「季節の始まりを知らせるパレット」
「季節の始まりを知らせる虫の鳴き声」
君の口から出てくる言葉に
まわりがついて来れないときがある
それに気づいて
君はブレーキをかける
君にとっては挑戦だったのか
衝動だったのか
ぼんやりとした共有
枯れ葉のように水面に漂って
超越という塩味が足りない
ページを開いた本の上に
手鏡を乗せて
パスタを割り箸で食う
ななめに見ているバタフライ
リンゴが落ちるのを待っている
イラストマップで見たハイキングコースで
季節の終わりを知らせる虫の鳴き声
季節の始まりを知らせる虫の鳴き声
たった今
空は晴れた
黄色に近いオレンジ
前を見てごらん
前を見てごらん
君の口から出てくる言葉に
まわりがついて来れないときがある
「優雅なレモン ささやかなミルク」
優雅なレモン
ささやかなミルク
キレイになったお皿を嫌う
その理由を教えてほしい
いつまでも壊れたお盆にこだわる
その理由を教えてほしい
君は作り笑いをしなくなって
とても幸せそうだ
優雅なレモン
ささやかなミルク
慈悲と審判の
どちらを選ぶのでしょう
昨日よりも
晴れた心で
昨日よりも
健やかな気持ちで
思い通りにならないっていうことは
思い通りに
してはいけないっていうこと
なんじゃないかな
「一瞬の芽吹きでも思いは粗末にされるべきものではない」
決断をにぶらせる雨
決断をにぶらせる雨が降ってくる
小雨で始まって
やがて
土砂降りに
やさしい あなたの心は
やさしい あなたの心は憂鬱に占領されて
扉を開ける方法を見失う
大切な場所の扉
あなたのとって大切な場所の扉
やつらとは真逆の呪文を探そう
あなたの心の中にあるはず
しまってあるところを思い出せばいい
大切な場所への強い憧れが
途絶えないように
現実に
うそぶかれないように
あなたの大切な思いを
あなた自身が
しっかりと
抱きしめてあげてほしい
思いは
命そのもの
一瞬の芽吹きでも
決して
粗末にされるべきものではないから
「私以上に あなたは やさしくなくてはいけない」
私以上に
あなたは
やさしくなくてはいけない
そういう思いを抱いていないつもりでも
そういう思いが浮遊している
君にも
僕にも
うれしいと声にするのは
自分のためではなく
誰かのため？
こぼれる笑顔は
誰かに見せるためにある？
どちらが先に表情をくずす
それは嘘を作れるほう？
それは嘘を作れないほう？
私以上に
あなたは
やさしくなくてはいけない
そういう思いを抱いていないつもりでも
そういう思いが浮遊している
君にも
僕にも
「“理解"は一時的な休息」
断定した瞬間に
その断定したことは崩れていく
何か違うものが
見えてくるようになっている
それが成長なのか
迷いなのか
それもまた
見分けがつかない
“理解"は一時的な休息なのかもしれない
そして終わりは始まり
と言いたくなるのだろう
きっと
あなたはこう思っているはず
人生の苦しみ
克服というよりはすりかえてきた
だけだったのかもしれない
あなたはこう思っているはず
悩み続けて
考え続けて
反対側の自分自身に
いつか
勝つしかないだろう
“理解"は一時的な休息なのかもしれない
オリジナル詩と音楽AI生成、イラストAI生成で遊んでいます。 YouTubeチャンネル「ポエトリーパーク910 」 https://www.youtube.com/@QioPoetryPark