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「ある時の心の痛みのカルテ」


老いた人が庭いじりをするように
心をていねいに探っている

うまく咲いた花と
うまく咲かなかった花を
映像に浮かべている

過去を振り返って
クヨクヨしているわけではない

反省しているわけでもない

とりなしをしているのだ


その心の痛みが
自分の経験より重くても
自分の経験より軽くても
ほぼ同じだとしても

誰かの心に近づくと
自分の心に中に
魔物が住み始める


経験があるから
わかってあげられると
過信しないほうがいい

愛の手を
差し伸べているようでも
愛の手にはならない
こともあるから

救うという意志を持ったとき
人間社会のシステムに打ち勝つ内容を持つことが要求される
人間が存在するべき理由との対立になる


本来の感情ではない感情を作ってしまって
マリオネットなジャーナリズムに敗北するな

ソース(情報もと)の選択をミスするな
命綱を間違えるな

条件が揃っている人のように生きられないなら
条件が揃っていない生き方で現状をすり抜けるしかない


逃れるタイミングも
ブレスするタイミングも
自由であるときは
その自由を活かすしかない


配慮はしても遠慮はするな
有利な生き方はできなくても
不利な生き方はしなくていいい

最善とは何か
最適とは何か
優先とは何か
共存とは何か

誰かを大切にするというのは
自分の利益を守れということではない
自分を大切にするというのは
自分の利益を守れということではない

ある時の心の痛みのカルテ
ある時の心の痛みのカルテ



過去を振り返って
クヨクヨしているわけではない


とりなしをしているのだ


あのときのあれは
こういう意味があったんだなと


1つの場面に

名前をつけるような作業……



#くちばしに咥えられていた手紙2


オリジナル詩と音楽AI生成、イラストAI生成で遊んでいます。 YouTubeチャンネル「ポエトリーパーク910 」 https://www.youtube.com/@QioPoetryPark