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意外にも能動的


「君はどうしたいの?」
そう誰かに聞かれたとき、僕がどうしたいかは大体決まってることが多い。

コロナ自粛期間も3週間を過ぎた頃、僕は付き合っていた彼女から別れを告げられた。

コロナで全然会えていないあったのもあるが、
理由は「私に合わせてもらっているのがつらい。私が合わせるのもつらい。」みたいな感じ。

こういった理由の破局は人生でもう既に何回かしてきた。受け身の宿命だ。

コロナの影響で破局を余儀なくされたカップルはそう少なくないんじゃないだろうか。
Twitterで「コロナ 別れた」等と調べると、そのようなツイートがいくつか出てくる。

中には「お前コロナのせいにしてるけどその程度の関係だったんだよ」等の意見も。
僕は全員ブロックした。

別れた直後、僕はMPC2000を買い、テクニクスのターンテーブルを買い、頭を坊主にした。

それらの衝動は何にも縛られない開放感から来ていると当時は思っていたが、今考えると悲しみで空いた隙間に趣味というサンプルをアサインしていただけなのだと思う。誰がうまいこと言えと。
プァプァプァーン(心のエアホーン)

僕はどうしたいのか。何がしたいのか。
たぶん自分に都合の良いようにしたいだけだ。


 〜今日のone loop〜


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