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【No.35】育休を経験した男性社員の声

こんにちは。管理部門のIです。
連日猛暑が続きますね。
私はとにかく暑いのが苦手で、食欲もやや減退し、若干夏バテ気味なような気もしますが、そんな時こそ、ちゃんと食べて、よく眠ろうと意識して過ごしてます。(カレーを食べるとなぜか元気になるような気がします。)
皆さんも熱中症には十分にお気を付けください。

さて、QLifeは全体の4割程度が子育て中の社員、現在産育休を取得中の社員もいれば、復職して働いている社員も多くいます。
最近では男性社員でも育児休暇を取得することが増えてきました。実際に育児休暇を取得した社員の声をお伝えしたいと思います。
今回はインタビューも弊社社員に協力いただきました!!

インタビュアー:Hさん(エディター)
インタビュイー:Yさん(営業)、Rさん(エンジニア)
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 令和4年10月1日から育児・介護休業法が改訂され、新たに「産後パパ育休(出生時育児休業)制度」が創設されるなど、男性が育休を取得することについて、社会の意識が大きく変わろうとしています。実際に育休を取得したQLifeの男性社員は、どのような思いを持っているのでしょうか。ここでは、実際に育休を取得されたお二人にお話をうかがいました。

―まず、育休を取ったきっかけについて教えてください。
(Yさん)第一子のときは育休を取りませんでしたが、その時は夜泣きの対応で疲れてしまい、仕事がうまくこなせているか不安なことがありました。そのため、今回は育休をいただいて、きちんと子育てに向き合いたいと考えていました。他の男性社員で育休を取っていた方が過去にいたので、男性が育休をとること自体に抵抗はありませんでした。

(Rさん)私は結婚する前までは男性が育休を取ることについて、実はあまり良い印象がなくて、「なんだ?この制度」くらいに思っていたこともありました。ただ、今回自分の子どもが産まれるタイミングで、ちょうどYさんが育休を取っていたので、私も利用できるものは利用しようと思い育休を取ることにしました。

―男性でも育休が取れる雰囲気が、既に社内にあったのですね。
育休を取ることについて、ご家族の反応はいかがでしたか?
(Yさん)妻も「ぜひ取ってほしい」というスタンスでした。私は結局2カ月ほど休んだのですが、「もっと取れないの?」といわれるほどでした。

(Rさん)私は4カ月休みました。妻は喜んでくれましたが、両親からは「そんなに休みを取って大丈夫なの?」と心配されてしまいました。私自身も「戻って席はあるだろうか」と不安になることもありました(笑)。


―チームメンバーの反応はいかがでしたか?

(Yさん)まず、子どもが産まれることについて、上司やチームメンバーに大変喜んでもらえましたし、育休についても好意的に受け取ってもらえたようでした。

(Rさん)上司は、育休は1カ月くらいだと思っていたようで、4カ月と聞いて少し驚いていたようでした。それでも、すんなりと受け入れてもらえましたし、チームメンバーからもネガティブな反応はなかったですね。


―育休について、快く受け入れてもらえたわけですね。

実際に引継ぎを行う段階では、どのような準備をしましたか?
(Yさん)私は営業職のため、後任を決めてクライアントに挨拶をしなければならないので、育休の3カ月前には引継ぎを始めていました。チームメンバーにご負担いただきながら、思い切って進めたという感じでした。
それと、誰が見ても分かるように資料をまとめ直して、受注できそうな案件や今動いている案件については“引継ぎシート”を自作しました。この作業も結構大変でしたね。

(Rさん)私も3カ月前から引き継ぎを始めました。私の場合、入社して10年以上になるため、属人化していた業務が多岐にわたっていました。それを片っ端から洗い出してスプレッドシートに“見える化”し、これをもとに引き継いでいただく方に作業してもらい、不備をブラッシュアップしていくという作業をひたすら繰り返しました。


―それぞれの方法で、入念に育休準備を行ったのですね。
育休中は、どのように過ごしていましたか?

(Yさん)上の子の面倒をみたり、下の子のミルクをあげたり、おむつ替え、料理…というように、毎日バタバタしながら過ごしていました。育休に入る前は、「残してきた仕事で伝え漏れはないか」とか、「対応すべき事項を忘れていないか」など、不安に思うこともありましたが、蓋を開けてみればそうした問題もなく、育児に集中できました。
2カ月で戻ったとき、メンバーからは「(復帰するの)はやっ!」と言われました(笑)。夜泣きの対応もしていたので、夜もある程度寝てくれるようになる3カ月くらいまでは育休をもらってもよかったかもしれませんね。

(Rさん)夜泣き対応もしていたのは、すごいですね!私の場合は、妻が退院する日から育休にはいったのですが、子どもをお風呂に入れたり、おむつを替えたり、散歩にいったりして過ごしていました。なかなか大変で、四十肩になったりもしました(笑)。予防接種やお宮参り、お食い初めなどのイベントにもしっかり参加できたことが印象に残っています。仕事をしながらでもできることではありますが、しっかり育休をもらったことで仕事も中途半端にならずに済んでよかったと思っています。
リソースの関係で私の業務は1人の方に引き継いだので、その方の業務がパンクしてしまわないかが心配でしたが、「分からないことがあったらいつでも連絡して」と伝えていたこともあり、問題が起こることはありませんでした。育休に入って2~3カ月くらい経った頃に、週に1回ある30分程度のチームの雑談タイム(オンライン)に1度参加して近況報告をしたりもしていたので、私の場合は育休中も会社とのつながりはある状態でしたね。


―引き継いだ業務については、チームメンバーが上手くサポートしてくれたようですね。
復帰される際に、大変だったことはありましたか?

(Yさん)新規案件のキャッチアップがちょっと大変だと思ったくらいですね。もともと担当していた案件が私に戻った形なので、その他はスムーズでした。

(Rさん)私も同様で、やはり新規案件のキャッチアップが大変でしたね。業務の割り振りなどに1週間くらいかかりましたが、その後は通常通りの業務に戻れたように思います。


―育休を振り返ってみて、率直な感想をお願いします。

(Yさん)育休をとって、妻が本当に喜んでくれました。心身共に一番大変な時期に一緒にいれたことが良かったのかなと思います。子育てに参加することで、日々の業務でも、良い意味で仕事を早く終えられるように効率化を考えるようになりましたし、子どもの発熱などで急遽私が休んでも支障がでないように、常にデータなどを共有するなど、仕事の意識も変わったように思います。さまざまな意味で良い変化があると思いますので、他の方にもぜひ育休を取ってほしいと思います。

(Rさん)私も今回の件で、仕事を“見える化”することの重要性に改めて気づかされました。入社年数が長いほど属人化してしまう業務は多いと思いますので、良い気づきになったと思います。
在宅勤務なので常に家にいる状態ですが、育休をいただかなければ子育ての大変さも今ほど分からなかったかもしれません。育休に限らず、こうした休暇はチームメンバーの協力があってこそ成り立つものなので、チームメンバーには感謝しています。育休でご協力いただけたからこそ、逆の立場になったときは“お互い様”の精神で今度は自分が力になりたいと思っています。
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いかがでしたでしょうか。
もちろん、復職後も仕事と育児を両立しやすくなるよう、制度や雰囲気づくりという点においても管理部門として努めていきたいと思います。


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ご応募お待ちしております!!


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