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「舞う花びら 足もとの花びら」



考えていることが
一つの形になって
やがて風に舞う花びらのようになって
数が増えて
手のひらに乗らなくて
掴めなくて
いちばん最後の失敗を
どうしようかと
また考える

足もとの花びらを
踏まないように
足もとの花びらを
踏まないように


花びらはまっすぐに降りてこなくて
クルクル ひらひら フワフワ

思わされるにしても

勘違いだとしても

それは

一つの心理状態

その瞬間に

浮かび上がった心理の花びら


その小さくて軽い心理状態でも

その小さくて軽い心理状態によって

展開されてしまう“事実”が

生まれることもある


表面にでてきていない

表現していない心理は

どうだろうか

それも“事実”と

呼ばれてしまうものになってしまうのだろうか


確信のある思いと裏づけのない思い

自分が認めることができる自分の思い


自分が認めることができる自分の思いは

ほんのわずかなのかもしれない


不幸を感じる

ことさえ

誰かの真似を

しているように思える


本当の意味での

叫び声を

叫ぶことが

できたことが

あるのだろうか


考えていることが
一つの形になって
やがて風に舞う花びらのようになって
数が増えて
手のひらに乗らなくて
掴めなくて
いちばん最後の失敗を
どうしようかと
また考える

足もとの花びらを
踏まないように





#舞う花びら足もとの花びら


オリジナル詩と音楽AI生成、イラストAI生成で遊んでいます。 YouTubeチャンネル「ポエトリーパーク910 」 https://www.youtube.com/@QioPoetryPark