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「ぼんやりと大きな仕組みのパレット」




「ぼんやりと大きな仕組みの中で」


緊張感と緊張感の間に

わずかな小さな穴があって

選びたくなかった言葉がこぼれる

大事な心の輝きに傷を入れてしまう

それに

がっかりしないようにしていても

それは

弱さと言われてしまうのかな

そう

ジャッジされてしまうのかな

ぼんやりと大きな仕組みの中で

食えるか 

食えないかで

決めれる仕組みの中で

行ったり来たり

行ったり来たり

優柔不断は

最弱であり

最強

もっともらしい

顔で歩いてやれ


正面の門を

通り抜けてやれ


「嫌いなものを嫌いと言える世界は 平和なのだろうか」


嫌いなものを

嫌いと言える世界は

平和なのだろうか

嫌いなものを

我慢する世界は

平和なのだろうか

世界の情報を

見ることができるのは

ただ

参考にできるという

ことだけではなく

地球レベルの理想を

みんなで

追える時代に

なったんだと思う

失ったものを

取り戻そうとしないほうがいい


新しく積み上げたほうがいい


今思うことは

それだけにしておきたい


「野放しにされているサブジェクト」



家畜されている憂鬱

放牧されているファンタジー

野放しにされているサブジェクト


ひと時の調和は七色の虹

彼の朝食はハムエッグ

記憶は砂時計のピンクの砂

謎はグラスの中で溶けていく氷

微笑みはバタフライ


自由には形がない


つかみきれない


いつまでも自由のまま


『思う』

くくるのは

自信がないからではなくて

きっと

人とは

違う角度で考えてしまうから

多分

言い切ると

嫌悪的な何かが浮かんでくることが面倒だと感じるから


「乾いた唇にはリップを塗ればいい」


弱みを見せても

弱気になるな


身を削った言葉

感覚から抜け出す


批判の雨を浴びて

反論の風を受けて


傷ついて

それでも残そうとする言葉

じっくり噛み砕いて

視線をななめに反らさないで

幸せの公式通りではなく

明日の自分を迎えに行くための言葉


弱みを見せても

弱気になるな


すりかえて

補足するな


的外れな例えはいらない

酔えないノンフィクション


乾いた唇にはリップを塗ればいい

ワインは飲めないのであれば


「何にだまされたくないと言うのだろう」



いったい

何にだまされたくないと言うのだろう


その影は見えているのだろうか

どんな形に見えるのだろうか


カテゴリーのバイブルを抱きしめて

パラシュートを広げて

大地に消えていく


荷物には何を選んでいるのか

それは自分で選んだのか


水平に見える場所に立って

地平が見える場所に立って

地図にしるしたルートを見て


いったい

何にだまされたくないと言うのだろう

自分の捉え方が

一番正しいという

ことではない

他者の捉え方と比べる中で

自分の捉え方が

自分にとって

一番気持ちがいい

ということだけなんだと思う

一番気持ちいいという感覚を

壊されたくないから

相手の捉え方を

他者の捉え方を

否定したくなる

ただ

それだけなんだと思う



#詩人のパレットQ2


オリジナル詩と音楽AI生成、イラストAI生成で遊んでいます。 YouTubeチャンネル「ポエトリーパーク910 」 https://www.youtube.com/@QioPoetryPark