「故郷があった場所を探す少年」
ひび割れた
光景を歩いて
神の声を
求める少年
今この大地にあふれる
言葉に救いはあるのだろうか
風の吹くほうへ
風の吹くほうへ
足は向く
ダメになった
レール沿いを歩いて
故郷があった場所を
探す少年
信号機が灯らない
緊急車両が音を立てている
行列に混ざって
なるべく脇見をせず
地面を踏む
家族がテントを張ってた
自動販売機が倒れていた
ヘリコプターが不穏だった
信じられない距離を歩いた
何をしたんだろう
何をしていたんだろう
少年は
ぼんやりと覚悟をするしかなかった
あの日
オリジナル詩と音楽AI生成、イラストAI生成で遊んでいます。 YouTubeチャンネル「ポエトリーパーク910 」 https://www.youtube.com/@QioPoetryPark