待ちください。」
AB、上手、ハケ
浅越「いやぁ、遅れたのには理由があってさ。プレゼントを探してたんだよ。」
ギブ「プレゼント!?」
浅越「そうそう。お前の。だってこの間、子供生まれたんだろ?3人目」
ギブ「ああ、そんな気遣ってくれんでええのに」
浅越「何言ってんだよ、友達だろ!
それで、お風呂を見てたんだけどいいのがなくってな」
ギブ「お風呂?」
浅越「そうそう。赤ちゃん専用のお風呂。」
ギブ「ベイビーズお風呂?」
SE ポン
※ ネイビーズアフロ、シルエット
V ネイビーズアフロ
浅越「何?急に英語で」
ギブ「ああ、ごめん。つい。って言うか、要らんでお風呂。」
浅越「何で?お前の方こそ気を遣うなって!」
ギブ「いや、違う違う。今回で子供3人目やけど、お前毎回お風呂くれるやん!
もう家に二つあんねん!」
浅越「何言ってんだよ。お風呂は何個あってもいいだろ」
ギブ「一個でええわ!邪魔やねん!」
浅越「そんな事ないって。使わなくなったらさ、浴槽の外側に吸盤とか付けて、壁に付けといたら物置になるし」
ギブ「無理無理!無駄や。吸盤でお風呂支えられると思う?」
浅越「無駄?」
ギブ「吸盤なんか無駄!」
SE ポン
※ ヒューマン中村、シルエット
V ヒューマン中村
浅越「そうかなー」
ギブ「まぁ、その気持ちだけで充分やから。」
浅越「うん。まぁしかし、お前に3人も子供が出来るとはねー」
ギブ「ほんまにな。お前んのとこはまだ?」
浅越「うん。まだ奥さんと2人きりがイイかなぁって」
ギブ「へぇ。仲ええなぁ。
でもやっぱり子供も出来て、家族みんなでファミレスとか楽しいで」
浅越「ファミレス?そんなのあんの?何か怖いなー」
ギブ「は?何が?」
浅越「だってまだ子供なのに、レスリングって。ケガとか心配じゃないの?」
ギブ「違う違う!ファミリーレスリングちゃうで!」
浅越「え?じゃあ?」
ギブ「ファミリーレストラン!」
SE ポン
※ ファミリーレストラン、シルエット
V ファミリーレストラン
浅越「ああ。そっちか」
ギブ「普通分かるやろ!しかし、奥下のやつ遅いなー」
浅越「そうだな。じゃ、来る前にちょっとおしっこ」
浅越、席を立つ
L C・O
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